買うべきか買わざるべきか
「欲しい物は買えばいい」と再三書いている僕だけど、結構決断に揺れている。てかこうして揺れている間に売り切れてしまっている可能性もあり、そうなればなったで「気持ちよく諦められる」のか、はたまた「ああ買っておけばよかった」と後悔するのか。
ズバリ欲しいのは、
・メタルビルドエヴァンゲリオン 初号機or弐号機
・メタルコンポジット量産型ザク
・アストロシティミニV
この「4つ」だ。価格は、
・初号機28000円
・弐号機35000円※うろ覚え
・ザク22000円
・アストロ20000円
と、どれも決して安いとは言い難い。てかかなり高い。僕の記憶を遡ると、このクラスの出費は直近で「液晶タブレットONE」が26500円くらいだった気がする。あとは、アンリーシュドのガンダムが27000円くらい。他はパソコンやスマホなどの「必需品」となる。
必需品にお金を出すことには躊躇いはない。後悔のない選択をしたいのはこちらも同じだが、10万円の価値があれば10万円を出すだけだ。
しかし、上に上げた物はどれも全く必需ではないどころか、
ほぼ遊ばない(使わない)可能性すらある。
同種では以前メタルコンポジットのサイコガンダム(中古)を16500円で購入したが、こちらも満足し、後悔が無い一方で、そこまで何度も遊んだか、と問われれば、回数は10回にも満たない。時間で言えば10時間にも満たないだろう。
790円で買って60時間以上遊んだペルソナ5とは次元の違うコストパフォーマンスだ。
しかし、それはあくまで「時間比」であり、満足度や「楽しんだ度」ではまた別の結果になる。サイコガンダムによって僕のインスタではかなりの長期政権となったデジラマを作ることが出来たし、
※現在は塗り替えられたけど、当時は飛び抜けて多いいいねだった
その作品は間違いなくソレがないと出来なかった。
ある意味世界にひとつ足跡を残したとも言える。時期を逸し、クリアにも届かなかったペルソナ5とは、全く「存在の重み」が違う。
・・・
メタルビルドのエヴァは、28000円がズバリ定価である。これにさらに900円ほど送料が加算されたと思うので実質29000円ほどになる。
用途は100%デジラマネタ。一言で言って必要十分のディティールがあり、可動範囲は公式写真からはわからないが、全く動かないと言うことはなかろう。ちなみに新品だ。
アンリーシュドのガンダムとほぼ同じ価格であり、ぶっちゃけ僕は「作ること」をそこまで楽しんだ印象はないので、「プラモであるかトイであるか」の差は、実はほとんど無い。あるのは、
大きさと見た目。
ズバリガンダムの方がかっこよく、大きい。エヴァはMGクラスの大きさなので、箱を開けた瞬間の「寂しさ」は禁じ得まい。
※そう言う意味ではPGと同程度の大きさだったサイコガンダム16500円がいかにお値打ちだったかと思う
もっとも、今ガンダムをネタに作れるデジラマは、正直頭打ちと言っても過言ではない。特に撮りたいと思うシーンやポーズもなく、使用回数的にもさすがに使い古されてきた。エヴァも、公式写真を使っていくつか作ってはいるが、劇場版を見るとまだまだ「作り足りない」ことを感じる。
そう、初号機も弐号機も。
初号機と弐号機。パッと見は色と顔が違うだけだ。つまり「二つ買う意味」など無いようにも思えるが、実際にはこの二つは全く違う機体なのだ。
性能が、とかじゃないよ?
この二つは、
「しっくりする絵面」が全く違う。
初号機のキーワードは、「自信がない」「不慣れ」「覚醒」「化け物」「男性的」「生物的」
弐号機のキーワードは、「スタイリッシュ」「ドヤ顔」「女性的」
初号機のかっこよさは「気持ち悪さ」や「怖さ」と紙一重のかっこよさであり、生物的な魅力がベースになる。もちろんエヴァと言えばこれが主人公機であるが故に出番も多く、デジラマにしたときに様になるシーンも応じて多い。
一方弐号機は、乗り手のアスカのキャラをそのまま体現したかのような自信過剰な強さであり、登場時だけでなく一挙手一投足に力強さや、美しさがある。使える場面は初号機より少ないものの、その少ない場面が初号機よりも素晴らしかったりする。
何を隠そう、僕がエヴァンゲリオンで最も好きなシーンは、
テレビ版第8話「アスカ来日」で、マントを翻してジャンプする弐号機なのだ。
「破」を見直すとそのシーンがいかにこぢんまりと、寂しいモノになってしまったのかと落涙寸前だ。
※これは原画が消失した等の理由により致し方なかったことらしいけど
使えるシーンが多い初号機と、最も好きなシーンのある弐号機。
しかし両方買うにはあまりにも高額出費過ぎる。そもそも一個でも高額出費なのに。
てかなんでこんなに急を要する話になっているかと言えば、
5月21日に初号機が再販されるからだ。
それに伴ってこれまでは38000円くらいが相場だった初号機の値段が、定価売りまで下落している次第なのだ。思えばその昔(と言っても1年ほど前)エディオンの店頭でこのメタルビルドの初号機が売っていたのを今思いだした。
もちろんその時は一ミリも買う気にはならなかったのだけど、、、
嗚呼どうしたものか。嗚呼、、、
ザクは、カズヒコさんの量産ザクがもうすぐロールアウトする一方で、「今にも壊れそう」な怖さが凄くある。動かせるのか、動くのか。折れたらどうしようと言う呪縛が、
メタルコンポジットのザクを求めさせている。
こちらも通常はプレミアで28000円とか30000円とか。でも今はなぜか定価で売っている店がある。もちろん、
注文しようとしたら「売り切れ」と表示されるのかも知れないが。
メタルコンポジットザクの利点は3つ。
・確実にPGザクより可動範囲が広く、ポーズが取りやすい
・手首パーツが豊富でこれも表情を付けやすい
・丈夫でいじって遊びやすい
自問自答をする。もし目の前に売ってるのを見かけたら、僕はそれをこの値段で躊躇わずに買う事が出来るのか、
喜んで買えるのか。
アンリーシュドの時のように「躊躇いなく食い気味で」買いますと言える自信がない。
もちろん2割引とかなら話は全く変わってくるが。
もし2割引だったらエヴァ2体にザク1体をまとめて買いかねない僕が居るが。
※それはそれでどうかと思うけど
僕の月のお小遣いは3万円。最近はネットフリックスとUNEXTで3700円がサブスク代として消えるので、実質26300円。そこからジュースやお菓子がたぶん3000円ほど。映画を観れば晩飯代込みで2000円。今月はウルトラマンとトップガンで4000円か。
なかなかに重たい額だ。
買ったら買ったで「ポーズを決めて写真を撮らなければならなくなる」。スゲェかっこいいデジラマが作れればそれはそれでとても嬉しく楽しいが、ポージングと撮影はやっぱり大変だ。特に光源を意識しつつピントやら何やらを考えたら、
何十回種類も撮るのは気が遠くなる。
「やらないならもったいない」。当然だ。
だからこそ迷う。でも誰もやってないデジラマは、
やっぱりかっこいいし、いいねも貰える。
先日の零号機が9000いいねを超えた。エヴァだから伸びないのではないことが証明された。ジュアッグだろうと零号機だろうと、かっこいいものは伸びる。そして、
僕はたぶん世界でもトップクラスにそれを引き出せる才能と可能性を持っていると思う。
たぶん零号機の9000いいねは、世界一だと思うし。
※ジュアッグはもちろんダントツ世界一
世界一かっこいい≒いいねがもらえるエヴァの写真を残すことが出来るかも知れないと言う「甘い蜜」に手を伸ばすのか。それとも何も無かったかのように平穏な毎日を過ごすのか。
一応自由になるお金は40万円くらいあったはずだが、凄く凄く揺れているのだ。てか、
これ以上ないくらい写真を撮りまくった後に売り払えば、意外と1万円くらいで楽しめそうな気はするけど、それはそれで面倒だと思う自分が居るんだよな。
アストロミニは普通に遊びたい。これも持っていたい所有欲をそそられる一台。でも「遊びたいけど遊び続けない」のも買う前からわかってる。だから決断出来ない。遊び続けないものに2万円は、、、ホコリを積もらせるだけかも知れない。いや「間違いなくそうなる」。もったいないんだよな。
一番可能性が高いのは初号機。次がアストロ。二つで5万円也。うーむ。誰か僕のデジラマのNFTを高値で買ってくれないかな~。
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