デジラマ~意味のある失敗~
インスタのストックが減ってきた&KMさんがゼフィランサスの写真を送ってくれたので、久々にデジラマ制作。あと、以前「上半身だけ。深度合成しかしてないザク」を1作扱いにするために、
肩に女の子を乗せてみたり。
軽く書いたけど、そのために軍人と女の子の写真を30枚以上ダウンロードして、その中から吟味に吟味を重ねてチョイス。加工そのものも結構手間が掛かっていて、
※腕の角度を変えてみたり
大きさにも十分注意しつつ。
なのにゼフィランサスが微妙な角度ミスをしてしまって、
※作ってる時も「何かがおかしい」ことはわかるのだけど、それが何かわからないとそのまま進めてしまうワナ
ああ背景の視点が低かったのか、、、
「背景の視点」に関しては、何度も失敗してきてようやく、本当にようやく次のステップに進めそうな気がしないでもないところに来た。
以前から、角度の重要性は口を酸っぱくして書いてきたけど、
A.地面と足の裏がピッタリくっつく
B.カメラの高さが正しい
仰角中心で作ってる時は、Aの案件さえクリアしていればほとんど問題がない。破綻のないそこそこリアリティのある写真が出来上がる。
しかし、見下ろし視点で作る場合は、
※以前のイングラムのような<僕のインスタをフォローしてないとわからないだろうけど
それだけじゃダメ。
イングラムの時は、カメラが広角か望遠かの違いがあって違和感に繋がっている、と結論付けていたのだけど、今回どうやらそれは違うらしかったことが「わかった」。
例えば本物のガンダムの正面写真を撮る場合、ちょうどコックピットの高さから、、例えばビルの3階くらいから撮ったとする。その際「見下ろして撮る」と、足の裏はつま先が手前で、かかとが奥になる。しかし、この位置からだと顔は映らない。見下ろし度合いが浅い場合は当然足裏は画角に収まらないが、顔は画角に収まる。
で、今度はガンダムと同じ高さに立って撮る場合。「つま先が手前でかかとが奥」になるように撮ると、「顔どころかふくらはぎくらいまでしか映らない」。ほぼ足首だけの写真になる。
視点の高さによって見える部位、見える部位の角度が全然変わる。
一方地面に関しては、立って写真を撮る場合、真横を向けばもう地面に奥行きが発生し、かなり見上げないと「画角に収まる地面」を水平には出来ない。
真横から地面を撮った写真にピッタリ接地する足の裏の角度は、「カメラマンの立ち位置の高さがどの高さであっても存在する」。
※めちゃわかりにくい話だとわかって書いている。だって僕自身これに気付いたのがまさに昨日のことなのだもの
・ガンダムから10m離れてコアファイターの高さから撮る
のと、
・ガンダムから20m離れて頭より上の高さから撮る
のとでは、「どちらも足の裏が地面に接地させることが出来る」が、「ガンダムの見える部位は全然違う」。
たぶんイングラムも、広角か望遠かではなく、「高さと距離の関係」が完全じゃなかったからだと思う。
仰角で撮っている時は意識しづらかったこと。
ともかく、今回失敗した「歩道橋からの写真」では、「地面に接地させた上で見えるガンダムは見下ろした角度ではなかった」と言う話だ。
※ビルの8階くらいから撮ったことを想定しなきゃダメだった
とどのつまり、「本物の大きさに見せる」ためには、どれだけ本物を具体的に背景の中にイメージ出来るかが勝負だと思う。今までは足の裏にだけ注視して作ってたけど、それだけだと今回のようなミスをまた冒してしまう。
この背景を使いたい。そしてこのプラモの写真が「合いそう」という衝動だけで動くと、結果こういうミスを招く。
「このプラモに合う背景」を探す場合は、「足裏の接地」と「視点の高さ」、あと当然スケール感をキッチリ考えて探さないとイケナイと思った。
ちなみに、距離が遠いと角度の曖昧さ、ハッキリ言えば「ミス」はわかりづらくなる。だからこそ気付かなかったってこともあるけど、逆に言えば「近い距離で破綻無く立たせることが出来れば」、そこでリアリティが一枚増す。
見下ろし写真は、地面にいるカメラマンからの写真が大半な現状、テストすることもソースを探すことも難しいけど、プラモの撮影は極々簡単かつ普通。田舎の日常生活ではほとんどチャンスがないけど、
※8階建て以上のビルに行くことも少ないし、そう言うビルは、「普通に窓に行けない※間取り上会社が入ってる」。もっと言えば、窓ガラスにワイヤーが入っていたり、とにかくもろもろの事情でチャンスがない
もしそう言う写真(景色)を見かけたら、どん欲にダウンロード&自分でも撮影していきたいと思った。
てか失敗するとかなり凹む。背景もプラモもイイ感じだったので、別の写真でリサイクル出来ないかなぁとシミジミ思うな~。
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