もどかしい!
歳を取っていろんなことを忘れやすくなっている。なのでそれで困らないように、常日頃普段から警戒を怠らないように、つまりは気を付けて活きているつもりなのだけど、それでもたまに「踏んで」しまうことがある。
つまり、油断することがある。
ちなみに話自体は非常に小さなこと。
ネットで見かけたちょいエロのラブコメを読みたい。
なんだそんなことかと思われるような話だ。ただ、人それぞれに価値観が違うように、これがなかなか僕にとっては悔しい話となった。
事の発端はインスタに流れてくる広告。マンガ系はかなりここでフックして、サービスを始めたり課金したりしているので、僕にマンガの広告を流すのは居たって正解だと言える。エロも読むし、エロじゃないものも読む。
で、その中で「タイトルが表示されないマンガ」があった。数ページ見せられて面白そうだな~と思いつつも、タイトルがわからないのではしょうがない。
そう思いつつ一旦スマホを閉じ、数時間。たまたま次に開いたときもそのページで、今度はコメントが伸びていた。
このマンガのタイトルは何ですか?
このマンガはたぶん「○○○」だと思います。
そして僕はそのコメントに感謝しつつ検索。
UNEXTに入っていることを確認。これならとりあえずポイントで買う事が出来る。だがしかし、あっさり買って良いものか。もしかしたら少しでも無料で読めるサービスがあるかも知れない。
軽く探して見つけたサイトで、僕はそのマンガを数話分読むことが出来た。だがしかし、
エロいところに黒いマスクがされていた。それもスゲェたくさん。
ただ乳首を隠してるレベルじゃなく、パンチラすらNGという様相。うーむ。ここまで隠されるといろいろ凹む。
そして時は流れ数日後。
「やっぱ買いたい!」
しかしここで大問題である。僕はこのマンガの「内容」「タイトル」「読んだサービス」「スクショも撮ってない」上に、調べたけど「インスタでいいねも保存もしていない」。
大抵のことは脊髄反射でスクショを撮るクセがある僕なのに、なぜかどう探してもこのスクショが撮られていない。絶対忘れると思ったからインスタのレスをスクショに撮ったはずなのに、、、それが無い!
覚えていることがとにかく少なすぎる。異世界物かどうかもわからない。ファンタジーなのか学園物なのかもわからないし、わかるのは「チョイエロのラブコメ」であることだけ。
手持ちのスマホに入っているマンガサービスを全てチェックし、履歴を確認するもそれっぽい物は無い。ということは、これは「アプリのサービスではなく、ブラウザから読めるマンガサイト」だったと思われる。
もちろんGoogleの検索履歴には残ってない。
※表示される件数も少ないし
スマホに入ってるブラウザのどちらかにお気に入り登録した可能性もチェックしたけど、それっぽいものはない。
もはや頼みの綱は、「インスタの広告にまた表示されるのを期待する」のみ。
嗚呼なんて細い糸なのか。確率的にゼロではないものの、あまりにも自分の記憶力が衰えすぎている。「エロは一期一会」という言葉があった気がするが、これはまさにそう。てか、
そこまで面白かった(エロかった)のかどうかもぶっちゃけよくわからない。
漠然と「読みたいと思ったのに読めないことが悔しい」のだ。今の僕は貧乏ではあるけど、大抵の望みは叶うのだ。食べたい物は食べられるし、欲しい物は買える。行こうと思えば行けるし、見ようと思えば見られる。大抵のものは。でもだがしかし、
叶わないこともあると言う現実がもどかしいのだ!
とにかく思い出せることが少なすぎるから、他の誰かに、ネットでも訊きたくても訊けない。強いて言えば、「1巻しか出てなかった」ことくらいか。それで何が変わるわけもない。
あーもどかしい。くーもどかしい。「調べればすぐわかるだろ」と思った拠り所が全て埋まってた感じ。絶対いいねを押した記憶があるのに、広告のいいねはいいねの履歴に残らないのか!?アクティビティとかいろいろ調べたけど、それっぽいものはない。いくら何でも数ヶ月前ってことは絶対無い。せいぜい2、3週間。いくら時間の流れが速くなっているからと言って、そこまで一瞬で1年とか経たないと思うし。
てか、やっぱ欲しい物はすぐに決断した方がいいと言うことを強く学んだ。既に学んでいるつもりだったけど、さらにその思いが強くなった。金額が大きければそりゃ気楽にとは行かないだろうけど、1000円以下のもの、特に「そこで繋がりが途絶える可能性があるもの」は、慎重さを少々犠牲にしてでも決断した方がよい。ああ、悔やまれる。
これまで生きてきてほとんど後悔の無い人生を送ってきた男なのに、、、
たかがエロマンガ、されどエロマンガだ。
| 固定リンク
コメント