ゲームの話
昨日昔自分が作った「ゲームのイントロクイズ」をやってみて、しみじみと嗚呼シミジミと、
当時は本当に面白かったなぁ
と懐かしい気持ちになった。「懐かしい」とは、「連綿と続かない感覚」だ。当時から「途切れてしまった楽しさ」だからこそ、懐かしく感じてしまったのだ。
何と嘆かわしいことか。
ハタチそこそこの頃までは、いろんなゲームがいつでも遊べる環境を構築していた。セレクター数台を繋げて、ステレオからも音声が気持ちよく出力されるような。ピーク時などはサラウンドスピーカーまで、
家賃月額9000円の古びた町営住宅に設置して
ゲームを思う存分楽しんでいた。
時が経ちエミュレータに手を染めていた頃は、
※今はやってないです念のため20年くらい前の話
持ってるゲームの多くがPCで動く環境を構築。これを機にほぼ全てのROMゲームおよびゲーム機は押し入れの中にしまい込まれた。
ハードが変わり、テレビが変わり、接続や音声や、その他諸々ほぼ全ての環境が変わってしまって、さらにこちらの中の記憶もHDMIの精緻な高画質をデフォルトとして上書きされた現行において、昔のコンポジット接続の画面は、とてもじゃないがぼやけて汚くて見られない、そんな変化に至ってしまった。
懐かしいゲーム音楽と共に、過去は過去になってしまったことを痛感した。
そんな中、特に「また遊びたい」と思ったものに触れてみる。たぶん遊ぶことは無いのだろうけど、、。
・伝説のオウガバトル
絶対クリア出来ない。それどころか1面すら怪しいかも知れないけど、音楽を聴く為だけにプレイしたい気持ちもある。「Find out」とか言われたい!
タクティクスオウガに関しては、ファイナルファンタジータクティクスやディスガイア系に系譜が受け継がれたけど、伝オウガは続編らしい続編がほとんどない。
※無いわけじゃないけどつまんなかった>ネオジオポケットカラーゼノビアの皇子
初代だけが歴史に刻まれた唯一のタイトルなんだよな。
・マリオペイント
そもそもスーファミ用のマウスが動くとは思えないので、やるなら勢いエミュになってしまいそうだけど、あの何とも言えない世界観をまた覗いてみたくなった。
方向性としてはマリオメーカーにそのDNAは受け継がれたと思う。でもやっぱりマリオペイントが良かったんだよな。てか、
なんでDSで焼き直されなかったのかがわからない。
「お絵かき教室」みたいなしゃらくさいのは出たけど、僕が遊びたかったのはそんな本格志向のじゃなくて、ハエたたきとかウッホウッホ言ってる子供向けのマリペなんだよな。
・MOTHER3
クリアしてないことがこれほど重くのしかかってるのも少ない。環境的にはDSやアドバンスで遊べるソフトなので、「ゲームが見つかれば」遊べる。電池は、、、残ってるんだろうか。
長男がクリアして大層面白かったと言われまくったんだよな~。今こそクリアする時なのかも知れない。てか話とか全く覚えてないし!でも途中で止めちゃったってことは、つまりストレスフルだったってことなのかも。当時でそうなら今はさらに厳しいのかも、、。
・ソロモンの鍵
クリア出来てない。でも相当面白かった記憶があるし、アクションパズルは存外今遊んでも楽しめる数少ないジャンルだと思う。ただ、操作性があまりよろしくなかったので、
※斜め入力が不可欠
もし遊ぶとしてもその辺がクリアされてないとかな~。てかSteamにありそうでないんだよな。
・ジーザス
他のタイトルと比べてさらにハードルが高い一本。オリジナルの88版を遊ぼうと思っても、エミュレータのROMは破損していたとイントロクイズに書いてあったし、EGGプロジェクトにも無かった気がする。でも聴きたいのはオリジナルのBGMなんだよな。てかYoutubeとかに全プレイ動画とかあるかな。
・ゼビウスファードラウトサーガ
PCエンジンミニに入ってなかったのがとても残念な1本。初代ゼビウスのファミコン版は、今遊ぶとかなり味気なく、かつ当時しこたま遊んだ分だけ「飽きてたり」するのだけど、PCエンジン版はほぼほぼ記憶になく、でも絵もキレイでゲーム性も豊かになってた気がする。遊びたいなぁ。
・エストポリス伝記2
いつ遊んでもグルベリックで止まって、
※ドラクエのカジノで足止めされるが如く
クリアまで遊んだのはたぶん当時のみ。
難度も高く、でもスゲェ面白く、もしFFのように上手く時代に順応出来ていたら、きっととんでもない大傑作に成長していっただろうなぁと思う。FFのドラマ性と、ドラクエの遊びやすさと、ゼルダの謎解きと、ポケモンのモンスター育成など、イイトコ取りにさらに恋愛要素まで組み込んだ、「スーパーゲーム」だったんだよ。
惜しいのは記憶に残るようなメインテーマじゃなかったことと、
開発のネバーランドカンパニーがもう無くなってしまったこと。
・ファミコン探偵倶楽部
いつ遊んでも楽しめる傑作。消えた後継者でもうしろに立つ少女でもどっちでもいい。どっちも遊びたい。
任天堂のアドベンチャーは、他に「鬼ヶ島」「遊遊記」「マーヴェラス」と、あとSFのと、「ぼくのなつやすみ」みたいなタイトルのがあった記憶。
※調べた。「はじまりの森」だった
鬼ヶ島と遊遊記は難しすぎて無理だったけど、今ならネットで答えを探しながらサクサク進めていけるのかも。
実機で遊ぶのは不可能だけど、世界レベルで「かなり後期まで遊べる環境を維持して居た人」のひとりだったと思うな~。「その年でディスクの書き換えが終了」って年に、いろいろ書き換えて貰ったりしたからな。
・カエルの為に鐘は鳴る
今思えばなんで思い出せなかったのかわからないくらい好きなゲームだったな~。1日でクリアしたくらい簡単で、でも面白かった。GBだから何とか遊べるかも知れないなぁ。ソフトが見つかれば、、、。
・・・
PCエンジンミニとメガドライブミニで遊べるものはこの中には無いのだけど、昔のゲームに触れる懐かしさは、この二つのハードで満たせるかも知れない。
Steamにはスーファミレベル、ファミコンレベルのグラフィックで作られた最新のタイトルがいくつもリリースされているし、その完成度は本当に高いものもきっとあるのだろうけど、「懐かしさ」というスパイス、当時刷り込まれたBGMに乗せて遊ぶと言う「プライスレスな部分」はなかなか難しいよな、って思う。
ゲームの分岐点ってどこだったんだろ。中古市場よりマジコン?でも本当に僕が遊ばなくなったのはもっとあとなんだよな。
ニヤニヤしながらゲームしたいわ。今更ながら。
※ゼルダBOW以来してない気がする
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