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2022年5月 9日 (月)

庵野秀明展~その1~

今日は日帰りの大阪仕入れだったのだけど、ちょっと巻きで仕事終えて、あべのハルカスでやっているらしい庵野秀明展に行ってきた。

てか、昔から僕はかなり方向音痴というか、知らない場所に行くのがとても、とっても苦手な人なので、いきなり行くかと言われても正直かなり迷っていた。時間があれば、元気なら、本当に見たいのオレよ、、、自問自答をした果てに、

 行くなら行け。行かないなら行ったら見れたはずのものは何一つ見れない。

そうだった。オレは「行く側」の人間だった。映画だっていきなり見に行くし、何かに誘われても特に理由もなく断ったりはしない。まぁ結果微妙な内容であれば、それに対してドライな感想を述べたりはするが。

仕入れは船場。あべのハルカスは天王寺にある。御堂筋線の天王寺駅から徒歩2分、つまり、「天王寺駅=あべのハルカス」であると言っていい。その16階でやっているという。

一応途中で料金を調べたら大人当日券1900円。前売りが1700円だったのでそこまで価格差もなく、例えば「美術館の入場料が別に500円」ということもない。
※電話で確認した

てか何回も訊きながらあべのハルカスに到着。たかが2分だが、間違った方向に歩いて行ったらそれは2分じゃない。

登りのエレベーターがガラス張りだったので、既に写真を撮りまくる。「見下ろし背景」は使い勝手がいい。ましてや大都会。

 せっかく行くならチャンスの無駄遣いはしない。

入り口で簡単な地図を貰うも、実際のスペースがどの程度なのか、密度や内容の善し悪しは全くわからない。まぁとりあえず見始めたわけだけど、、、先に結論だけ書く。細かなことは「その2」以降に書く予定だ。てか今日は疲れたので、ブログを書いてさっさと寝てしまう予定なのだ。

陳列は主に庵野監督本人の書いた原画の複製。もしかしたらリアルな本物もあったかも知れないが、素人には違いはわからない。

で、展示総数は1500点ほどだと言う。一言で1500点と言われても全然ピンと来ない。普段から美術館に足繁く通っているわけじゃないし、比較対象がないのだ。

ただ、ザックリとした感想で言えば、

 「そろそろ終わりが見えるころかな?」

と思いながら、監視の目を光らせてるおばちゃんに「全体のどのくらいですか?」と訪ねたら、

 (先の方を指さして)あの辺りが半分くらいですかね

ええ?もうぐったりなんですけど?もう疲れてそろそろ終わりでもいいよって気持ちだったんですけど?

てか、別に価格が安いとか高いとかじゃなく、今回のは以前東京で見てきた「特撮博物館」と致命的に大きな違いがある。

 今回のは、「写真撮影禁止のもの」が「ある」

 前回のは、「写真撮影OKのもの」が「ある」

全く意味が違う。てか、何が禁止だったのかと言えば、

・動画が全て禁止

これは撮影し始めるとそこでみんなの流れが止まる為だと思われる。全員撮影されたらたまったもんじゃない。内容的には撮影されても構わないレベルの動画も多かったと思うけど

・東映の特撮は全てNG

つまり、「スタジオカラー」のシン仮面ライダー関連は撮影OK。東宝もOK。

・書籍関連の多くはNG

ただ、ずっと撮影OKの中にいきなりNGが混じっていたりするので、勢いで写真を撮りまくっていて「ここは禁止です」と後ろから言われても、

 撮ってしまった写真を消せ、と言われるほどじゃない。

確信犯的にそれをする人も居たかも知れないが、ぶっちゃけ僕はほぼしなかった。
※最初に注意されたポイントは仕方ない。感覚がわからなかったから

なぜか。

 一番撮りたい物=エヴァ関連であり、それは撮影OKだったから。

何も無理に「どっちでもイイレベルのもの」を撮る必要もないのだ。ただ、一点だけ、、、

 愛は流れるの原画&セル画だけは、スゲェ撮りたかった!

残念ながら検索してもその画像はヒットしなかったが、とにかく「著しく細かい指示と、遊び心満点のラクガキ(スタッフのサインとか)がてんこ盛りの一枚」。それの原画とセルだから、それぞれを見比べるのも楽しいし、一枚の作品としても、高密度でかなり長時間見続けていられるものだった。あ、念のために言うけど、「愛は流れる」は初代テレビ版マクロスの27話。本来の最終回ね。

庵野監督のプロ初仕事がマクロスだったらしい。板野一郎さんに付いてメカ作画をやるように、河森監督がダイコンIIIの当日に勧誘したというエピソードがキャプションに書かれてた。

 へ~って感じだ。

ちなみに僕は、「ほぼほぼ撮りたい写真は撮りまくってきた」。つまり、そう言ったキャプションも全て撮ってもイイモノは撮ってきた。てか、庵野監督の仕事と言えばエヴァが真っ先に浮かぶが、展示されていた物をウィキを見ながら拾い上げるなら、、、

・マクロス
・ナウシカ
・自主製作
・火垂るの墓
・キューティハニー
・彼氏彼女の事情
・式日
・ふしぎの海のナディア
・トップをねらえ!
・シンウルトラマン
・シン仮面ライダー
・シンゴジラ
・巨神兵復活
・ラブ&ポップ
・王立宇宙軍オネアミスの翼
・セーラームーンR
・宇宙戦艦ヤマト2199
・ヱヴァ新劇場版

このくらいは紹介されていた。物によっては原画数枚だけのもあれば、ミニチュアとかセルまで紹介されているものもある。

ヱヴァがメインだと言いつつも、実際はヱヴァやガイナックス関連の仕事は、

 大半が撮影OK

だったので、その辺はもう「全部撮るだけ撮って見てきてない」。

せっかくの原画なのに、と思うかも知れないが、ぶっちゃけ僕の中では、「手書きの注意書きが満載されたメモ」の「本物か画像か」の区別は、あまり重要じゃない。そもそも、小さくて読めないか読めるかギリのラインのものを「全てその場で読んでいたら」、

 丸一日掛けても見終えることは出来ない(断言

言ってしまえば当然の取捨選択をしたのだ。

つづく。

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