傑作が一日に二つも出来た!
傑作とはつまりはデジラマの話なのだけど、プラモと違って一つ作るのにそれほど時間は掛からない。短いものなら30分程度だし、概ね1時間半くらいで作れたりする「お手軽な娯楽」なのだけど、
昨日のは、3時間半近く掛かってヘトヘトになった。
途中何度も「折れちゃいそうだな~」って感じになり、それでもめげずにちょっとずつ続けては「ふぅ~」と長い吐息。単純な手間がかなり掛かる感じで、
ぶっちゃけ金網のトリミングなんて目じゃないくらい疲れた。
あんなのは同じことの繰り返しなので、全然大変じゃないのだ。
てか、今回の「朽ちたガンダム」は、つまりは以前作った「迷彩アッガイ」の派生形であり、ガンダムヘッドの「色味の境目」ごとにトリミングして、それを別のコケとかサビとかの廃車画像からコピペしていくというもの。
重要なのは「パーツごと」ではなく「色の境目ごと」なので、例えば「角が面取りされた頭頂部のパーツ」などは、それひとつで5つも6つも別々にトリミングするハメになり、
相当面倒。マジ面倒。
てか、その手間を丸々プラモに傾注させれば、結構なモノが出来上がるんじゃないの?って気になるほどなのだけど、
暑くて窓開けたくないし。
ともかく、頭の下の方は土に埋めて、首はさび付いた「機関車の基部」や「パイプ」をデコレートし、頭のバルカンも「機関車のヘッドライト」を切り貼りしたり、
自分設定で「ガンダリウム合金の部分にはコケが生えない」
などという勝手な設定に基づいて、赤いところと角のトコロだけコケを生やしたり、
※主な白い部分をサビのひび割れに
フロントガラスをコピーしてメインカメラシールドにしたり。
※あくまで雰囲気
もちろん地面には草を手前にトリミングして貼り付けるのだけど、今回のポイントは、
元画像の解像度が高かったので、トリミング時にあまりボカさかなくてもしっくりとハマった。
見た感じの違和感が少なく済んだ。やっぱ解像度は重要だ。
一応出来上がったあとも数回微調整して、これまでの作品の中でも5本指に入るくらいの高い自己満足を得ることが出来た。プラモもそうだと思うけど、
自己満足こそが正義なのだ※断言
誰に文句を言われようと、誰も評価してくれなかろうと、自分が「やってやったぜ!」と口元に笑みを浮かべることが出来さえすれば、それが何より重要で、
そのためにがんばるのだ。
いやホント、もし自分で本にしようと思ったら、これが表紙になるレベルの自己満足作品が出来たわ。
疲れた甲斐があった。がんばった甲斐があったわ。
・・・
もう一作も以前「デジラマ案」に書いていた「指を一本立ててるポーズ」。
これも難産と言えば難産だった。
「朽ちたガンダム」ほど実時間は掛かってないけど、写真撮影で「指」を太陽の位置を気にしながら、
クルクル体勢を回しながら相当な枚数を撮影。
※平手と握り手をそれぞれ
PCで確認したとき意外とフィットするのが少なくてヒヤリとしつつ、上半身が入る感じで一応作ってみた。
・・・微妙
何とも言えない物足りなさ。一言で言えば「かっこ悪い」。白い雲と青い空をバックにしてるけど、「しっくり来てない」感じ。以前は接地と角度でしっくりしなかったけど、
単純にかっこわるくてしっくりしない。
久々お蔵入りネタになるかなぁと思ったのだけど、休みだったこともあってもっかい全身を入れてこれまた相当な枚数を撮ってみた。
そしたら、、、
スゲェイイ感じの写真が一枚だけあった!
なんだろね、写真って撮ってる時から最高だってのが撮れるもんじゃないと思う。特に風景とか電車みたいな大きなモノは別として、人物とかプラモみたいな「角度によって全然善し悪しが変わる」タイプの被写体の場合は、
闇雲に撮ってその中でグッと来る一枚があればラッキー
みたいな。プロカメラマンだって数千枚撮ってそこから選りすぐっていくわけだし。
イイ感じの写真とはどんな写真か。デジラマにする前提になってしまうけど、
イイ感じの写真とは、「その被写体の向こうに背景が見える」写真だ。
イイ感じの背景にもまた同じように「ガンダムが見える」。アムロ風に言えば、
「見える!」
※cv古谷徹
もうその背景とそのプラモの写真があれば、
勝ち確定なのだ。
特に色調補正もせず、指だけは前回作ったものを転用。あと、
指の背景が「青空」だったのを「雲を広げて」、「白地に黒い指が映える」ように。
水田の写真だったので、足元を反射させたり少し埋めたりして、
ハイ出来上がり。
PCでの加工時間はたぶん1時間くらいだったと思う
※指を入れても1時間半くらい
なのにこのかっこよさたるや、、、筆舌に尽くしがたい!
思わずnori君に電話をして、「今すぐLINE見てくれ!」と。
最初のリアクションは大したこと無かったのだけど、しばらーく見ながら話してたら、
「いやーーかっこいいわ。うんかっこいい。ガンダムってあらためてかっこいいわ」
と言って貰えて、あまつさえ、
「ヘタしたらこれが一番かも知れない」
※過去のデジラマ全ての中で
まで。いやいや、でも僕自身も「そのくらい気に入ってる」。
時節がらオリンピック、金メダルを意識した「№1」のポーズ。青い空と白い雲に映えるガンダムの立ち姿。背景との馴染みも間違いないレベルで、
かっこいいわ。マジで。
ホントはこれを「100作目」にしたいくらいかっこよかったのだけど、残念ながらストックがないのでそこまでは引っ張れない。たぶん明日(8/6)の夜にはアップすることになると思う。
何にしても、自分がかっこいいと思える「満足出来る一枚」が一日に2つも出来た。
思ったのは、
やっぱ「かっこいいは正義」「自己満足至上主義」ってことだな!
くーインスタやってない人にも見て貰いたい!てか、貼ればいいんだけどな。これが意外と面倒でな。
・・・
ストックがやばめ。何か作らないと。どうしようイマジネーションが湧いてこない。満足度が高いのを作ったと言う事は、つまりは、
満足しちゃった
ってことでもある。現在96作。残り4つ、何とかしたい。何とかしなければ。
ちなみに100まで行ったら、インスタの更新は手抜きさせてもらう予定。自分がお気に入りのヤツを再投稿したり、エフェクトだけ変えて投稿したり、デジラマじゃない文章を投稿したり、デジラマ制作動画に挑戦してみたり。
てか、冷静に考えて貰えばわかると思うけど、
「ジオラマ100個作ってる人」ってそう居ないからね。
そんなにネタとか無いんだよ。まぁプラモを量産してる人は違うのかもだけど!
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