UVERworldの「EN」がイイ
最近有線で流れてる曲。てかむしろメロディに乗ってる歌詞は少なく、ほぼほぼがメッセージという変わり種。
正直メッセージソングってのはそんなに好きじゃない。一言で言えば「ガキみたいなこと言ってんじゃねぇよ」と言う気持ちになるからだ。
しかしこの曲は、
なかなかに良い。
言い換えれば、
僕が共感することを歌詞にしている。
「良い」を「共感」と置き換えるあたり嫌らしいと言えば嫌らしい。「良い悪い」というジャッジは、こと嗜好品においては「ウソ」と言ってもいい。誰かにとっての良いが必ずしも自分にとって良い「わけがない」のだ。
とまぁそんな面倒くさい自己主張を思わず語り出したくなるのがこの「EN」という歌の歌詞だ。一応綾野剛主演のドラマ主題歌らしいが、んなもんは知ったこっちゃない。まぁそのお陰で僕の耳に届けられたと思えば感謝もするけど。
特に好きな部分を抜粋して貼る。
・・・
今日も何処かで飢えて死んでいく子供達を平気でシカトしてる神様が、
俺達の夢に興味持つ訳ねぇだろ!願う以上に自分で変えろ!
・・・
どんなに好きでもちゃんと愛してくれない人からは離れる強さを
それは自分を大切にすることと同じ
悩みが尽きる事なんてない
でも、10年前の今日何に悩んでたか覚えてる奴なんていない
・・・
好きなモノを愛せ
忘れるな!お前の人生はお前の為のもの!
・・・
偉人の残した名言なんてクソくらえで良い
お前を傷つけた全ての死んで欲しい奴に寿命で勝て!
生きろ!そこがお前の行きたい場所!
・・・
俺達にとって音楽はビジネスなんかじゃねぇ!
これが人生の全て!
見つけろ!
お前にとっての「全て」
・・・
あらためて書き出すと、まるでインスタの「人生を楽しんでる人の特徴7」みたいな感じがしなくもないけど、歌い方もあって、
これがなかなか軽視出来ないレベルで心に響く。
UVERworldと言えば、劇場版Zガンダムかなんかの主題歌を歌ってた記憶くらいしかないけど、
なかなかとんがったことをする人達だったんだなぁ
と感心した。
「俺達にとって音楽はビジネスなんかじゃねぇ!これが人生の全て!」
彼らの年齢は良く知らないけど、結成が2000年ってことは概ねアラフォーだろう。「40にして惑わず」。
惑わずに、自分たちの人生の全てが音楽だと言いきってるのがイカス。
ここから先音楽で食っていけなくても、他の仕事をすることになっても、絶対に音楽は止めないと言う強い意志を感じる。
お前達もそう言うの見つけろよ
そう言っている。拠り所なのか、心の底から好きだと言えるものなのか、、。揺らがないモノがあれば、それ以外はぶっちゃけどうなっても構わない。
自分はどうだろうと思う。
自分にとって「人生の全て」と言えるモノは何だろうと。
・・・まぁデジラマやゲームではないわな。
強いて言えば、「後悔せず楽しく生きること」か。「音楽」とはいささか趣きが異なってる気もするけど、まぁそんなところか。
後悔する可能性をはらむものを、もっとシビアに、タイトに、そぎ落として「生きたい」。
とりあえずブログはそぎ落とさないよ?
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