007 NO TIME TO DIE
ダニエル・クレイグボンドの最終作であることと、
むちゃくちゃCM見たこと
くらいの情報量で見に行った。
てか僕はそこまで007が好きじゃないというか、「テレビ(もしくはDVD)でいいや」って人なのだけど、
※ロジャー・ムーアの頃は何度か映画館に足を運んだりもしたけど
ぶっちゃけ映画館に行く気は全然無かった。ただ、
あまりにもインスタでCMが流れまくるので、
何となくそんな気になってしまい、おもむろに調べてみたら、
7番でやってる。
映画の話をするときはほぼ触れているけど、念のため説明すると、
最寄りのシネコンで最も大きなスクリーンがイオンシネマの7番スクリーンなのだ。
僕はそこの「G16」で見るのが定位置というか、基本なのだ。まぁそれはともかく。ちなみに今日は僕を入れて4人しか居なかった。
赤字だろうな~
まぁしょうがない僕がどうこう出来る話でもないし。
あ、今日は割とダラダラ書いていきます。映画の感想も書くけど、それだけが読みたい人には向かないかも。
上映時間が20時ジャストからで、仕事が19時半までだったので、晩飯を食う時間はほぼ無いだろうと言うことで、事前におにぎりとコロッケを食し、ちょい早めに店を閉めて直行。そんなに飛ばしていったつもりはなかったのだけど、
40分くらいに着いちゃって逆に手持ちぶさたに。
入る前に「上着忘れた」と思い、おもむろに店員さんに「寒い?」と訊いてみた。「大丈夫だと思いますよ」と言われ、念のためにコートを取りに車に行くか迷ったのだけど、「ホントに寒くない?」と念を押してなお「大丈夫だと思います」と言われたので、そのままチェックイン。
ほらみろ寒いじゃねぇか。
やはり人を信じてはダメだ。「絶対に信じてはダメ」なのだ。人を信じると裏切られたときに「損をするのは自分」なのだ。信じずに上着を取りに行っていれば、「損せずに済んだ」のに。自分の責任で動かなければダメなのだ。人をあてにしては。
「いつもより少し高めに設定してもらえます?」
まで言って上映スクリーンに入ったのに、まんまと前回と同様に寒かった。前回は真夏だったので上着を持って入ったのだけど、秋になっても全然寒かった。まぁこれでひとつ賢くはなった。
映画館は絶対寒いから、上着が不可欠であること。人を頼ってはダメだと言うこと。
日々学習だ。トイレもギリギリまでひっぱって行ったので、その辺は問題なし。
●予告
CUBEというジャパニーズサスペンスのCMが二回ほど。つまらなくはないかも知れないけど、あの俳優が嫌いなので見に行かない。
「燃えよ剣」は岡田准一くん。ハッキリ言ってここでCM見るまで、
高橋留美子の作品だと思ってた
そしたら司馬遼太郎だったかな、全然違うヤツ。高橋留美子も原作がそっちだったのかも知れないけど、
なかなか面白そう。
エンターテインメント寄りに仕上げるのか、史実に則して作るのかは、監督とかプロデューサーのさじ加減だと思うのだけど、
単純に岡田准一の「土方歳三感」が強くて、普通にワクワクした。
でも当然見に行く可能性は無い。別段歴史とか、、そもそも邦画はまず行かないのだ。アニメを除いて。
他は、「アイスロード」だったかな、リーアム・ニーソンのサスペンス。なんか救助に行くのに今にも割れそうな氷の上を疾走して行かなきゃならないらしく、
CMを見る限り、「もっと軽い車両に分散すりゃいいのに」と思わずには居られなかった、、、けど、
面白そう。
覚えてたら見に行く可能性も無くはない。あと「DUNE砂の惑星」。以前ルーク・スカイウォーカーの中の人マーク・ハミルが主演で映画化されたモノのリメイクかなぁと思うのだけど、
※タイトルも全く同じだし
SFXの質が高そうで、
スターウォーズやスタートレック以外でここまでお金掛けて作るとは、本気だな!
って感じこちらはもう次の金曜くらいから始まる。気持ちが乗れば初日に行くかな。
他は特にフックするモノも無し。
●ネタバレ無しの感想
今から感想かよって感じだけど、ぶっちゃけ「強いネタバレではないけど、僕が逆の立場だったら知っておきたいこと」は書いてしまう。なので、絶対的に何一つネタバレをして欲しくない人でまだ見に行って無くて、絶対見に行く、と言う人はここで読むのを止めてくれたまえ。ストーリーの重要なところとかのネタバレではないよ。
・こけおどしが2回
「こけおどし」とはいきなり大きな音が鳴る演出のこと。007にいつもあったか、もしくは無かったかあまり覚えてないけど、「無さそう」と思って油断してたので相当ビックリした。ハッキリ言って邪魔。
・スタッフロールの後に何かあるか
メッセージが1行あるだけ。それを読みたいなら最後まで見ているしかない。逆に言えば気にならないなら、
映画を見に行って、スタッフロールになったら席を立ち、その後僕のネタバレ感想を読めばいい。
ネタバレ感想にその1行も書いておくので。動画とか静止画とかは一切無い。
ちなみに僕個人としては、その一行を読んでおきたいかどうでもいいかと言われたら、「読んでおきたい」と思ったので、がまんして最後まで見てもイイと思う。
・日本語訳は戸田奈津子
久々見た。でもさすが安定してる。違和感はなかったと思う。まぁ話がわかりにくいのは彼女のせいじゃないし。
・ボンドガールが二人とも超最高
メインはレア・セドゥ。記憶力が破綻しているので、ついさっき「スペクターでもボンドガールだった」と知るまでは、前作に出てたことは完全に忘れ去っていたのだけど、
メチャ魅力的。
最初見た時「どっかで見たことある顔だなぁ」と。ああ誰かに似てる誰に似てるんだろ、ああええっと、、、あ!
サビーヌ・モローに似てる!!てかその人だわ!!
※サビーヌ・モローは「ミッションインポッシブルゴーストプロトコル」に出てきた殺し屋の名前。役者の名前は忘れても、役名だけなぜか記憶にすり込まれてしまった希有な例。他には「エマじゃない方の実写版美女と野獣」でベルもやってる
もうひとりは「ベッキー」に似てるなぁと思ってた色っぽいドレスで殺陣を見せてくれたかわいこちゃん。OPのキャストに「アナ・デ・アルマス」の名前を見つけていたので、
見つけてすぐ「記憶の糸が繋がった」。
ノックノックでおっぱい見せてくれた人。ブレードランナー2049でもカワイイ役所だったし、
日本人が好きそうな顔。
とにかく、二人とも超僕好みの女優だったので、その時点でもう満足してた。
ちなみにレア・セドゥは絶対イメ検しちゃダメ。「これのどこが!?」って感じになるだけだから。劇中の彼女の魅力を100とするなら、静止画の魅力は、
マイナス10000くらいだから!
・今回の悪玉は「フレディマーキュリー」だった人!
CMにも出てるのでネタバレじゃないと思うけど、映画を見始めてしばらくして、
あ!フレディの人だ!
妙にスッキリした。てか今回は自分の知識下にある俳優さんが結構居て、見ていて居心地が良かった。自分の庭のよう?
・クリス評価は、★★★かな~
合格ではあるのだけど、何つか飛び抜けて面白かったーー!って言える感じじゃない。映画館に行って損したってこともないし、長尺(163分)をモノともしない、、、てかスペクターもそこそこ長かった(148分)ので、今回も長いであろう事はわかってたっちゃわかってたのだけど、
別段間延びもせず気持ち良く見ることが出来た。
てか2時間43分って考えるとかなり長いな。
007の映画としては、スペクターほど軽くない印象で、かと言って慰めの報酬とかほど重くもない。僕は軽くて、最後にヒロインとキスしてるところにお邪魔な通信が入って切る、みたいな流れが好きなので、そう言う意味ではもちっと軽い方が良かったとは思うけど、十分ダニエルのかっこいいところは出てたし、メカとかアクションも及第点。ヒロインも大合格で、では何が悪かったのかって話だけど、
悪くないだけでは7点以上にはならない。僕の中で。
メカにしても殺陣にしても、「予想を超えてこそ」と思う自分が居る。もっと凄く出来たのではないか。スターウォーズEP9の時のような「超えてきた感」はなかったんだよね。
●ネタバレに入ります
もし観に行く人はこっから先は読まないように。
読んじゃダメなことに触れていくので絶対読まないように。
どのみち見ないよって人は読んでもいいですけど、これまでの007映画を割と見ていて、今作は迷ってる、くらいの人は読まない方がいいです。
ネタバレの重度がかなり高いので。
OK?
ちゃんと映画見た?
007の映画は見たことないしこれも見ない?<だったらなぜ読んでるのか
・・・以下ネタバレ。
最後の一行は、
JAMES BOND WILL RETURN
今作の最後で「どう考えても死んだ」終わりだったのだけど、死体が上がったわけでも埋められたわけでも火葬されたわけでもなかったわけで、
ホントに死んだのか怪しいもんだ
と思いながら見てた。特にMとかQとかマネーペニーとかが揃ってたから、彼らがボンドの生死を握ってる可能性は薄い。てか可能性が残ってるとしたら、
MI6ではなくCIAのエージェント「パロマ」※アナデアルマス か。
絡みはあったし、島に進入していてもおかしくない。ただ、
戻ってくるのは「ジェームズ・ボンド」であって「ダニエル・クレイグ」ではない。
つまり、今作のスペクターシリーズとは全く別の世界線(<便利な言葉だな)から、新たなボンドを召喚する可能性も高い。まるで何もなかったかのように、同じM、同じQと共にしれっと現れるかも知れない。
まぁそれでいいとは思うけどね。
黒人女性のの007は、正直他の二人の引き立て役という感じで、ほとんど美味しいところ無し。
今回登場した「ボンドの娘」も、小さすぎたのか、例えばダコタ・ファニングやクロエ・グレース・モレッツ、あと「MEG」でヒロインの娘だった子と比べても、まともなセリフも少ないし、感情表現も妙に乏しくて、
見た目はいいのに惜しい
って感じだった。
話は正直今一つよくわからなかった(前作も覚えてない)ので、正直前作を見直してから見た方がより理解できただろうとは思ったけど、
マドレーヌの父親「ホワイト」がブロフェルドだとずっと思ってた。違うんだよね?あとサイクロプスの元のボスが誰かとか、今回の悪役サフィンと科学者オブルチェフの繋がりもイマイチ不鮮明。てかあそこまで簡単に人を殺せる連中が、なぜオブルチェフをあそこまでキッチリ生き延びさせてたのかもよくわからないっちゃよくわからなかった。
ちなみに自分は字幕で見たので、ダニエルの声に違和感を感じずに済んだ。まぁスペクターと同じだったみたいなので杞憂だったかも知れないけど。
あと、あのナノロボットのシステムもイマイチよくわからない。開発工場でまるで植物や毒草のような培養の仕方で「作るタイプのものなの?」ってスゲェ思ったし、ただ触れただけでそこまで拡散する力が「有り続ける説明」が欲しいともちょっと思った。
いくら何でもマドレーヌ発信でヨーロッパ全土が死滅は行き過ぎだろ、と。
どうやって撒くつもりだったのか、イマイチよくわからなかったし。ミサイルの発射場のようだったけど、特にミサイルらしきものは見あたらなかったし、
まぁ深く調べるほどでもないのだけど。
・・・
ノータイムトゥダイという表題の和訳は、劇中に流れる主題歌の和訳で表示されたものがそのまま「正しい」のか、そうじゃないのかもよくわからないので、ホントのところ自信はないのだけど、終わり方を考えると、
(彼に)死んでる時間なんて無い
と言う意味なのかなぁと思った。つまり、「一度死んでもまたよみがえる」のかも、と。
キャストが誰なのかも含めて、次回作がとても楽しみになったのは間違いないね。
最後とにかくこの映画に僕個人の端的な感想を言うとしたら、
ヒロインがスゲェ良かった。以上!
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