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2022年6月10日 (金)

一日に4つデジラマ作った

前日の夜下ごしらえしてフィニッシュしたのも入れれば5つ。

 相当ハイペース。

まぁその前に2、3日サボってたから、トータル差し引きゼロみたいなところもあるけど。

デジラマ作りというのは、大きく分けて3つのステップがある。

・被写体の確保

・背景の選定

・デジラマ制作

さてみなさん、この中で一番時間が掛かるのはどこだと思いますか?ええ読者様が誰ひとり居ない状態でこういう質問を投げかけると言うのは、

 壁に向かって独り言を言ってるのと同じ。

そう言う人生だよ。それで楽しく生きてこられたのだから何も問題はない。

デジラマ制作のステップは、内容によって天と地ほどの違いがある。時間が掛かるモノは10時間近く
※微修正含め
掛かるけど、短いものだと40分とか。さすがに30分未満で出来るモノは最近はほぼ無くなった。

被写体の確保は、つまりはフォロワーさんに写真を送ってもらうか、ネットでメーカーの公式写真から探すか。自分で撮って準備するのは、最近はほとんど無くなった。まぁ面倒だからと言うか、他の時間の使い方の方が有意義だと感じてきたからか。

話は逸れるけど、結局のトコロ僕はプラモ作りがそこまで好きじゃないのだろうな、と思う。プラモ作りが好きだと公言してはばからないO澤氏なんかは、

 黙々とヤスリ掛けをし続けたい

とか言ったりする。サフが楽しいとか、デカール最高という人も居る。ぶっちゃけ僕はどれもさほどでもない。僕がプラモで一番カタルシスを感じるのは、

 自分のセンス、自分の好みで配色して仕上げたモノが、他の人の作ったモノよりかっこよく見える瞬間。

「こんな配色で塗って、マジオレのガンダムが最高だわ」と感じるのが好きなのだ。言い換えれば、

 それがプラモである必要はない。

「かっこいいと感じる完成写真に自分の手で持って行ければいい」わけで、元から完成しているトイを、写真加工や色調変更で、「さらにかっこよく」仕上げられれば、それでいいのだ。僕は塗料のニオイは嫌いじゃないし、別にニッパーやヤスリを使うこともイヤではないけれど、プラモ作りの中で一番好きなのは、

 過程ではない。

ここは、プラモ作りが大好きな人と大きな違いがあるように思う。だから僕は「作るのが凄く早い」。なぜなら、作る過程より出来上がったものの方が価値があると思っているから。じっくり3ヶ月掛けて凄い作品を作る人も世の中にはたくさんいる。でも僕はそんなに時間を掛けて出来上がるのが「1つだけ」と言うのは、ある意味ムリなのだ。

デジラマ作りが好きなのは、「一番自分が楽しめる完成写真」を、ハイペースで量産出来ることにある。正直インスタの評価が低くても、自分が何度も何度も見返してニンマリ出来る、お酒を嗜む人なら、それを肴に一杯という楽しさが、「プラモ作りとは異次元のペースで起こりうる」のだ。

話を戻す。

 時間が掛かるのは、「背景探し」だ。

と言うか、プラモを自分で撮影する場合でも、大量の写真から「ベストなものをチョイス」し、そこから背景を探す。つまり、

 背景ありきでプラモの写真を用意することはほとんどない。
※絶対ないワケじゃないけど

なので、光源、スケール、スペース(宇宙ではなく立ち位置という意味)、角度、シチュエーションが、「しっくり」する背景が見つけられるかどうかで、

 デジラマ作りの工程の大半が終わると言っても過言ではない。

逆に言えば、背景が見つからなければ何時間も何日も、被写体を前にして路頭に迷うことにもなりかねない。まぁ何日も、ってケースは稀だけど。なぜなら、

 生産性を重視するのでサクッと妥協するから。

今回1日で4作も作ったのは、一言で言えば、

 背景がサクサク見つかったから

に他ならない。中には前日から「これいいな」と思って組み合わせを決めていたものもあり、そう言うのは実務作業だけでカタが付く。てか、

 一つ作り終えてすぐ次を作る、さらにその次、そしてその次というのは、実務作業だけでも、相当なエネルギーが必要ではあるのだけど、、、

それだけしっくりいく背景が見つかっていた、実務作業時間が少なく済む素材
※コアファイターなどの戦闘機や、バストアップなど全身がないモノなど
だったと言うこともあるかな。

ちなみに、被写体として大変なのは、

・突起物が多くトリミングが大変なモーターヘッドやメタルビルドエヴァ

・2体、3体と複数体を1枚に収めるケース

そして、

 背景とのコントラスト差がほとんどなく、ピンボケしていて境目を特定しづらく、さらに使う背景と元の背景のコントラスト差が激しいもの。

最後のは本当に大変。「ピンボケはモチベを最も低下させる」と言っても過言じゃない。と言うか、被写体に一番求められるのは、「自分が作りたくなる見た目」ではあるのだけど、例えば、

 自分が作りたくなる見た目が100点でピントが30点だったら、見た目が50点でピントが100点のものの方が作りたくなる。

見た目が一番ではあるけど、見た目だけでは作れない。逆にピントが最高であれば、多少のルックスは全然妥協出来る。

 仕上がりが良くなるかどうかは、見た目だけで決まるわけじゃないのだ。

・・・

昨日は、かねてからスゲェ好きだった「スピードミラージュ」をデジラマにした。素材はボークスの公式写真。
※使っちゃダメかも知れないけど

 スゲェかっこいい。スゲェ何回も見直してる。

モーターヘッドのデジラマ化の最大のロマンは、

 あの小さな目を光らせることが出来る

と言う点だと言っても過言じゃない。ザクやガンダムと違い、MHの目はとても小さい。しかし、劇中での自己主張は非常に印象深く、「プラモでは光らせることが難しい」、

 デジラマならではな武器だと言える。

ちなみにスピードミラージュとは、別名ワンダースカッツ、クラウドスカッツ、
※細かいことは知らない

 要はエルガイムmkIIのモーターヘッド版だ。
※ジュノーンがエルガイムmkIとするなら

僕はエルガイムmkIIが大好きだが、ぶっちゃけ見た目だけなら、このスピードミラージュのが遙かに大好きだ。てか、

 全てのモーターヘッド、ヘビーメタルの中で一番好きなのがスピードミラージュだと言っても過言ではない。

しかし、劇中での活躍は一度も見たことがない。出てきた頃にはもう読んでなかったから。
※もしくは覚えてないだけかも?

なので、立体物としてリリースされている数も少なく、それに伴って作例も極めて少ない。レッドミラージュやナイトオブゴールドなら探せばいくらでも見つかる作例写真も、スピードミラージュでは、

 2つくらいしかない。

あとはメーカーの公式写真ということになり、選択肢は極めて少なく、狭いと言える。

幸いだったのはそのメーカー写真が高画質で、「かっこよかった」と言うことだ。

 久々ガッツリモチベが上がったわ。完成したのを見ながらニヤニヤが止まらんわ。

こういうことがあるから止められないと思うのだよな~。

一点デメリットがあるとすれば、MHは作ってる人が少ないので、僕が作ったデジラマを見せて「かっこいいでしょ!」と自慢出来ないと言う事くらいか。エヴァやガンダムほど市民権を得てないのだよな。

・・・

他には久々コアファイターをネタにしたのと、庵野秀明展にディスプレイされていた「AAAヴンダー」、あとはメタルビルドの弐号機を作った。

スピードミラージュはバストアップだったし、コアファイターもヴンダーも戦闘機タイプなのでトリミングは比較的短時間で済む。弐号機はまぁ、、慣れても来たかな。

結局、自分が楽しいことを続ける。それだけのことなのかも知れないな。

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