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2022年3月31日 (木)

楽しいと楽は違う

ブログの更新が途絶えそうでヤバイ。デジラマ作りは楽しいけど、ネタにしづらいのだよな。てか、

 かなり疲れるし。

エクスヴィアスにしてもマンガやアニメにしても、「あんま疲れない」。その点がデジラマ作りと一番違う点。

 ただ、疲れるからダメってことはない。

書いたかも知れないけど、こないだインスタで、ブルーハーツ甲本ヒロトの言葉、今回は正確に書き出す。

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「楽しい」と「楽」は違うよ

「楽しい」と「楽」は対極だよ

楽しいことしたいのなら 楽しちゃダメだと思うよ

楽しようと思ったら 楽しいことは諦めなきゃ。

生活は楽なほうが絶対いいと思うよ。

でも人生は楽しいほうがいいじゃん。

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これは久々に刺さった。

僕は基本僕が正しいと思ってる人なので、他の人の格言めいた話を読んでも、10個のうち8個か9個は、「既にやってる」って感じなのだけど、このヒロトの言葉は、

 今まで意識したことがないことだった。

つかぶっちゃけ100%の真実と思ってるわけでもない。「楽な姿勢で楽しい映画を観る」は、楽と楽しいが対局になってるわけじゃないし、「楽な経験値稼ぎの方法が楽しい」場合もある。

でも同時に、「気楽に見ることが出来る気楽な映画」で得られるカタルシスは、見終わった後どっと疲れるような、「楽じゃない映画」に劣ることも多いし、「楽に経験値を稼ぐ方法」も、自力で四苦八苦試行錯誤しながら編み出した物と、ネットでサクッと調べてマネたものでは、得られる快感は全く違う。

 「楽と楽しいは違う」は、本質的には真実だと思う。

ただ、念のため抑えておきたいのは、「苦しい」とか「楽じゃない」と言った、字面的に真逆のニュアンスを感じさせることが、必ずしも対局ではないということ。

楽と楽しいが対極なら、楽しいの対極の苦しい=楽ということになるし、楽じゃないことは全て楽しいと言う意味になってしまいかねない。もちろんそんなことはない。

ヒロトの言う「対極」とは、「全然違うよ」という意味で使った言葉であって、「真逆」という意味ではない。

ともかく、デジラマ作りというのは、まさに「楽しいが楽ではない」と言うツボを突いている娯楽だ。日々誰かしらに褒めてもらえるし、コラボした相手も概ね喜んでくれる。さらに自分も毎日作れば毎日新作を見ることが出来る。

 自分が消費者であり、同時に生産者であると言うのは、知らない人は一生知らないまま過ごす快感がある。

料理やスイーツを作って自分で食べる

自分で描いたエロマンガで抜く

自分で書いた小説で泣く

自分が口にしたジョークで笑う

文字にすると結構普通のことなのだけど、生産者であるためには、絶対的に何かを生み出さなければならない。それも、「満足を生む何か」を。

主婦が日々のルーチンワークとして料理をする場合、「相手が美味しいと言ってくれることを期待するとは限らない」。コンビニの弁当をラインで生産するようなもので、日々の仕事であるからしているだけのことに、満足はないだろう。

 対象が自分であれ他の誰かであれ、満足を生む何かを生み出すと言うのが、実は結構ハードルが高く、

 「楽ではない」ことなのだ。

満足は平坦な毎日にはあまり降りてこない。満足は、一歩勇気や努力や時間を費やした先にあることだと思う。

毎日美味しい外食をしていれば、きっと満足からは遠のく。でも普段コンビニばかりでたまに回転寿司に行けば、もしかしたら満足が降りてくるかも知れない。

ネットフリックスやamazonプライムで見る映画と、実際に映画館に足を運んで見る映画もきっと違う。前者にも楽しいや面白いはあるかも知れないが、「行くこと」による満足感は、当たり前の話家に居ては味わえない。

自分で何かを生み出す、「産みの苦しみ」とは、まさに「楽の対極にある」と言ってもいいのかも知れない。さっき書いてたことと矛盾するかもだけど。

ただ、、、

 必ずしも楽しい事が楽なことを凌駕し続けるとは限らないのも、紛れも無い事実なのだよな。

ダラダラと録画したバラエティ番組を観たり、休みの朝布団の中で1、2時間余分に眠ることもまた、とても大切というか、意味のある時間だと思う。

・・・

自分に負荷を掛けることで得られるカタルシスと、適当に気を抜いて得られるリラックス。

 気付けば最近はカタルシスのウェイトが高すぎるような気がする。

もっと適当でいい。いや、「もう少し」適当でいい。毎日更新するインスタの為に、

 ストックを22作も溜める必要はない。

てか、必要不必要で溜まったわけでもないのだよな。考えてみれば。

素材があって時間があって、モチベがあって健康であって、特に他に傾注する趣味がないから作ってるだけなのだ。

 ただ、結果結構疲れてブログを書き損ねそうになるって話。

前にも書いたかもだけど、マリオメーカーでオリジナルの面を作ってた時と結構似てるんだよな。いろんな人に褒めて貰えたり、コミュニケ取って楽しかったり。でも頭も時間も使うし、相当に疲れる。でも、

 今でも当時作った面のスクショを見ると、「楽しかったな~」と思う。

何かを作るということは、その瞬間のストレス(←必ずしもこの呼び方は適切ではないけど)を超える、「時を超える娯楽」になりうる。
※料理とかは消費しちゃうけど。あと砂の城や氷の彫刻とかも

言っても51歳。そんなに長い間楽しみ続けられるわけでもないのだろうけど。

話は変わるけど、、、

やっぱつまんないことに時間を割きたくないなと思う。こないだのシン・クロニクルも、今はもう止めちゃったけど、

 止めてホント良かったと思う。

なんであんな自分の好みに合わない物語を読み続けなければならなかったのか。オレの人生はそんなに無駄なことに費やす余裕なんて無いはずなのに。

メトロイドドレッドもそう。ヤラされてる感が強くて、「つまらなくはないけど決して楽しい最高ってわけでもない」そんな時間をついつい注ぎ込んでしまった。

 何十回と読み返している「僕の中のヤバイやつ」の方が遙かに有意義だ。

昨日、PS4の「ペルソナ5」を買った。メルカリで799円。ネットにあったベスト10のタイトルのうち、唯一遊んでなかったからと言うのが買った理由だけど、

 それが楽しめるかどうかはわからない。楽しくなければすぐに止める。

僕のお金は僕の楽しいのために使う。月額3万円のお小遣い。それで大切な時間まで浪費させられるわけにはいかない。

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