スゲェ独り言
デジラマの話なのだけど、書けばもしかしたら考えがまとまるかも知れないと思って文字にすることにした話。
常々デジラマには角度が重要だと書いてきた。人間の視点で18mのロボットを見た場合、そのロボットがどう見えるのかを想定して写真を撮る、もしくは撮って貰う。そして同じ視点で撮った背景写真と重ねることで、物理的な破綻を(少なくとも角度の面からは)抑えることが出来ると考えてきた。
実際それはある面では正しかった。特に「地面がほぼ水平に見える」背景写真においては、ロボット側の両足の裏が水平になり、背景と「接地」することで破綻はほぼほぼ無くなる。
今回考えているのは、「地面が水平じゃない場合」。つまり、画面の中の上から50%くらいに地平線が見える背景、もしくは80%くらいに地平線が見える背景の場合、例えばその角度に合うロボットは、「どの程度見下ろせるのか」と言う話。
強引に図示しようとするとするなら、、、
A B 1
ロ ロ 2
ボ ボ D 3
ッ ッ ロ 4
人 ト ト ボ 5
----------------ッ----6-------地面
C ト 7
ロ 8
ボ 9
ッ 10
ト 11
人から見てAのロボットはすぐ近くにある。ちなみに人の身長を1.8mとし、ロボットを「A」まで含めてその5倍とするなら、全高8.5m。メジャーなロボットとは言い難いが、ザブングルに登場した「トラッド11」が8.2mで比較的近かったので、それをイメージするとわかりやすいかも知れない。
視点の中心を「1」にした場合、Bロボットは画角に収まるが、Aロボットは頭はほぼ入らない。てか、Aロボットの位置だと、人間の身長、視点から「頭を画角に収めることはほぼ不可能」と言っていい。
※トラッド11に頭は無いが
しかし、このくらいの仰角でロボットを見上げるように撮った方が、迫力も増すし、「人間からの視点」というリアリティも演出出来る。それに関してはほぼ地平線が画面に入ることはない。
Cロボットを撮影する視点とは、つまりはプラモを人間が撮る視点に近い。簡単に見下ろせるし、顔もしっかりカメラに入る。ただ、これに合う背景となると、視点の中心は「11」とかなり人から見て「地下深く」もしくは「高架から見下ろす」感じになるため、よほど意図的に写真を撮らない限り、この視点にはならない。
ハッキリ言って、この角度の写真は難度が異常に高い。
また、ロボットの巨大感もあまり感じられない。そりゃそうだ自分より低いところに居る、見下ろしてるんだから。
問題は、(一気にわかりにくくなるけど)、
・人が8を視点の中心に据えて見たDロボットと、
・Aロボットが4を中心に据えて見たDロボットは、
地面に対する角度的にはほぼ同じ視点なはずなのだけど、人から見たDと、Aから見たDでは、角度も違うし見え方が当然違う。
てか、「少しだけ見下ろす視点で撮られたDロボット」に合う背景は、人から見てカメラを少しだけ水平から下に傾けて撮った背景に「フィットしそうだけどフィットしない」のは、Dロボットが実は少しだけ「地面に埋もれていなければならない」からか!?
AからDを視点8で見た場合は、Dは地面に埋もれている必要はないはずだけど、視点8は画面の中の地平線の位置がかなり低い、つまり、「ほぼ画面に空が映らない」ような角度と思える。
でも同じように鋭角で視点11を人から見た場合に見えるDは、地面からはかなり浮いてる位置になる。
、、、やっぱ文字に起こしても混乱は解消できぬ!
手に持ったスマホを少しだけ下に傾けて撮った背景写真と、少しだけ上から撮ったプラモ写真は、足の角度だけで言えばシンクロしていてもおかしくないのに、なぜかどこか破綻してる気がする理由とその改善策が知りたいのだけど、これを相談できる知識とモチベがある人間が知り合いにひとりも居ないのだ。
同じだけ地平線が画面を占有してるはずなのに、視点が低いのと高いのでは「何かが違う」気がする。何かが違えば、そこに重ねるプラモの角度も何かを変えなければおかしい理屈だ。
てかわかんなくなってさっきまで寝オチしてたわ。エヴァの背景がこれを理由になかなか見つからないんだよな~。
| 固定リンク
コメント