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2022年2月16日 (水)

エンディングが素晴らしいアニメ

インスタをやってると、たまにストーリーズと呼ばれる15秒ほどの動画(24時間で自動的に消える)で、お題に即した投稿があったりする。「心に残るアニメを挙げて」とか「スピッツの名曲」「緑」「ドラえもん描いて」等々様々なのだけど、ふともしそこに「心に残るエンディング」と出てきたら、自分は何を挙げるだろうと思った。てか、

 実際には(僕からお題を出したりは)しないが。

理由は単純、僕の世代のアニメと、今の世代のアニメでは温度差もあるし、知らないのを挙げられても食いつけない。と言うか、

 中には絶対食いついて正解の傑作もあるはずなのだけど、お互いの好みのコンセンサスが取れない状況では、ぶっちゃけ無意味なのだ。

せいぜい僕がアップしたモノにいいねをくれるかどうか程度。それが目的じゃない。

ではなぜここでそんなことを書くのか。

もちろんレスを期待してではない。

 ただネタ不足だからだ。

てかそもそもそんなに覚えてないしな。

●トップをねらえ!
●トップをねらえ!2

まずこれ。車を運転してて唐突にフラッシュバックした2のラスト。

 体中に鳥肌が立つ

そしてそのトリガーとも言える1のラスト。

 むちゃくちゃ泣いた

何が凄いって「これを超えることは絶対にムリだろ」と思えた1のラストを、2が肉薄した事実。あれこそSF。あれこそが天才集団ガイナックスだった。

●紅の豚

正確にはエンディングの曲を含めたもの。てかジブリは総じてクライマックスが弱いと僕は思うのだけど、
※カリオストロはもちろん好きだけど
本作のあの「時には昔の話を」と、フィオの独白との絡み、嬉しそうな声のそのワケ、、、。

青春の1ページが、中年のブタやマダムジーナと、若いフィオどちらにもあって、それがクロスしたり巻き戻ったりする何とも素晴らしいエンディングだったわ。

●みゆき

正確にはアニメではなくマンガのエンディングなのだけど、アニメのエンディングテーマを使った演出が凄すぎて、

 マンガなのに音楽が聞こえる。それも最高にステキな。

正直アニメはそんなにイイ印象はない。作画も、ほぼ同時期にアニメ化されたナインと比べると、みゆきとタッチの作画は「あだち充感」が薄かったし。てかみゆきという作品自体、世間の評価が低すぎる気はするけどね。

●不思議の海のナディア

ガイナックスがなんでこんなに素晴らしいのか。それはひとえに、

 音楽の活かし方が他とは段違いに良かったから。

ナディアも、OPやEDテーマ含め本当に名曲が多く、クライマックスの演出を大きく盛り上げてくれまくった。止め絵で綴るのも、原画の凄さありき。てか、

 庵野監督は出崎監督のDNAを受け継いでいるのかも知れない。

作風そのものは似てない。でも、その特異性、先進性が世界を変えた点は酷似してる気がするわ。

●巨神ゴーグ

泣きまくったクライマックス。友との別れ。思えば本作も音楽が良かったな~。てか安彦監督の監督復帰作、果たしてどうなるのか。氏のやりたいように作ってもらえれば、絶対素晴らしくなると思うのだけど、、、。

●聖戦士ダンバイン

思い出せることは、最後にチャムの独白で終わる締め方だったことくらい。でもそれが、1話冒頭の振りとシンクロした時、

 そうか、そうだったのか!!!

と結実するとんでもなく長い伏線回収だったと気付かされた。ほとんど忘れてるのに、その部分だけで鳥肌が思い出させてくれる。

●銀河漂流バイファム※

人気の為に延長された記憶があるけど、それはともかく。何よりもあの、

 主砲がこちらに向けて旋回!回避間に合いません!※うろ覚え

からの、

 紙飛行機!

あのシーンで感動しない人は居ないと思う。ケイトさーん!

●超時空要塞マクロス※

世間では「愛おぼえていますか」の印象が強いけど、個人的にはアニメ中期で、ミサに心を堅め、肩を抱く「愛は流れる」こそ真のクライマックスだったと思う。エンディングテーマのランナーが、飯島真理とのデュエットになったのも良かった。てかそれってホントの最終話だっけ?

●ガンバの冒険

昔のアニメでも、盛り上がれる最終話はきっともっとあると思うのだけど、パッと思い出せたのがこのくらいだった。

 アニメ史上最も怖ろしい悪役の断末魔。

最終話にだけ起用されたエンディングテーマの「2番の歌詞」。

 出崎アニメの真骨頂。

全部通しで見直したいと思いつつ、意外とストレスフルなシーン(裏切り者とか)も多いんだよな~。

ちなみに、CGアニメもそこそこ楽しめた記憶。

●劇場版銀河鉄道999

メーテルとのキスシーンからのゴダイゴ。これも音楽を最高に上手く使った傑作。りんたろうの名前を心に刻んだ作品でもある。てか鉄郎がチビでブサイクだったのが、「チビだけどイケメン」になったのも、劇場版の好きなところ。メーテルと釣り合いが取れるぞ!

●劇場版エースをねらえ!

これまた出崎作品。何が凄いって、

 全編凄い。

お蝶夫人との最終戦の盛り上がりからの、「岡、エースをねらえ!」の遺言。

 ヤバイでしょ!ヤバ過ぎでしょ!!

まだ見てない人は絶対見た方がいい。劇場版だからせいぜい90分程度だし、「こんなアニメがこんな昔に、、」と思う事請け合いの大傑作だ。

●レミーのおいしいレストラン

ピクサーは当たり外れが大きいと言う僕個人の感想。その中にあって最も再生回数が多かったのが、本作のエンディングシーン。正確にはイーゴが万年筆を落とすシーン。

 あの感動表現の上手さは、他に類を見ないと言っていい。

てか古い方のテレビに入ってるんだよな~。借りたくてもツタヤは無くなっちゃったし。うーむ。また見たい。

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また見直したくなるアニメばっかだな~。この時代のアニメだったら、他にオススメとか聞きたいかも。あ、別にこの時代じゃなくても劇場版単発なら、配信サービスとか使って見れるものは見ます。オススメある?終わりよければ全て良しなヤーツ。

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