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2022年8月 3日 (水)

雷が落ちた!

2022/7/26の話。時刻はたぶん23時10分頃。

デジラマ作りが一旦一区切りして、ダラダラとスマホをいじっていたら、いきなり爆音と閃光
※「閃光」という言葉はこれまで何度も使ってきたけど、これ以上ない「閃光さ」
と共に、「バチッ」と辺りが真っ暗に。

 スマホ見てたからホントに真っ暗ってことはない

瞬間「雷が落ちた!」と思い、ほぼ同時進行で脳内に箇条書きが発生。

・家電は死んだのか?

・これは我が家なのか?近所なのか?

・まだ危ないのか?

・かみさん大丈夫か?

・とりあえずトイレ

・スマホのバッテリーは93%※外付けも多少は残ってるはず

・暑い

とりあえず、隣の部屋にいるかみさんに「どうしたもんかねぇ」と話す。周囲の家、と言っても自宅から見える家は実質2軒で、お隣はこの時間寝てても不思議は無い。川向こうの家は、、普段から消えてるか点いてるかわからない。ただ、

 家の真横にある街灯が点いている。

もし広域停電であれば、この灯りは消えているはず、、、だが、この電灯の電源が例えば太陽電池のようなもので、中部電力からの電力供給とは別の電源を確保している可能性もゼロじゃない。非常用の電源が確保されるシステムかも知れないし。

かみさんは、そそくさと懐中電灯を出し、「冷蔵庫は開けないで」と言う。なるほど納得。もしもサージによる被害があっても、今の状態では確認のしようはない。とりあえず壊れてる感じ
※例えば焦げ臭いとか
は無い。

ネットで停電情報を調べて見るも、特にそんな話はない。当たり前だが、テレビにその情報が表示されていても、それを見ることは出来ない。
※そう言う意味でも、災害時にテレビの情報をあてにするのは危険だと言うことをあらためて学ぶと同時に、スマホの外部電源は、普段の携帯用だけでなく大きめなのを買っておくのがいいかもとも思った

とりあえず寝るしかないかもと思いつつ気持ちをリセットする意味でも歯を磨く。スマホがあるので真っ暗闇ではないが、見える景色は全然違う。トイレもしかり。

長男や、比較的仲の良い同窓会のグループラインに投げつつ、オフの友人であり以前「自宅に雷が落ちた経験がある」友人Tに電話してみる。彼は結構早寝だが、緊急事態なので、悪いが起きて貰う。

無事連絡が取れたが、正直落雷時の記憶はほぼ無いという。まぁ30年くらい前の話だからしょうがないか。

どうしたもんかねぇと相談したら、とりあえず中部電力のページをパソコンから開いてくれて、そこで住所や、近隣の電灯の状況などを書き込んで連絡する手順を踏んでくれた。

その過程で、「ブレーカーは見たのか?」と訊かれ、完全にその存在を忘れていたブレーカーをチェック。

 ・・・と言ってもどれがどう言う状態なのが正常なのかわからない。

とりあえず友人Tと電話をしながら、一番左からレバーを上げてみる。

 変化無し。

次のレバーも上げてみる。

 点いた!!

これぞ「復旧」という感じで、電気が点いた。状況を言葉にすれば「ブレーカーが落ちただけ」なのだけど、「光と音が同時に発生する」と言う雷の「経験が一切無い」状況では、さすがのクリスも冷静さを欠いてやむなしだろう。

友人Tに礼を言いつつ、二階に居たかみさんに「点いたよ~」と伝える。電気が点いてない状態で二階に移動したかみさんには、復旧したことが瞬時にわからなかったらしい。

とりあえずエアコンとPC、テレビの電源を入れ、特にPCに問題がないことを確認。ただ、ほんの5日前に取り付けて貰ったばかりのエアコンの「冷たさ」が、以前より「ぬるい」気がした。

 オイオイ買ってすぐコレか?

こういうのって保険適用外なんじゃないのか?と思いつつ、温度を下げしばらく様子を見たら、何とか冷たくなってきた。

 中がどういう状況になってるのかはわからないが、なんにしても「いきなり電源が切れる」と言う事態は、家電全般に対して快適な状況ではあるまい。

 てかしばらく(30分くらい?)したら急に冷たくなって逆にちょっと焦ったけど。

あらためて停電状況を調べてみると、岡崎や蒲郡、豊田、北設楽などで包囲網の如く発生しており、僕の住む豊川ではそう言う報告は上がってないようだった。

ともかく、いつものような生活が戻ってきたと思いつつ、安心したらお腹がゴロゴロしてきたのでトイレに行き、

 いつも通りPCの前で寝オチ。

この日は湿気が凄くて、このままここで朝まで寝てしまおうかとも思ったけど、とりあえず二階の寝室へ。暑いので足元の扇風機は直風で当てようかな、
※寝室にエアコンがない
と思ってスイッチを入れると、、、

 ウンともスンとも言わない!

どこでどういうトリガーだったのか全く想像が付かないが、
※たまたまのたまたまに寿命だった可能性もある

 あの雷の被害は、「扇風機一台」ってところだ。

てか無茶暑かったけど、意外と精神的に疲れたのか、存外早く眠ることが出来た。まぁそう言うもんか。

ちなみに壊れた扇風機は、僕が19歳の頃ひとり暮らしを始めて買ったもの。今が52歳だから、33年間使っていたことになる。最近はパワーが弱くなっていて、リモコンも紛失してしまって居たけど、

 心から「おつかれ~」って思ったわ。

てか愛着もそれなりにあったけど、
※何せ人生の半分以上を共にしたわけで。ある意味子供達より付き合いが長い

 新しい扇風機を買うのもちょっと楽しいかもな~

なんてことを思ったりもしているのだ。

・・・

翌朝家を出て周囲の状況を確認。室外機が焦げてるとか、電柱に破損が見られるとか、目で見える被害は見受けられなかった。

 まぁホッとするよね。

ウィキペなどを読みながら冷静に考えてみると、、、

雷が落ちたのは思ってる以上に遠くで、地面をサージが走っては来た。しかしブレーカーが吸収出来るキャパ「前後」で、それを吸収しきれなかった古い扇風機にのみ実害が出たのかな、と。

もしかしたら僕が気付いてないだけで、コンセントに繋ぎっぱなしでしばらく起動してないゲーム機やらテレビやらも「やられてる」可能性はあるけど、被害が広がるのは怖いので確認はしない。知らなければ「問題ないのと同じ」だからね。ともあれ、

PCに直撃されてたら、作ったばかりのデジラマどころか、これまで作った全ての元ファイル、死ぬほど時間を掛けて集めた背景写真ほか、想像を絶するいろんなものが失われる。

そう言う恐怖を鑑みると、今のウチにバックアップをしておこうかとも思うのだけど、

 ハードディスクの故障ではなく、PC全体の破壊となると、バックアップもなかなかやりようがないなと思った。
※複数のドライブにセーブするだけじゃ意味がない

一応テキストファイルだけはUSBメモリと店のPCに退避しているので、最悪失われる可能性は低いんだけどさ。

まぁ大事が無くて良かったわ。ホントに。てか僕が知らないだけで、近隣で「やられちゃった方」がいらっしゃったのかも知れないけども。

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