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2021年7月 2日 (金)

佐助デルタガンダム

SDのワールドヒーローズシリーズ。定価は税込み660円。発売は6/19。ほぼほぼ最新キット。

 夜から作り始めて、次の日の休日も結構使って、合計12時間も掛かってようやっと完成。

・合わせ目→一切消してない

・ゲート処理→ランナー一発カット

・トップコート→してない

・デカール→貼ってない

・肉抜き穴<死ぬほどある は埋めない

全てやってる人からしたらどんだけ手抜きなんだよって話だろうけど、普段SDを作ったことがない人、特に最近のHGやMG、RGを作り慣れてる人からしたら、

 このキット、マスキング地獄かよ、、、

※僕はマスキングもしていませんが!

とにかく塗り分けが異常に多い。てか、MSというのは概ね出展があるわけで、原作のアニメは、動画を描く手間の問題もあって、そこまでハイディティールに描かれにくい。あと、左右被対象なのも、作中で「融通が利きにくい」のでほとんど無いし、
※僕の記憶にある左右被対象って、エルガイムのカルバリーテンプルとオージくらい。あとなんかあったっけ?

つまり、「原作の無いプラモだからこそ、無茶なディティールを織り込める」。また、一見SD=子供向け商材ということで、

・価格がボリュームの割に安い
※先日作ったガンキャノンの半額。ガンキャノンは箱スカスカだったけど、佐助はパンパン

・シールでイメージ再現

・クリアパーツでちょっと豪華に

つまり、「塗らずに作ってもそれなりに楽しめますよ」オーラを醸しだしているのだけど、

 いやいやどうして。これを全て塗ろうと思ったら、マジで地獄が待ってる。

目はシールにして、クリアパーツは塗らないとしても、全てのファイアーパターンがモールドになってるわけじゃないし、クリアパーツと同色扱いの箇所でもクリアになってないところとか、設定上は「外れて武器になるんだろうな~でも外れない」二丁の鎌のモールドとか、

 旧キットを別にしたら、ここまで塗り分けを要求してくるキットとか、、、

 あったんだ!

って感じで、軽いカルチャーショックを受けた。てか、「アーティファクト」と呼ばれる単色の食玩や、ガンダムベース限定で色が真っ白なキットとかも出てきてはいるけど、そう言った「大人向け」の商材と違って、「元は子供向け」ゆえのギャップ?

 信じられないくらい大変だった。

一応順序としては、

・ベースを塗る※ブルーFS。つまり濃紺

・エナメルシルバー模様を描く

 ※ここでマラサイの時は失敗部分を溶剤で拭き取ろうとして全く拭き取れなかったので、、、

・エナメルフラットブラックで失敗箇所を塗りつぶす

・アクリルクリアレッドを模様に重ねる
※多少のハミ出しは気にしない

ファイアパターンがあるのは濃紺の部分だけなので、言ってしまえば「ほぼ黒」。フラットブラックのリタッチなら、そんなには目立たないだろうな、と。

実際かなりイメージ通りにコトは進んでいったのだけど、

 アクリルのクリアレッドがあまりにも古くて、薄めても薄めても濃い。

「糸を引く」と言う表現で通じるのかわからないけど、とにかく塗りづらかった。つまりムラだらけ。

 でもまぁあんま気にしない。こっからカラーを買いに行くとかあり得ないし、買い直したところでキレイに塗れる保障もないし。

部分的にはマスキングした方がいいだろうな~ってところも確かになくはない。でも、

 面倒だし!

と言う至極当然の理由により、「ノーマスキングマイプラモ」でGOサイン。

全体の8割くらい?が極細面相筆というハードワークで、どうにかこうにか模様も描き、塗り分けもし、

 乾いてるか乾いてないかわからないレベルのギリギリのタイミングで組み立て。

・・・たぶん乾いてない。だって「エナメル+アクリル」だもの。

出来上がった感想は、、、

 かっこ悪くはない、でもそれより何より疲れた。

二度と作りたくないと言うほど気に入らないわけじゃない。例えば、、、

・手のモールドが素晴らしい

・関節がそこそこ硬くて保持がいい

・塗り分けも出来ると楽しい

たぶん、何が気に要らなかったかと言えば、、、

・一部を除いて元々の配色で塗ってしまった

・クリアブルー部分を塗装しなかった

この二つ。完全にオリジナルなカラーにする選択肢も当然あったのだけど、どう見てもファイアパターンにしか見えない部分を他の色にするのもキツかったし、そもそもこの色目がかっこよくて買ったわけだし。

クリアブルーの部分は、シルバー+クリアブルーで塗装しても良かったかも知れないけど、「インナーパーツゆえにクリアランスが全く無い」組み立てだったので、こっちはこっちで厳しい状態。てか塗ってる人はヤスリで少し削って塗ってるんだろうな~。大変だわ。

一応イメージしていた背景もあったのだけど、屋内撮影ではプラモの方がイメージ通りとは行かず、別の背景をネットで探してデジラマ完成。

 個人的にはかなりしっくり出来たと自己満足。
※デジラマの作成時間は1時間くらいかな

果たしてこれがいいねを貰えるのかどうかはわからないけど、

・塗装
・組み立て
・スミイレ
・デジラマ

全部で14時間くらいは、購入価格504円で楽しませて貰えたとも思うし、
※デジラマはまだ作る予定

なかなかに濃密な時間だったとは思った。疲れたけど!てか、

 作ったこと(塗って作ったこと)がない人に是非やってもらいたい。そうすれば僕の作品の大変さがきっとわかると思う。

てかこれより小さくて細かいアーティファクトをスゲェキレイに仕上げる人、マジスゲェわ。絶対無理。

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