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2022年8月13日 (土)

映画見るデー

「グレイマン」が面白かったこともあって、久々に映画をガッツリ観ることにした。つっても映画館ではなく、ネットフリックスでだけど。

●ブラッドショット

ヴィン・ディーゼル主演、アメコミとかグラフィックノベル系のヒーロー物。奥さんを殺され、復讐に燃える主人公が改造人間に、、、みたいなキャプションだったと思うけど、

 まぁいろいろ違ってたと言えば違ってた。

とりまヒロインは知らない人だったけどそれなりに美人で、いくつか出演作も見ていた
※ワイルドスピードスーパーコンボ、ベイビードライバー、アニータバトルエンジェル
けど、記憶には残ってない。

とにかく直前に見たグレイマンが「良すぎた」ので、どうしてもそれと比較してしまう。単品で見れば決して悪い作品ではなかったと思うのだけど、

 言ってもヴィン・ディーゼルの映画。

ヴィンの映画って「全部ヴィン」って感じ。トムとかステイサムとか、キャラが固まってるタイプの役者は少なくないけど、ヴィンは特にソレが顕著って感じで、オファーも承諾も、それを含めて決めてる感じ。

 つまりヴィン・ディーゼルが好きなら好きだろうし、嫌いなら見ない。そんな映画。

ざっくり書くなら、「600万ドルの男」や「バイオニックジェミー」のような、超人的なキャラクターを、今風のナノマシンで制御しつつ、ちょっぴり「ゴクウc寺沢武一」のようなコンピュータへのアクセスも少々こなします、みたいな感じ。

ネタバレを控えめに言えば、導入からどんどん話が広がっていき、「なるほどねぇ」と感心させられたりもしたのだけど、終始感じたのは、

 全身の血液がナノマシンで、それによって骨折どころか「脳みそが吹っ飛んでも再生する」ようなスキルがあるなら、

 腕を切り落としてフェンスの向こう側に投げ、そっち側で再生することとか出来そうなのに

つまり、「ナノマシンが凄いのか凄くないのかイマイチよくわからなかった」感じ。再生だけに特化してるわけじゃないみたいなのに、再生にしか使ってないような、、。

エフェクト関連はかなりしっかり出来ていて、十分今風な仕上がりだし、話もそこそこ面白いけど、例えばアクションシーンに「徹底的なこだわり」みたいなものは見られず、どこか商業作品な感じ、予算以上でも以下でもない感じがした。グレイマンが「青天井で予算を組まれて作られたのではないか」と思わせるような内容だったので、
※実際はもちろん違うとは思うけど

 ちょっと物足りなさを感じたかな。

あとヒロインの能力もあんまよくわからなかったし。あの子は一体何ができる子だったの?

クリス評価は★★☆かな~。最後にアキレス腱とも言える弱点がなくなったので、次回作にも繋がる終わりではあったけど、もう一歩「凄くなる余地」がありそうな手触りだったわ。

●アポロ13

ロン・ハワード監督。トム・ハンクス、ケビン・ベーコン、ビル・パクストン、エド・ハリス出演。

結構昔の結構な名作と名高い作品だったけど、ずっと見てこなかった。と言うか「見たかも知れないけど全く見たことを覚えてない」。なぜなら、

 ノンフィクション映画が好きじゃないから。

でも今回、、というか最近、「タルいところは飛ばせばいいじゃん」ということに気付き、躊躇いもなく前半丸々すっ飛ばして、「トラブルが発生したくらい」から見ることにした。

そもそもこのアポロ13は、「地球からのサポート」がキモな作品であったことは知っていたし、トラブルを乗り越えて生還したドラマであることも知っていた。だから、

 序盤の展開など一切見なくても大丈夫なのだ。

まぁ本当の映画好きからしたら「ひどいヤツだ」と思われるかも知れないけど。

見始めてすぐに気付いたことは、

・エド・ハリスに髪の毛がある!

・ケビン・ベーコン出てたの知らなかった。これトレマーズの人だよな

・ビル・パクストンって、、、あ!マトリックスの小悪党か!

あとは、ケンという地球側のサポーターがジェフ・ゴールドブラムみたいな顔だけど、よく覚えてないなぁでもいい役だなぁと思ったくらい。

とにかく地球でもNASAと、乗組員の自宅諸々と、宇宙とが行ったり来たりするので、

 見ていて結構疲れる。

そのたびに頭を切り換えなきゃならないこともあるけど、ぶっちゃけ、

 乗組員の自宅がウザい。

まぁドラマとしては必要なのかも知れないけど、ただただ心配してるだけなんだもの。

わかってたつもりだったけど、地球側のサポートが心地よく、今になって思えば、「はやぶさ」でも同じような展開だったなぁと。ただはやぶさは無人宇宙船なので、「命に関わらない軽さ」はあったけど。

最後パラシュートが開く瞬間のカタルシスは相当高く、ちょっぴり涙ぐんでしまった。話を良く知らなかったこともあって、

 乗組員のひとりくらい死んじゃうのかも?

とも思ってたけど無事だったし、完全なハッピーエンドはとても心地よかった。後半1時間くらいしか見てないけど、★★☆くらいはよかったかな。

●オールドガード

シャーリーズ・セロン主演、これもアメコミとかグラフィックノベル系。

どんな話か全然知らなかったけど、思った以上にSFだった。開始直後にわかるのでネタバレにはならないと思うけど、

 もしネタバレだと感じたらごめんなさい。

 銃で撃たれたのに結構あっさり蘇生する。

4人のチームは、何百年と人知れず世界を救い続けてきた。マシンガンで蜂の巣にされても死なないし、歳も取らないが、

 あるタイミングでその能力が覚醒する

つまり、生まれた時から歳を取らない、ずっと赤ちゃんのままというわけではなく、例えば30歳とか、例えば50歳とか、ある日突然「そうなる」。諸々の事情は見終わった今も曖昧のままなのだけど、

・絶対死なないわけじゃない→いきなり能力が消えて回復しなくなる

・世界の何処かで誰かが覚醒した時は、他の仲間もその人の夢を見る

・覚醒した直後はいきなり能力が消えることはない

・能力が消えても、普通の人間程度の自然治癒力は残るっぽい

・痛みは普通に感じる

いろんな設定テンコ盛りだけど、単純に「自分の家族が老いて死んでいくのを見る」のは、なかなかにツライだろうし、軍からもモルモットとして人体実験や解剖されるのがオチ。なので基本は人知れずがんばるだけ。

 まぁいい人で良かったって話。

ただ、「殺すのはよく殺す」。殺しまくる。相手の中にはそこまで悪くない人もいたんじゃないかとも思うけど、、、

 今日見たグレイマンも、ブラッドショットも、オールドガードも、とにかく簡単に殺しまくる。

それでいいのかと言えばそれまでだけど、「何百年も正義の味方だった」って歴史を考えると、もう少し人命に対して謙虚でもいいんじゃないの?とは思ったり。

最終的には続編がいかにも作られそうな終わり。シャーリーズ・セロンはちゃんと美人だけど、もうひとりの黒人女性はそこまで魅力は無い。が、違和感もない。続編がどうなるのかわからないけど、

 女優は永遠に美しくはいられない。

大変だろうけど、彼女がキレイなウチに続編を作って欲しいな、とは思った。

クリス評価は★★かな~。普通だったけど早送りしたいと思わなかったし、「2012」の黒人博士もイイ感じの役だったり、製薬会社のCEOが「いかにもマッド」でなかなか魅力的だったりして、印象は悪くない。ただ、何百年も一緒にいて、「今裏切るのかよ」って感じはスゲェしたし、どこかスッキリしない設定だな~とも思ったので、そこまで点数は伸びないかな。

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一日に約4本も映画を観ると、さすがに脳が少し疲れた感じになる。わかりやすく言えば、「ちょっと頭痛がする」。

ブログはともかく、デジラマは作らなかったし、休日の使い方としてこれで良かったのかなぁと言う気もしないでもないけど、どれもそれなりに楽しめたから、

 ま、いっか

って感じかな。

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