« 一日を長引かせるには | トップページ | スパイダーマン ノーウェイホーム »

2022年5月 5日 (木)

休日に映画を2本

つってもネットフリックス。てか「映画を観る」という文言が指し示す行為が、「映画館で観る」なのか、「テレビで録画や配信で観る」なのかが特定されないのは、地味にウザい。大抵の場合は後者なのだけど、「映画を観る」と書くだけでは、むしろ前者の印象の方が強そうなんだよな。

 ま、それはともかく。

何となく面白そうな洋画はないかと物色中に、

●ブラックハット

なる映画が目に入った。ヘムズワース主演で、マイケル・マン監督。マン監督は、そこそこ有名な監督の印象はあったものの、特に覚えている作品はない。まぁ雰囲気的にサスペンスアクションで「寝起きに観るにはちょうど良さそう」と思ってチョイスしたのだけど、詳細を開いてみて軽くビックリ。

 すでに「いいね」が押されている。

これはつまり僕が過去この作品を観て評価したという証。僕以外の誰かがコッソリ忍び込んでこの映画の評価をする可能性は極めて低く、考えられるのはただひとつ。

 完全に忘れている

僕がネットフリックスに加入したのは言ってもそんなに前じゃなかったはずだが、ここまでキレイさっぱり忘れていると、

 むしろ興味深い。

一体どんな映画だったのか、おそるおそるスタート。

ちなみにプリミティブな感想は、Googleで「クリスの濃い部屋 ブラックハット」で検索して貰えばヒットする当時のネタを読んで貰えれば、むしろそっちの方が純度が高く、僕自身読み返したら、

 とても筋が通っていてわかりやすく「良い感想」だった。自分で言うのもなんだけど。

だが今回はそんな感想ではもちろんない。いかに自分の既視感が曖昧で、どこが記憶に残っているのか、残ってないのかという「ネタバレ有り」の話だ。ちなみに当時の評価は「4点/10点」と決して低くはなかったが、今回観た評価も、

 前半6点、後半3点、差引おまけして5点?

って感じで、似たようなものになった。てか「これは観たことがある映画だ!」と確信するのにかなり時間が掛かったわ。既視感を感じたポイントとしては、、、

・バディのアジア系俳優がイケメン

・その妹が適度に美人

・どっちかが死ぬ

この三つだけ。逆に言えばクライマックスも覚えてないし、ハッピーエンドだった記憶も無い。てかむしろ途中で、

 あ、これどっちかが死ぬ気がする!!

と思い出した時点で溜飲が下がってしまって「満足してしまった」とも言える。あと、当時は感じ無かった、「ヒロインのルックスに関する既視感」。

既に観たことがある映画だからと言う理由ではなく、純粋に「誰かに似てる」それが序盤から僕を捉え蝕み続け、中盤超えた辺りで、

 いとうあさこだ!!

いとうあさこに対して美人だと感じたことはなかったが、彼女を細くしたらかなり今回のヒロインに近づく。てか気付いちゃってからは、もういとうあさこにしか見えなくなって、

 逆にテンションが下がったわ。

ともかく、ヘムズワースはとてもかっこよく、必要十分に強い。前半のスムーズかつラブが絡む展開と、親友・兄を殺されその復讐に燃えるダークな後半で、かなり印象は変わったけど、たかが4年でこうまで忘れてると、

 普通に楽しめるもんだな、と。

そしてもう一つ、、、

●ジャックリーチャー

前からもっかい観たかった映画。つまり一度は観ている。「アウトロー」の続編。

ヒロインかつバディであるコビー・スマルダーズ(※アベンジャーズでニック・フューリーの隣にいた美女)の撮れ高が高く、
※下着姿もNICE!
ジョン・ウィックと違って「ちゃんと強い」&「無駄に強すぎる設定にしてない」ので、観ていて安心出来る。そもそもヒール役の出番が非常に多く、
※名前は知らない
きっちりと悪くて強いところを見せまくってくれたので、構図としても安定感があった。ラストでいきなり出てきて主人公を苦しめられても白けるだけだからだ。

正直トムには年齢を感じざるを得ず、アクションシーンも全盛期の面影はない。それでもお金を掛けるところはしっかり掛け、丁寧に丁寧に作ってるのがよくわかる内容だった。具体的に言えば、僅か1秒でも「無駄だ」と思えてしまうシーンがほとんどなく、切り替われ!と思うタイミングで場面が切り替わったり、声優と翻訳※吹き替えで視聴 のクオリティが高く、観ていて違和感を一切感じ無かったり。

 まぁ話の流れからラブシーンが無いのは致し方ないところではあるけども。

既に「次作でのトム出演は無い」ことが決まってるそうだけど、トムクルーズの代わりって、そう簡単に見つかるもんでもないだろうにな~って思ったわ。てか、

 トム・クルーズってホント木村拓哉だと思った。

かっこよくて、かつ自分に期待されているものが何かわかってる。余裕と力強さ≒強引さがあり、スタイリッシュで美しい。

昔クライングフリーマンの中で、「花束が似合う男は1000人に一人」みたいなセリフがあったけど、この2人はそれに見合うよな~って思う。

でもトムももうすぐ60歳。いつまでもアクションヒーローでは居られない。願わくば「活きてる」間に少しでも多く、煌びやかな姿を残しておいて欲しいな~って思うわ。

ちなみにトムの身長は170cm。コビーは175cmで、トムより高い。並んでるシーンをよく見るとそれがわかるのだけど、劇中での存在感で「小ささ」を感じることは全く無い。さすがはトム・クルーズだ。

|

« 一日を長引かせるには | トップページ | スパイダーマン ノーウェイホーム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 一日を長引かせるには | トップページ | スパイダーマン ノーウェイホーム »