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2022年6月18日 (土)

ケイト

ネットフリックスの映画。専売の可能性も高い。

主演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド。遊星からの物体Xやダイハード4.0にも出ているが、一番有名なのはファイナルデッドコースターかも。何人もの彼氏を倒して行く映画のヒロインでもあったけど名前は忘れた。あとたまたまこの映画のあと、ホントにたまたま見たラブ×デスでも出てた。てかラブデスはキャストとかスタッフとか表示されないの?

他にもウディ・ハレルソンや、日本人國村隼が出ていて、舞台は東京。

 非常にうさんくさい。

あと僕の嫌いな浅野忠信も。この人はなんでこんなにピックアップされるのか本当にわからない。英語はしゃべれるのかも知れないけど、見る度にテンションが下がる。「またか」と。まぁメアリー×ハレルソンはさすがに見ない選択肢はないと思ったので、浅野忠信が出てても見るけども。

内容的には、子供の頃から暗殺術をたたき込まれたケイトが、大阪であるターゲットの暗殺をする。半年ぐらいしてケイトは、ある男に毒を盛られ、

 24時間くらいで死ぬ。解毒薬はない

と言う状況になり、「黒幕」をぶっ殺してやる!と誓う。

みたいな話。舞台が東京ということもあって、

 監督の「日本のイメージ」がこれでもかと全面に押し出されている。

大阪で殺した男の娘もキーパーソン。國村隼はケイトの暗殺を依頼した男の兄で、やくざの組長的な立ち位置。浅野忠信は№2的なところ。

 正直、かなり見ていて「ウザい」映画だった。

日本語の歌がこれでもかと流れているし、そのボリュームもデカく、さしていい曲でもない。娘が歯の矯正をしてるのも意味がわからないし、展開的に多少どんでん返しはあるものの、「この僕ですらわかるレベル」で驚きも無い。

絵作りはそれなりにお金を掛けて、「外人がイメージする東京」を作り上げてはいる。ある意味松田優作のブラックレインにも通じるかも知れないけど、それでもどこかこぢんまりとしていて、

 どのシーンも見覚えがあるような既視感の塊だった。

アクションシーンや殺陣も少なくないけど、やっぱり既視感が拭えず。ただ、序盤のカーチェイス(非常に短い)だけは、

 短時間だからこそ印象に残ったのかも知れないけど、かなり良かった。

カーチェイスで「かなり良い」というのは、僕の中で極めて珍しい。前回はイーグルアイ。あとはワイルドスピードメガマックスくらいだ。

何が言いたいかと言えば、

 メアリーがあまりかわいくない。
※歳も取ってしまった

これが一番。一応娘の母親的な位置付けにもなるので、メイクをかわいく仕上げなかったのもわからなくはないけど、

 もうちょっと美人扱いして欲しかった!

「ポロニウム204」と言う放射性物質を含んだ毒物によって、24時間で死んでしまうと言う設定も、どこかに抜け道があるのか?と言う疑念が拭えないままに進んでいき、

 そもそもソレ何だよ?

って感じではあった。

ハレルソンも大した役ではなかったし、全編通してのクリス評価は★ってところ。早送りしたくなるところは極一部の歌だけで、何とか眠くならずに最後まで見ることが出来た点は評価するけど、雰囲気的にスカ子のルーシーに似てたぶん、もう少し超人的なかっこよさを(メアリーに)期待しちゃったな~。

 あとやっぱり浅野忠信は嫌い。あと娘の女の子もかわいくなかったわ。

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