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2021年9月11日 (土)

デジラマ~スランプ?その2~

昨日の続き。ちなみに、このあとredさんの新作「ウイングゼロガンダムverKa」をデジラマにする話をする予定なのだけど、

 まさかのピンク使い。

印象としてなかなかインパクトがあり、僕なら絶対使わない色ではあったけど、

 色調補正でピンクがどう化けるのかちょっと楽しみでもあったり。

普段使わない色は、結果として新鮮味を高める効果がある、、、と思う。あと、

 ウイングガンダムは「飛んでて違和感がないガンダム」の頂点と言っても良い。

いいねは伸びなかったけど、ゼロカスタムは僕の中でも大のお気に入りだし、実を言うと2、3日前に「これ、飛ぶ系が似合う背景だな」と思った写真も手に入れている。

 もちろんどの写真だったか覚えてないがな!

まぁ気楽に行こう。どのみちいいねしてくれる人はしてくれるし、フォローを解除する人は解除しちゃうのだ。

●晴れの日のドム

以前アップした「№1」のガンダムの時にいくつか撮った写真と、以前撮ったドムの写真つまり、どちらも自前の素材を使って何か作れないかと模索しつつ作成。

ガードレール越しとか、アングルが少し斜めに傾いてるとか、それなりに雰囲気は悪くなかったのだけど、、、

 完成後あらためて見て、、、

 「ち、ちっせぇ!」

僕のイチモツの話ではない。それはそれでBigBiggerBigest!ってわけでもないが、

 どうひいき目に見ても10m無い、、、<ドムの話だぜ?

これは恥ずかしい。これは恥ずかしい失敗を冒してしまうところだった。危ない危ない。

 でもせっかくトリミングしたし、地面も影とか草薄くしたりとかしたし、、、

でもさすがに10mを18mにするのは難しいし、そもそもそんなことしたら、

・ガードレールより離さなきゃならないから、トリミングした意味もなくなるし、接地が破綻する
→距離が離れることでプラモへの視点も変わるから

・ドムが画面からハミ出してしまう

・・・待てよ、、、いっそのことハミ出してもいいか。ハミ出しチャンピオン!何が?

試しに少し大きくして画面からハミ出させてみたら、

 実際の大きさはたぶん13、4mにしかなってないのだけど、画面からハミ出してることで「身長の違和感以上に頭が映ってない違和感が出て」、画面が傾いてることも手伝って、

 そこそこ見られるようになったような気がしないでもないと誰かオレを慰めてくれ!

最後フィルターもかなり熟考しつつ、何とかフィニッシュ。これに大きさを突っ込んでくれる人は、なかなか居ないだろうな。

 てか、過去いろんなガンプラの作例写真、ジオラマ写真が作られてきたけど、

 「後ろ姿でもないのに顔が映ってないドム」※完成写真で

はこれが初めてなのではないだろうか。

 こういう新鮮さは嫌いではない。

●荒波のゴッグ

イイ感じの暗い波の写真があったので、それの向こうにゴッグを配置。ホントはもちっといいポーズが望ましかったけど、O澤氏にリクエストするのが面倒だったので、

 ガンダムハンマーを握ってる、、、ところが絶妙に隠れる写真をチョイス。

しかしどうにも、、、。波が大きかった=距離が近い=ゴッグが小さく見えてしまう。

これはさすがにお蔵入りかなぁ。イヤだなぁお蔵入り、、、と凹んで、さらにモチベもダウンしていたのだけど、

 一日経ってやっぱりお蔵入りはイヤだから、何とかしたい。

で、「漁船」で検索し、相当な枚数をチェックした果てに、何とかそれっぽい1枚をゲット。

 つってもそれは写真じゃなくて「絵」だったかも知れないけど、、、

パッと見あんまわからないからいいか、と。出来上がったデジラマを見て、

 「この船って絵ですよね?」

と言ってくる人がもし居たとしたら、金一封でもお送りしたいほどだ。中はチャリ銭だがな!

さらに、友人との会話で閃いた「ゴッグの手前に霧を重ねてしまえば、より距離が出て、ただ明度を上げるよりはリアリティが増すのでは」を実践。

最後の色調補正にやや苦労しつつも、どうにかこうにか「それっぽくて新鮮味のあるデジラマ」になった気がする。てか、

 船をまともにトリミングしたの初めてだったけど、ロープとかチェーンとか多くて、相当面倒だった。

だがしかし、「面倒な作業」というのは、得てして「効果的」なことを僕は知っている。まさか金網を針金一本ずつトリミングするとは誰も思わないように、

 船のロープや窓枠をトリミングしたことで、イイ感じな「馴染ませ」が出来たと思うのだよな。

●ジムキャノン2体

O澤氏の新作ジムキャノンは、HGに旧キットのパーツをミキシングしたなかなかなプロポーションの、

 地味なサンドカラーのジムキャノン。

氏が、「指さしポーズ」を作ったので、それをそのまま「旧MSVジムキャノンのパッケージ写真」のようにしてみようかと思いつつ、ポーズをリクエストし、LINEに写真が届く。

O澤氏も慣れたもので、「ピントがずれてるところは個々にフォーカスして別撮り」もしてくれている。さすがである。

で、背景を物色。最初は雪山のイメージだったので、

 サンドカラーを色調補正して白にしちゃおう

と思っていたのだけど、これがなかなか「接地が合う背景がない」。ジムのパッケージアートには2体が描かれていて、向かって右が直立で指さし、左が上半身で左側に見切れてるものだったのだけど、

 立ってる方の「足の段差」が結構きつくて、それに合う雪山が一つも見つからず。

最近あまり接地を真剣にやってなかったので、久々そこは妥協せずに、と再度探索。結果、、

 普通の山岳地帯&流れる川の写真が、何とか「立ちそう」だと。

チンチンの話じゃないぞ?ジムキャノンの話。で、それなりに紆余曲折を経て、
※パケでは重なってるけど、実際に重ねると何が何だかわからなくなったので横にズラしてみたり、パケではかなり下の方にズレてるけど、「実際にそこに立つ為には」二体の間に「地形的な大きな段差が必要」だとわかったりして、その辺りを踏まえて位置決め

 何とか形になったのだけど、、、

 最初の写真からあった「プラモっぽさ」がどうにも拭いきれない。

言えば撮り直してはくれるだろうけど、天気を操作する機能はO澤氏には無いし、タイミングもなかなか待てない。僕はクリエイターであり監督でもあるけど、キャストの都合を最優先に考えられない人間なのだ。

 やるならすぐやる。やらないならやらない。

てかそう考えると、フォロワーさんでコラボさせて戴いた方は結構みんなせっかちが多かったのだなぁとも思う。すぐやるもんな。てか、O澤氏が、

 夜8時就寝、朝3時起床ってのがそもそもどうかしてるんだけど!
 ※人のライフサイクルに文句言うもんじゃありません!「朝5時半に作業してLINEを送り付けてるくせに!

ともかく、どうにもプラモっぽさが拭えなかったので、最初フィルターでかなりきつめにエフェクトを掛けてごまかしてみた。それで一回見せたりもしたのだけど、

 その後数時間を経て、さらにもう一枚そのフィルターに重ねて「追いフィルター」。

正直「デジラマ」でも「写真」でも「絵」でもないような、、、
 
 強いて言えば「絵」が一番近いか。

何とも言えない作品が出来上がったけど、最初の時よりは良くなったと信じたいぜ。

・・・

それなりの溜飲の下がる出来に辿り付けれれば、それはそれで楽しいし、やってよかったと思える。問題はそこにどうたどり着くか。

一時期はガンダムばかりじゃどうなの?と思ってた頃もあるけど、今はむしろ「半分はアンリーシュドガンダムでいい」とすら思っている。「スカイダイビング」や「夜の秋葉原」のように、同じ被写体でも全く違う見た目にすることはいくらでも出来るし、

 誰も見たことがないリアルは、あの(アンリーシュドの)中に、まだまだいっぱい詰まっていると思うから。

コラボはコラボの楽しさがあるから、心がビビビと震えた場合はお願いしたいとも思うけど、基本は自分発信じゃないとダメだと痛感した。「これをデジラマにして」と言うのは、お金を貰って仕事をするプロならば喜んでやるだろうし、その上で最低限のクオリティも維持して当然だとは思うけど、

 僕は僕の楽しいの為にやっている。

完成に満足が見えなければ、例え写真を撮り直して貰ったとしても、そこで中座して諦めることも、きっちり視野に入れておきたいと思うのだ。でなければ、

 誰も得しない一枚が作られてしまうだけだからな。

てか「誰も」じゃなくて「オレが」か。先方はそれなりにいいねやコメントを貰えて、さらに作ってもらって嬉しいがあるかも知れないし。まぁ不満も平行してあるのが普通だとは思うけど。

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あーーーーこないだ中座したままの「水中ガンダム」が作りたい!でもイメージが膨らまないしやり方が見えない!一応「200作目」までに一つは「極めて自分の満足度が高い作品」を作りたいと思ってるのだけどな~。

 てか、プラモ、全然作ってないけどダイジョブか?

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