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2022年3月28日 (月)

最近のデジラマ作り

素立ちのポーズが多いこともあって、ぶっちゃけ遊び心は少ない。現状は、「ガンプラとそれ以外」を交互に投下しているので、ガンプラのストックが大幅に多い場合、なるべくなら「それ以外」で作りたい。

てか、毎日は無情に、そして確実に消費されていく。

現状ストックが20あっても、何も作らなければ20日後には0になる。以前やってた「予告」は、自分的につまんないと思えて止めたから、毎日更新する気なら、毎日作らないといけない。

 毎日作るには毎日「1時間~3時間をデジラマのために確保しなければいけない」。

最近はシン・クロニクルなるソシャゲを始めて、地味に楽しめるようにはなってきた。がしかし、遊んでる最中「ああこの時間が無駄だなぁ」と思うタイミングも多く、納得満足しているかと言えばそうでもない。

 どこか消去法でデジラマを作ってるきらいはある。

「比較的楽しいから」。まぁたまに超絶満足出来る作品が出来たりするから、あなどれないし止めたいとも思わないのだけど。

まぁそんなこんななのだけど、流れ的にはこんな感じ。

・プラモの写真を貰う

・それに合う背景写真を探す
※一旦プラモをトリミングしてから、重ねて「しっくり度」を調べることもある。なかなかに大変

 ここから液晶タブレットに移行

・トリミングする。深度合成するときはする

→マグネット選択ツールでおおまかに括る

→拡大して直線ツールで精度を上げる。このとき「コントラスト差が激しいところ」は、「本来パーツである部分もカットする」。以前はそうしなかったが、最近は「どのみち悪目立ちするならここでカットしちゃって良い」というスタンスに。

→深度合成する場合は、ボカしたり濃淡を調整して合成→結合

・背景の解像度が4K前後になるようにカンバスサイズを拡大

・プラモをコピペ&プラモと背景をどちらも複製
※このときプラモが画面に全て収まるようにする。縦長の場合は90度傾けてでも入れる。なぜなら、「原画」に相当するデータをキープする意味もあるから

・シックリする位置にプラモを配置

・プラモを3~10ポイントくらいの100%消しゴム(外周がぼやけてる丸ブラシ)で、大幅に拡大して「トリミングのゴミ」を消す。最近は事前の直線トリミングで余白をかなり少なくするコツを掴んだので、以前ほどは大変じゃないけど、それでも結構大変。でも確実にキレイになるので楽しい作業。

・キレイになった状態で再度複製&非表示

・プラモの色調補正をする。特に「シャアザクを量産ザクに変える」みたいな場合を除き、ここではコントラスト、レベル補正、明暗、彩度をいじる。つまり「夕焼けに照らされてる」とか「海の中っぽい青」とかはやらない。

・光らせたり、ブラシで加工する場合は、新規レイヤーを作る。以前は光る部分だけ複数箇所選択しつつ選択範囲を保存していたけど、特に干渉しなければ保存せず一つずつ光らせていった方が楽だし早いことに気付いた。慣れもあるけど。ただ、「目」だけはやり直す頻度が高いので、選択範囲を保存する。保存名は「0」とか「1」とか。

 エレメントの場合は保存名を入力しないと保存出来ないのがウザいが、入れさえすれば良い。

ちなみに、背もたれにもたれて楽な体勢で作業する場合は、オンラインキーボードを画面に呼び出して入力することもある。ぶっちゃけ0か1くらいしか入力しないので問題もない。

光らせるのは、今でも試行錯誤の最中。ただ、何にも考えずに光らせると極めて味気ない光になるので、最近は意図的にまだらになるようにしたり、適当に「覆い焼きリニアではないブラシ設定」で描いたりする。

ポイントとしては、「7.0ではブラシと光らせるのが苦手」だと言うこと。一応覆い焼きリニアモードが7.0にもあることを確認したけど、小さな範囲を区切って光らせるのは、ペンでの範囲指定の方が圧倒的に楽で早いのだ。あらためて書くと、

 選択範囲指定、ゴミの消去、固有ブラシと光らせるエフェクト

これらは液タブ+Tabmateの方が生産性が高い。余談だけど、Tabmateをフォトショップで使う場合は、JOY TO KEYを使っているが、僕はこれに課金をしていない。シェアウェアで900円ほどで、愛用してるからレジストすることはやぶさかでないのだけど、、、

 送金の仕方がわからなかった(ガチで。

さすがに現金書留で送るのは嫌というか、そもそも国内のメーカーさんじゃないみたいで、シェアレジとかペイパルとか言われても、

 大いに抵抗がある。

こういう時スマホアプリのように買えればいいのにと強く思ったわ。

で、

・フィルターで調整

これはエレメンツ内のフィルター。具体的には、

 「ぼけ具合」を背景に寄せる

 粒状フィルターでツルツル過ぎる表面を荒らす
 ※コントラストも同時にいじることがある

概ねこの二つ。これで液タブでの作業は終了。やり忘れとかがある場合は別だけど。あと結構頻繁にあるけど。

 メインモニター&7.0に移行

まずカラーバランスでプラモの色味を調整する。エレメンツでは出来ないことであり、かつ背景との親和性を高めるのにとても重要。ちなみに素人がわかりにくいと思われる「カラーバランス調整と色相の違い」について触れると、

 カラーバランスは全体を青っぽくとか黄色っぽく出来る

 色相は、今ある色味を別の色味に変える

具体的に言うと、例えば赤と青のツートンカラーの車があったとする。カラーバランスで「青みを強める」と、青は青のままで、赤が紫に変わる。

一方色相をいじると、「青は赤に、赤は青に入れ替わる」。つまり「逆の位相」に変わってしまう。

ただ、これは明確にそれぞれの範囲を指定して別々に変更すれば避けられるし、先に挙げたような「シャアザクを量産ザクに」みたいな場合は、こっちの方が楽な場合もある。重要なのは、

 カラーバランス修正はエレメンツでは出来ないということだ。

逆に言えば、イングラムのようにモノトーンのメカの場合は、カラーバランスを修正する必要がないこともあるので、その場合はエレメンツでそのままフィニッシュしたりもする。

あとは、単純に「液タブより液晶テレビモニターの方が発色がいい」ので、見た目の印象をチェック出来る。画角にしても明暗にしても、大きいからこそ得られる情報はあるし、どちらかと言えば、液タブよりモニターの方がスマホの色味に近い気がする。

で、修正したらファイルを保存し、スマホへ転送。

 フォトショップエクスプレスへ移行

ここでは主にフィルターを掛けるが、最近は、

・周囲を暗くする

・色温度を変える

・彩度を落とす

この辺のことをすることも多くなってきた。

フィルターを掛けるほどじゃない、フィルターを掛けなくても十分キレイな場合は、ちょっとだけ補正してヨシにする感じ。

 完全に好みとも言えるけど。

これで保存して出来上がりだ。

文字にするとなかなかの分量だが、作業量的にはこれが40分~2時間くらい。3時間以上掛ける場合もあるけど、まぁ稀。概ね1時間20分くらいってところかな。

ぶっちゃけ草とか鉄骨とかのトリミングをガチでやり始めるとすぐ時間は過ぎてしまうけど、以前ほど「そう言うところが魅力的な写真」は多くない。むしろ最近は、

 「揺れる水面に映る反射」の方が、手強くてやりがいがあるのだけど、

それはまた別の話。

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