僕の心のヤバイやつ~32話とか~
困ったときはこれを今後ネタにしていく所存。どのみちみんな読んでないだろうし、僕は読み返して結構楽しめると思うので。
でも冒頭少し余談。
デジラマ作りのために液晶タブレットを買ったのも結構前の話。相変わらず絵が描けるようにはなってないけど、使い道が出来てちょっと一安心。何にも使い道がないよりはイイ。
でもってほんの数日前、メルカリで「左手デバイス」を購入。すぐさま送ってくれたのでいざ使おうと思ったら、
ブルートゥース専用だった!
つまりデスクトップそのままでは使えそうになかったので、今日レシーバーを注文。ちなみに単三乾電池1本でどのくらい持つのやら。
個人的には乾電池で使えるデバイスはあまり好きではない。昔、それこそゲームボーイのころは好きだったのだが、バッテリーの持ちがそれなりに良くなってきて、重さも電池よりは軽いかなぁと思うと、リチウムのが扱い安い気もしてきた。てか使用済みの乾電池がぶっちゃけ処理に困るんだよな。
まぁ使うかどうかは使ってみないと何とも言えないけど。
価格はレシーバー込みで5750円ほど。ゲーム一本分が果たして高いか安いか。
●32話
僕の感想は、完全にこのマンガを熟知している人向けであり、ネタバレとかそんな次元ではないのでそのつもりで。
冒頭原さんと一緒に持久走を走る約束をした山田だが、
目の前に市川を発見し、即座にその約束が脳からデリートされたと思われる。
「そう言うところが山田」と言って良い。彼女の特徴を、
1巻から連載中の分まで、およそ13周ほどして気付いた僕が、
想像するに、
直情的。
嬉しいと思えば嬉しい
食べたいと思ったら食べる
話したいときは話すし、泣きたいときは泣く
その際、あまりそこまでの蓄積が影響しないのが、「山田流」だ。
このときも、決して原さんと「守る気のない約束」をしたわけじゃない。その瞬間は確かにそのつもりだったのだけど、
市川、つまり優先順位の高い存在にあっさり上書きされた。
・・・原さんの存在ってその程度なのだ。山田の中では。
後日LINEも繋がってなかった程度の関係であることは明かされているし、ことあるごとに「嫉妬の炎で焼き殺してやろうか!」ってな視線で原さんや市川をにらみつける山田である。
てか、前回書いたか覚えてないけど、
原さんは市川のことを「結構好き」なのではないか。
とりあえず神崎とは二人でデートをする間柄ではあるのだが、実際に付き合ってるわけでもなく、節々に「思わせぶり」な表情や行動を感じさせる。てか、
原さんは市川ととても似ている。
内側で「もうひとりの自分」が居るような、表面的にはなかなか勇気が出せなくて、でも思ってることはいーーーっぱいあるような、
だからこそ市川もそんな原さんにシンパシーを感じるし、そこが山田にとって面白くないのかな、とも。
だから山田にとって「原さんの優先順位が低い」わけだけど、一方で、
とても忘れっぽいというか、「山田には人を嫌うと言う感情が無い」のではないかと思える。
足立であってもナンパイであっても、気を遣うところは遣うし、一方で特に嫌悪感をあらわにしたケースは、
最初のデートで待ち合わせに現れた黒マスクフードの市川をいぶかしげに見たときだけ
と言う気がする。違ってたらゴメン。僕の「ヤバイ歴」がまだ浅かったかも。
だから、「市川の方が上で、原さんはどうでもいい」と言うのがわかるワンシーンだったのだ。
ああもちろん僕の思い込みだが?
てか1話でネタにするどころか、最初の1ページでこんなにネタにしちゃうオレ、どんだけ好きなんだよって話。
しかし「併走してる女子が体操服の後ろ前を走りながら直す」とは、、、、
どんだけアクロバティックなキュンシーンを生み出せるのか!!
文字通り感心する。そして同時に「このマンガの特異性を凄く表している」。
前にも書いたけど、ラブコメなんてのは大半がお約束シーンの連なりなのだ。よく言う「曲がり角でぶつかる」とか「友達だと思ってたのに」「温泉イベント」「間接キッス」バレンタインにクリスマスに夏休み、僕の大好きな「高木さん」だってご多分に漏れないシチュエーションがてんこ盛りだ。
「ヤバイやつ」はそんなステロタイプのシチュエーションを一歩進めているところが素晴らしいのだ。
過去、併走する女子が体操服を脱がずに前後ろ直すシーンがあった作品があるか!?いや無い!
エロくもあり、ほほえましくもある。持久走の最中で体力的にも呼吸が荒くなっているであろうタイミングで「コレか!」ってな感じが市川の気持ちを凄く察してしまう。
ここでコレ!?あっと、あとにしてくれよ、、、
からの、、
「左目はじめて見た」
これにもビックリ。そこまで徹底して左目を隠し続けてきてたのか。
もう3巻だぞ?
てかこのシーンのためにずっと暖めてきたのか!左目を!?
何気なく手を伸ばし、「立ち上がらせて」と無言で圧を掛ける山田もかわいい。
もしかしたら走ってる最中から、このときのことをシミュレーションしていたかも知れない。
それを感じさせるほおを赤らめた表情。
この際の「握手」の描写がメチャメチャ丁寧な点からも、作者の気合いが感じられ、「わかってるな」と思わせる。てかそんなバカップルシーンからの、
山田さん全然自分のペースじゃなかったよッ!おこ
の原さんのかわいさ。てか今回から原さんは「ガチでかわいいキャラ」にシフトしたような気がするわ。全国一斉ヤバイやつ模試でも出るからみんなちゃんとメモしとけよ!
・・・
しかしなんで今「32話」の感想をここまで丁寧に書いているのかがわからない。このペースだと今の90話まで、
2年くらい掛かるんじゃないだろうか。
てか山田たちは3年で同じクラスになれるのか、そのまま同じ高校へ進むのか、さらにその先はあるのか、
学園物のラブコメは、シーズンイベントが必ずある。だからこそ回数制限という枷もつきまとう。開き直って2年や3年を何度やってくれても構わないけど、心の底から願うのは、
このキュンキュンするラブコメが少しでも長く続いてくれることだけだ。
つか言っても32話自体はそんなにグレードの高い回ではなかったがな。
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コメント
クリスさんこんにちは!
「僕ヤバ」考察会毎回楽しく読んでますよ!笑
私は流石に13回ものヘビロテはできておらず、4周目くらいです。
ただ、読む回数が増えてくると初回で気付かなかったものが目についたりしますよね。私は漫画も小説も短時間でストーリーラインを追うことに慣れてしまっているため自分では丁寧に読んでいても結構見落としあるなーと毎回思います。
ちなみに、今回は初めて山田家に行ったときに山田の部屋の窓に置いてあったのが社会科見学の時のペットボトルということに気づきました・・・笑
その次の展開に引きづられてちゃんと見れていなかったです・・
そういえば、今日世間ではバレンタインらしいですね。
山田がチョコを半分に割って渡した理由(気持ち)の考察も楽しみにしています!
※ この進み方だといつになるか・・・ですが・・・
投稿: ズッキーニ | 2022年2月14日 (月) 09時02分
うわぁーーっ!それ気付かなかったよ!笑。てか、僕がヘビロテしてるのは3巻以降なので、2巻とかの内容が甘かった!てかなんでここで山田が覆いかぶさって来たのか分からなかったんですよね〜。
激納得!
そして、
さすが僕ヤバ!
こう言うのを奥が深いと言うんでしょうね〜笑。
最高、さらにその上!
でも何回も読んでて気付くのはマジありまくり。特に僕なんてあんまそう言う洞察力が無い人なので、他の人なら当たり前に気付くとこも、8周目くらいにやっと気付いたりします。チョコの下りとかも、なんで山田が半分食べたのか、つい最近「あーーーー!!」って感じでした笑。あれはホントに上手い。てかスゴいと言ってもいい仕掛けでしたね!
あーもう毎週連載にしてくれよ!笑
投稿: クリス | 2022年2月14日 (月) 19時52分