春アニメ
いやはや、、見てみるものだと思った。
●パリピ孔明
大当たりだった!
何とも怪しい「角の生えた女の子」のバナーが見る気をゼロにしていたが、そのことを忘れて何となく再生してみたら、、
スゲェ最高。
三国志時代の英傑諸葛孔明が、現代日本に転生し、
※ルックスは若かりし孔明。格好は中国のソレ
歌手を目指す女の子の軍師として八面六臂の大活躍をする話。原作はヤングマガジン。つまりラノベではなくマンガ原作。
まぁ言ってしまえばテルマエロマエみたいな感じ。魔王とか勇者とかじゃないので、基本はとても平和。ただ、僕自身そこまで三国志に詳しくないので、
※劉備と曹操と関羽、あとレッドクリフの知識くらい
それに絡めたジョークはほとんど拾い上げられないのだけど、
それでも十分楽しい。
特に見た人誰もがファンになってしまうのが、
バイト先のオーナー!
もう彼の役回りが美味しすぎる。てかほぼ主役と言ってもいいほどの名脇役で、彼が居るから孔明のすばらしさが際立ちまくると言っても過言じゃない。
既に「1話から3話までを各3回通り見ている」くらい見ていて、とても楽しい。特に1話の中できちんと起承転結を作ってる点も素晴らしい。スッキリと見終われる。
※これからもずっとそうとは限らないだろうけど
作画はPAワークス。全編通して完璧でもないし、歌ってるシーンは止め絵でコスト削減してたりもするけど、
アップになった孔明の目は素晴らしくかっこいい!
てか、「孔明、孔明ってマジで孔明!?」のセリフが最高過ぎ(^^!!
クリス評価は★★★★。ちょっと甘いかもだけど、面白いのだからしょうがない。来週も楽しみ過ぎる。てか最初に書いた「角の生えた女の子」はただの衣装だった。紛らわしいカットをバナーにするなよ。
●勇者、辞めます
魔王を倒した勇者が、人間界で疎ましがられ、逆に魔族にテコ入れしたくなって、魔族の人員募集の面接に来るところから始まる。
何ともかわいそうな主人公(勇者)だが、まおゆうのように「人間と魔族の争い」に向き合ってる系としては、
普通に悪くない。
四天王のサキュバスはとても魅力的だし、主人公の(完璧超人ではないまでも)誠実な人柄はとても癒される。今のところ魔王エキドナ(♀)との絡みが無いけど、
人間を滅ぼすでもなく、魔族を裏切るでもない、穏やかでゆるい展開が続けばいいなと思う。
それこそ「無職転生」みたいに、序盤はエロとバカで紡いでいて、途中で手のひら返したみたいにシリアスにシフトするのはホントに勘弁して欲しい。
作者が主人公に嫉妬したかのような展開は。
今のところは★★ってところだけど、伸び代はあるかな。
●史上最強の大魔王、村人Aに転生する
これも転生系。見飽きてるようで見飽きてない。てか、最近こんなのばっか読んだり見たりしてるので、正直話があんまよく思い出せないのだけど、
これも★★くらいは面白かったと思う。
これも来週が楽しみだった気がする<覚えてないのか、、、。
●失格紋の最強賢者
これは既にシーズン終了している作品。タイトルだけは前から見ていたけど、立て続けに見てる「それ系」が「つづく」だったので、そのもどかしさを埋めるべく見始めた。
まぁ普通。でも★★。
嫌なヤツが出て、サクッと倒す展開はもはや様式美と言ってもいいくらいだけど、作画はさほどでもなく、パリピ孔明と比べると結構落ちてしまうかな。
・・・
以下余談。
「転生物」があまりに多いので、これの始祖って一体何だったんだろって思って調べてみたら、西洋のナルニア国物語が、ある意味始祖だったらしい。指輪物語と同時期?で、1950年代だったかな。
まぁ随分昔。古典ってヤツだ。
その後は、ネバーエンディングストーリーでファンタージェンに転生した男の子の話が出たりもするのだけど、いわゆる今僕らが接している転生物とはちょっと違う気がする。どこがと言うわけじゃないけど、何となく。
で、話を追っていって出てきたのが、、、
聖戦士ダンバイン
これこそが、「確かに!」て感じの始祖という気がする。現代日本から異世界バイストンウェルに召喚され、聖戦士として大活躍。
まさにコレだ!
強いて言えば、特に魔法が、とか能力が、みたいな設定は甘いと言えば甘いものの、、、
今飛ぶ鳥を埋め尽くす勢いで増殖する転生物の祖が、「富野由悠季」&矢立肇だったってのは、なかなかに愉快な話だな、と。
まぁ詳しいところはよく知らないんだけどさ。
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