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2022年1月14日 (金)

レッドノーティス

とりまデジラマもストックがあるし、たまには映画でも見ようかとネットフリックスを物色。ここんとこほぼほぼ動画から離れてたので、表示される作品の多くは知らない物ばかり。ある意味よりどりみどりであるけれど、、、

 バナーにライアン・レイノルズ

 開いたらドウェイン・ジョンソンと競演

 さらに開始早々ガル・ガドットの名前が!

もうそんなん面白いに決まってる。ネットフリックス専売なのが不思議なほど強烈なキャスティング。

ちなみに僕はネットフリックス「しか」動画配信サービスを利用していない。昔はDTVに入っていたこともあるけど、アマゾンプライムやHULUは加入したこともない。

アマプラに関しては、エヴァが見たくて入りたくなったこともあるけど、言っても見たことがある作品。ネットフリックスは「そこでしか見られないコンテンツ」が豊富で、

 その「ネットフリックスでしか見られないコンテンツがここまで豪華である」と言う点が大したモンだなぁと思う。

開始直後のスタッフで、注意深く見ては居たけど監督は知らない人。でもこのキャストでお金が掛かってないわけはなく、やや期待過剰で見ていたのだけど、、、

 スゲェ上手い。

序盤だけネタバレさせて戴くけど、、、

登場した大泥棒が、「赤いジャケット」に着替えるとこ!

 ルパンかよ!ズルイ!

開始数分のところで既に心の8割5分を持ってかれ、さらに、ありがちなカーチェイスシーンへ突入かと、逃げるスクーターをポルシェに乗って追いかけようと、、、

 いきなりポルシェ大破!

マジやられたと思ったわ。不覚にも大爆笑。「こんなカードが残ってたのか」と。

高級車を使うネタは、ワイルドスピードを筆頭に枚挙にいとまがない。実際メガマックスでは、「実際の映画に使われたモノとは別に、もう一回別のパターンで高級車2台を谷底に放り出してる」。実際に撮ってたってこともビックリするけど、

 だからこそ得られる撮れ高の高さ。

それでもしばらくは活躍しての話。

 よもや2秒で大破させるとは、、、

これで心の12割くらいが持ってかれた。え?

そこから先も、伏線の張り方と回収の仕方、小気味イイ笑いとテンポの良さ、絶妙に撮れ高の高いガル・ガドットのボディコンや、めくるめくような場面の切り替え。

 もうぶっちゃけ「ハリウッド映画以上」のお金の掛け方。

もちろん中には「これはCGだろうな」ってところも無くはないし、いくらなんでもって思ったところもあったような気もするけど、それらは全て綿密な計算と「打算」によってはじき出されたものだと、

 見ていてジワジワと感じられるところがスゲェと思った。

「こうなってくれ!」と思うところはそうなる。予想させるところと予想させないところのさじ加減が素晴らしい。どんでん返しのようで居てこっそりつじつまを合わせてる上手さ、

 監督と脚本家、たぶん両方天才。

その上でこのキャスティングに莫大な予算。

レッドノーティスとは、CIAが認定した「スゲェ悪い犯罪者」に押されるスタンプ?みたいなものだと一番最初に教えてくれたところもとても親切でいいなと思ったし、最後スタッフロールに入ってすぐに画面が切り替わり、

 おまけのワンカットが無いのも気持ち良かった。

マーベルが作った悪しき慣習だと思うんだよね、最後まで見ないとダメな空気。

 そんなに俺たちの時間を無駄にするなと言いたくなるわ。

時にナショナルトレジャーのようで、時にワイルドスピードのよう。かと思えばインディジョーンズでもあり、ほんのり友情のいい話も織り込んでくる。嫌味じゃない程度に。

 「冒険活劇」という呼び名がこれほどしっくりくる作品も久しぶり。

確かに「売れ筋の寄せ集め」「ステロタイプ」に見えなくもない。でも、

 僕はこういう映画が大好きなのだ。

ヘタしたら2022年一年間で、「塗り替えられない」可能性すらある傑作だったわ。

クリス評価★★★★☆。スゲェ面白かった。てか映画館で見たかったわ。

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