DUNE~砂の惑星~
検索用に「デューン」「DUNE」も書いておく。読む人には何にも関係無いけど、
果たして読む人が居るのやら
30年くらい前にマーク・ハミル主演で映画化されたもののリメイク、、、てか元々の小説の「再映画化」と言った方がいいかな。予告が素晴らしい迫力で、映画館に行く気もまぁまぁあったのだけど、気付けば終わってた。レンタルが出たら借りたいと思いつつ、気付けばレンタルでDVDを借りなくなってた。
UNEXTの方では課金作品で視聴可能だったのだけど、22日にはネットフリックスに入るらしかったので待ってた。
気付けば23日になってたけど、、、それはまぁ良い。
一応大作ということで雨戸を閉め切り、万全の体勢で視聴開始。既に予告は完全に忘れており、予備知識は、
砂の惑星の話らしい
と言うことだけ。マークハミルの方も実は見ていない。
結論僕の感想から言えば、
相当眠かった。てか2回くらい寝オチしてた。
※数分だったので巻き戻しもしなかった
音楽は雄大で迫力はあったものの、メロディアスではなく、耳には残りにくい「環境音楽系」。映像も素晴らしくお金が掛かってる感じの「引きの絵」がとても多く、乗り物や舞台など、世界観の演出も極めて素晴らしい。
さらにキャストも、主人公こそ知らないイケメンだったものの、つい先日2作ほど出演作を見たレベッカ・ファーガソン、さらにジェイソン・モモア。てか映画ってのは何でこんなに同じ俳優の作品を続けて摂取しちゃうんだろって思ったけど、まぁそれはよい。
他にもMr.サノス:ジョシュ・ブローリン、
※あんなメイクじゃないので小柄に見えた
ホームカミングスパイダーマンの恋人MJのゼンデイヤ、
新しい方のスターウォーズでハンソロの役所だったポーを演じたオスカー・アイザック、
名前は覚えてなかったけど、ステラン・スカルガルド、デイブ・バウティスタも見たことがある顔。
要は超豪華キャスト。
知らないのは主演のティモシー・シャラメだけ、、、なのだけど、この子、
むちゃくちゃイケメン。
ただ、僕にはMr.ロキ:トム・ヒドルストンにしか見えず、さらにキーパーソンだったMissMJ:ゼンデイヤも、ぶっちゃけ好きじゃない。
まぁモモアは結構好きだけど。
ともかく、異常にお金を掛けたビッグバジェットタイトルだったわけだけど、開始早々僕のモチベは急転直下する。
DUNE Part 1
え!?これ、連作なの!?ビックリである。ショックである。全然知らなかったのである。そもそも2時間半くらいのそこそこ長丁場な作品で、これまた連作とは、、、
ロードオブザリングかよ、、、
本作を見終わってみれば、「ロードオブザリングかよ、、」な例えは、あくまで僕の個人的な印象ではあるのだけど、
スゲェ近い感じ。
作品はド直球のSFで、スターウォーズ顔負けのSFXのオンパレード。てかジェダイみたいに相手を操ったり、ラピュタみたいに羽根をバタつかせて飛行する乗り物、FF15のような指輪を絡めた親子関係、砂の惑星もタトゥイーンをイメージするし、
ぶっちゃけ「DUNEらしさ」は、あの巨大な砂虫だけと言う気がする。
とにかく見ていて既視感の塊だった。
雄大な音楽でもメロディアスじゃない、つまり「ノリが良くない」ので、耳には残らず、環境音楽のように「僕を眠りに誘ってくれる」し、テンポが悪いとまでは言わないけど、
専門用語と壮大すぎる世界観で、ぶっちゃけ話について行けてなかった。
さらに、群像劇とも言えるスターウォーズと違い、物語はほぼほぼ主人公を中心に進むので、
ティモシー・シャラメが大好きな人にはたまらないかもだけど、個人的にはもうひとり主人公格の超絶かわいいキャラが居てもよかった気がした。
てか、
全体的にマジメ過ぎ。
笑えるシーンは一つも無し。つまりガス抜きが無く、「楽しさ」がない。「凄さ」はあっても「ドキドキハラハラ」「ワクワクキュンキュン」「ニヤニヤガハハ」はほぼ無かった。
言ってしまえば、「つまらない映画」だった。
調べてみたら本作は、ブレードランナー2049の監督。言われて納得「迫力の引き絵」は確かに凄かったけど、
ブレードランナーに出てたようなかわいいヒロインも居ず、ハリソンフォードのような切り札も無い。
まぁ笑いがないのはブレードランナー同様だけど。
興収はしっかり黒字だったので、ニーズそのものはしっかりあって、確かに迫力あるシーンの頻度も多かった。でも、例えばトップガンマーヴェリックやシンウルトラマンと比べて、「DUNEのが面白い」と言う人は、少なくとも僕の周りにはひとりも居ないと思うし、あんま「今風」じゃない感じは凄くしたな。
クリス評価は★☆。寝ちゃったし。でも凄い絵を見せてくれたことは評価。
偏見かもだけど、「ダークナイト」が好きな人が好きそうな映画だと思ったわ。
以下ネタバレ含む蛇足。
あんまこれ読んでから見る人は居ないとは思うけど、、、
・ジェイソンモモアの死に様に不満
あれだけのキャラ立てがしてあるのに、雑兵相手に数で押されて死ぬとか、
肩すかしもいいとこ。
「一騎当千」どころか、10人にも勝てない程度の男だったのかよ、と。
・ドクターの裏切りも薄っぺら
人質取られて裏切ると言う安っぽい展開にゲンナリ。毒殺も結局失敗してるし、
※あの至近距離で浴びてるはずなのに
たったひとりの人間がシールドを解除とか、防衛の中枢に絡むことが出来るとも思えない。
・夢に出てきた黒人が、イマイチよくわからず
友人のような師匠のような感じで主人公の夢に出てきた黒人は、終盤決闘して殺しちゃう相手だったの?って感じ。もちっとキャラに個性付けして欲しかった。
・砂虫の誘導が適当過ぎる
定期的に音が鳴るものに反応って、、、一瞬で来る時としばらーく時間が掛かるときの差が激しくない?あと大きさも中盤で採掘船を飲み込んだヤツと、終盤対人で出てきたヤツの大きさが違いすぎる。一言「小さいのと大きいのの説明」があってもよかったような。最後のは400mは絶対無いだろ。
・・・
見てる時はもっと言いたいことあった気がするけど、さほど面白い映画でもなかったからまぁいいや。
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