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2022年4月30日 (土)

ジョン・ウィック パラベラム

劇中で「パラベラム」の意味が語られたけど、もう忘れた。「備えあれば憂いなし」みたいな意味だったかなぁ。

ジョンウィックはこれで3作目になる。全てキアヌ・リーブスが主演で、殺しを扱う非常に大きな組織の一員であったジョン(キアヌ)が、愛犬を殺され愛車をブッ壊されたのがムカついて禁忌を犯し、世界中の殺し屋から1400万ドルの賞金首に設定され、狙われるハメになった、、と言うのが2の終わり。本作は完全にその続きだったのだけど、

 ぶっちゃけ前作も相当つまらなかった。

だがしかし、マトリックスを見たあとのキアヌは鮮度もそこそこ高かったし、キャスト的にも何人か見覚えがある顔が居る。
※名前が繋がるのはローレンス・フィッシュバーンくらいだけど

3作も作られているのだから、それなりには楽しませて貰えるだろうと、、、

 油断した。

まぁビックリするくらいつまらない映画だったわ。人生の無駄使いとはこのことかってくらい。途中で見るのを止める選択肢も大いにあったはずなのに、結局最後まで見てしまったのは、「せっかくキアヌなんだし」と言う部分が全てだったと言っていい。これが名も知らぬ俳優であったなら、間違いなく冒頭5分で停止していただろう。

一言で言えば、「弱いくせに強い扱いをされている殺し屋が這々の体で生き残る映画」だ。つまり、

 全く一切一ミリもかっこよくない。

思えば前作もそうだった。「伝説の殺し屋」という触れ込みなのに、やってるのは「幕之内一歩」レベルの辛勝に次ぐ辛勝。動きには「黄昏(スパイファミリー)」のようなエレガントさは微塵もなく、行動の節々に弱さがにじみ出まくってる。

 よくもまぁこんなんで名を売れたもんだ。

裁定者と呼ばれる「上の方の使いの者」の女性は、なかなかにスタイリッシュで魅力もあったけど、残念ながら彼女のアクションシーンは皆無。終盤ラスボス的な扱いで出てくるアジア系の俳優も、特段体術が際立っているわけでもなく、
※トニー・ジャーやジェット・リーみたいな
長身でもなければ、特殊な武器を使うわけでもない。

 調べてみたら劇場版クライングフリーマンの主役だったみたいだけど、それはそれでちょっとしっくりかも

あ、思い出したけどハルベリーも出てた。随分お歳を召されてしまってたけど、
※55歳
彼女だけはなかなかステキ。

クリス評価は0点かな~。ハルベリーが居なかったらマイナスだった。何つか、

 かゆいところに手が届かないもどかしさだけの映画

って感じだったわ。溜めて溜めて最後に爆発とかでもなく、ただただ低調に弱い主人公を見せられるだけみたいな。

 ネオを知ってる分キアヌには強くいて欲しいと言う願いも、ある意味マイナスに作用しちゃったかも知れない。エージェント・ライアンのときのクリス・パインみたいなもんで、「強い役が板に付いてる俳優」に弱さのある役は不適切だと思うんだよな。

 誰もスティーブン・セガールが弱いとことか見たくないでしょ?

ロッキーじゃないんだから。

・・・

何か他に無いかと物色したら、ローランド・エメリッヒ監督が「ミッドウェイ」という戦争映画をいつの間にか撮ってた。エメリッヒ監督は大好きだけど、紀元前3000年という、どうしようもない駄作(僕にとって)も残してるので、頭から信頼は出来ない。とりあえず、再生してみるか、、、

 1分くらいでギブ。

最速で停止したわ。何が悪いって、掴みが悪いのはもう無理だ。特に最初から戦争映画という点で「負の印象」を抱えてスタートしてたからなおのこと。

 あくまで僕の個人的な感想ね。

てか、久々に映画とか動画とか見てる気がするな~。でも絶対知らないだけで面白い映画もあると思うんだよな。まだまだたくさん。

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