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2021年12月 4日 (土)

ダークソウル~その1~

「その1」とするか迷ったけど、これで止めるつもりもないので一応そうする。

12月になったので、Steamのホリデーセールが何か無いかと覗いてみたら、

 オータムセール12月1日まで

と言うバナーと共に、「あと4時間半」というリミットが表示。こないだのサイコガンダムの時もそうだったけど、

 終了間際というのは、かなり大きなセールスポイントだなぁと。

ただ言っても4時間もあれば、チェックするのには十分だ。普段ウォッチリストに入っている物以外も、何かそそられる物がないか一通りチェックしてみる。もちろんR-TYPEファイナル2は一番最初にチェック。

 ・・・オーラがない。

賛否両論なこともあるけど、見た目からして「流れてこない」。

R-TYPEは言わずもがなドット絵のグラフィックが秀逸で、かつゲームシステムが素晴らしかったからこそ大ヒットしたシューティング。見た目だけが全てではないし、ポリゴンであることを差し引いて脳内で補正する必要があったとは思うけど、、、

 トレーラーの時点でもっと魅力的な画面を作ることは出来なかったのか。

攻撃がヌルくテンポが悪く見える。全体的にデザインに「Rっぽさ」がなく、
※具体的には生物的なグロさが無いし、メカにも美しさが感じられない

どれだけスタッフがそのままだったのかわからないけども、

 オータムセール2割引で5000円超は、ちょっと出す気になれないかなぁ

って感じだった。評価が微妙だったことも後押し。

他にもちょっと面白そうかな、と思えるようなローグライクやメトロヴァニアもあったけど、評価のコメントを熟読し、「この人と僕の価値観に乖離がある」と思えるような人のコメントは、やはり間引いて考えなければならない。

ともかく、そんな終了間際の中、

 去年、いや一昨年からウォッチリストに入れていて、年末と夏のセールでも値段が下がらなかった、ダークソウルIが半額になっている。

もしかしたら年末セールでも下がるかも知れないが、「これ以上下がる可能性はない」と思った。だったらもっと前から頻繁に下げてると思ったし。

買う気満々だったのだけど、唯一気になったのは、「来年初頭にリリース予定のエルデンリングを待った方がいい」という話。

つまり、シリーズ最新作が出る予定だった。

 まぁそれはそれで買ってもイイかな~とは思ったけど。
※ただ価格はフルプライスで9000円を超える。高っ!

そもそもそのコメントを書いてる人は、「ダークソウルIは読み込みが長くて簡単過ぎる」みたいな「強者」だったので、そこまで信頼も出来ないかな、とも思ったし。

ともかく、脳内で何度も遊ぶ自分をイメージしてみる。楽しんでるかオレよ。面白いのかオレよ。以前のようにゲームを楽しめなくなりつつある昨今。果たしてこの「ゲームらしいゲーム」が今の僕にも楽しめるのだろうか。

 シミュレーションの中で思い描くのは、「知ってるからこその楽しさ」。

城下町を周回したい

黒騎士をドアで遮って離れたところから弓で倒したい

ドラゴンゾンビを999本持った矢で倒したい

ハベルをヒリヒリしながら倒したい

・・・それで十分だ。

別に最後までクリアしたいと言うわけじゃない。ぶっちゃけnori君が泣くほど苦労した狼とか倒せると思ってないし、初期版とはバランスも変わっている。一応オマケ要素も加味されていて、その部分は全く遊んでない。つまり怖い。

でも、そんな不安よりも「目の前の城下町」が魅力的だと思った。

SEKIROを止めたのは、「未知なる領域」のストレスが大きかったからだと思う。いや、正確には遊んでいて「得られる物の少なさ」にストレスを感じたからかも知れない。強くなりにく過ぎる。

ダークソウルは、振り返れば確かに簡単だったかも知れない。でも、それこそが今の僕が求めている物なのだ。最初のデブを抜け、経験値が稼げるようになりさえすればそれでいい。貴重な人生を費やすのに、ただの経験値稼ぎ周回は「見合うのか」とも思うけど、

 やりたいことが楽しい事であるなら、その内容の如何は問わないはずだ。

ってことで始めてみた。

最初ウインドウをフルスクリーンにするのに苦労した。「フルスクリーン」に設定してもそうならず、真ん中の「ボーダーレスウィンドウ」だったかが正解だった。わかりにくいわ<4K環境だからだろうな。

読み込みのストレスはほぼ無く、オープニングはこんなだったかなぁと思いつつキャラメイク。一応女性にしたが、実質終始ゾンビ状態なので大差はない。

職業は騎士にしてアイテムは万能鍵にした。万能鍵のために盗人にする選択肢もあったけど、特に欲しい物も無かったし。

・・・

スンゲェ久しぶりで、ワクワクとドキドキがない交ぜになる。転がってきた鉄球をまんまと喰らい、「飛び降りてダメージを与えるはずだったけど、、」と思ったデブに真正面からぶつかって泣きそうになる。

蹴りが相変わらずやりづらかったけど、それ以上に「やり方」を忘れないように、スクショを撮る。

・蹴り Lスティック+LB※完璧同時押し!

・ジャンプ Lスティック+LT
※ジャンプは、Bボタン押しながらLスティックでダッシュ中にLTでも跳べる。こっちのが楽

ネズミから人間性を貰ったり、そこかしこにあるメッセージが以前より増えてることに気付いたり。てかウザいくらい増えてた。

以前のプレイ、完全な初プレイの時は、城下町ではなく、下の沼の方に行ってしまって、「さすがダークソウル死ぬほど難しいぜ」と思いながら、クソ玉を投げてくるデブを、強引に貯めて買ったマジックミサイルみたいな魔法で倒したりしながら遊んでいた。

 あれは今持って地獄だったけど、それでも楽しかった。

今回は普通に城下町だ。

城下町前に一度死に、城下町で「ターゲットモードになった弓を戻すことが出来ずに」死亡。他にも数回死んではいるけど、割と順調に「忘れていたことを思い出したり、初めてのように攻略したり」。

てか、途中に見えてて取りに行けない魂がひとつあるのだけど、あそこってどうやって取ったんだっけ?ジャンプでは届かなかった記憶がある。

そんなこんなで黒騎士やドラゴンゾンビを倒し、回復と家路も習得。性格的に家路は絶対要ると思った。

 ハベルを倒す談になった。

ヤツは螺旋の塔の下の方にいて、一撃でこちらのHPを9割奪う。満タンなら死なないが、ちょっと減ってると死ぬ。何度かやって、つまり何度か死んで、徐々に学んでいく感じが心地よい。上手い人ならパリィで鎚を弾いてサクッと倒しちゃうのだろうけど、

 上手い人じゃないので無理なのだ。

だがしかしそれは問題じゃない。久々に買ったからと言って、別段以前と違うプレイがしたいわけじゃないのだ。僕は割とそう言うの面倒な人なので、「前回戦士なら今回も戦士」で行く人なのだ。てかその方が楽しめるし。

ちなみにその理由というかルーツは、ファンタシースターオンラインで、デザイナーの中さんが、

 魔法使いは最初ツライですが、最後までツライです

と言ったことに起因する。「必ずしも途中で楽になるクラスばかりではない」のだ。一回楽しく遊べたなら、それでまた遊べばよい。

・リスポーンポイントを中間地点ではなく、最初の地点にすることで、回復薬のストックを10に出来る。道中削られたとしてもハベル対峙時に5以下ということはない。道中毎回移動するのは億劫なようにも見えるが、どのみち稼ぎにもなるので問題はない。

・魔法スロットが1で、家路(ルーラ)をセットしていたが、少しでも回復出来る量を増やしたいので回復にシフト。回復量も薬より多かった!知らんかったわ。

・当然弓での攻略も考えるが、あまりにも当たらなくて萎える

・途中で一旦戻ってHPを強化

・一旦ドラゴンを倒して何か役に立つ物が貰えないか見てくる。アストラの直剣貰えた!強っ!!

・姿が消えてもすぐ際にいる可能性もあるので、決して安易に深追いしない。しばらくウロウロして出てこない時だけ、最下層まで覗きに行く。慎重に。

 紆余曲折を経て、徹底的なヒットアンドアウェイと地道な回復で、あと2割くらいまで追い詰めた時、、、

 けたたましく電話が鳴る。

長男が話があると言っていた時刻は理解していたが、ここでは絶対出られないのでシカト。

 スンゲェしつこく鳴っていて久々の板挟み感パ無い。

何とか電話が鳴り止み、こちらの回復手段もあと1回分を残すのみ。途中で諦めそうになったことも正直あったけど、

 この苦しさは僕が望んだもの。

息が止まるほどの緊張感の中、ヤツの動きが止まり、うっすらと消えていく。

 ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

倒せた~。体が痺れている。呼吸が荒い。

別に今倒さなくてもいい相手だ。報酬は魅力的だが、
※持てる重量が増える
どのくらいのスペックだったかは覚えてない。

 先に物語を進めたっていいはずだ。

だがしかし、僕の中のダークソウルは、「二度目のダークソウルの記憶」に準じている。つまり、

 ハベルを倒し、その先を探索し、たぶんきっと間違いなく泣きそうになりながら、最初のかがり火まで一周して戻ってきたい。

 牛頭と戦う前に。

何としてもファリスの黒弓を手に入れたい。絶対にヤツを落下死させてはならない。てかもう「そうならない」ように調整されたかも知れないけど。

てか牛頭と戦わずに一周するのは無理だったかもだけど。

ニヤニヤしながら森で稼ぎたい。ワクワクしながら黒弓が使えるまで技量を高めたい。絶対にトカゲは逃がしたくない。アストラの直剣ではなくドラゴンの尻尾に欠片は使いたい。

・・・想像しただけで楽しい。

きっと泣きそうになる相手はこれからもガンガン出て来るはず。51歳、身体的な経年劣化は否めない。だがしかし、ダークソウルは、知識と経験が生きるゲームだ。辛くて苦しくて止めたくなるなら止めればいい。つまらなくなったら止めればいい。黒弓を取って、経験値をしこたま稼いで満足するなら止めればいい。ロードランの黒騎士の矢がイヤなら止めればいい。透明になる魔法を買ってもいい。

 他の誰にも止められない。決めるのは僕だ。

てかもう2350円?そのくらい楽しんだわ。

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