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2022年9月10日 (土)

ゼルダの伝説ゲームウォッチ~その2~

まさか「その2」を書くことになろうとは。

地球防衛軍6が、思いの外クリア後のトレハンに燃えられず、まぁ70時間近く遊んだし、楽しかったからこれでおしまいでいいかな、と沈静化した。さらにデジラマも久々2作ほど作り、さらに多少「候補」も準備。キリが良いところまで来てまだ時間があったので、

 せっかくだし少しくらいやってみようかな。

とゼルダをプレイ開始。

事前に伝え聞いたこと、自分の見た感想から一歩踏み込んだ「プレイフィール」の話をしようかな、と。

まず開始早々感じたのは、

 文字が読めない。

小さすぎて、あと老眼であることもあって、ほとんどの文字が読めない。正確には、「読むために距離を調整してまで読もうという気にならない」。

 概ね何言ってるか覚えてるし。

ルピー取られたら「ドアノ シュウリダイ モラウゾ」だろうし、ルピーが増えたら「ミンナニハ ナイショダヨ」だろう。

 とにかく読めなかったけど、まぁプレイ。

そしてすぐ感じたのは、

 操作しづらい。

最近のコントローラと比べて、ゲームウォッチは重さがムチャクチャ軽い。あまりに軽すぎて、

 重さを含めてホールドしていたのが、「重さ分も自分でカバーしなきゃホールドできなくなってる」感じ。

具体的に言えば、左右からガッチリ挟み込むように固定するか、十字キー側も「ボタン全体を抑え込む」ような強めの握りにしないと、細かな操作がままならない。

 てかままならないと言うより、「ヘタクソ」なのだ。

思った通りに動かせない。狙い通りに撃てないとか、1キャラ分の隙間にスッと入れない。

 まぁコントローラの難と、操作する側の劣化がフィフティという気もするけど。

以下結構衝撃のラストまで一気に箇条書きする。

・剣を貰う

・周囲のオクタロックを倒す。普段は一匹だけ残してマップを埋めていくが、オクタロックは倒しやすいので、ヤツらしか出ない面は全滅させる

・逆にピーハットやリーパー、モリブリンの面は一匹残しで掃除していく

・爆弾を手に入れて破壊したのは、砂漠右の岩。ここからハートの器ゲット

・レベル1のダンジョンへ。ここでは弓をゲット。でも矢の80ルピーが貯まらない

・周囲を探索していたら、そのままホワイトソードのところまで行くことが出来て、まんまとハート5個の状態で手に入れる。序盤で一気に強くなってニヤリ

・スタート地点の右、海岸の入り口を壊してハートの器をゲット。特にここにあることを覚えていたわけじゃない。

・レベル2とレベル3のダンジョンの場所が曖昧だったけど、とりあえず突入。たしか青ブーメランを貰えるはずだが、、、イカダを手に入れる。

・そのまま問題無くダンジョンをクリア。イカダを手に入れたのでそれでハートの器をゲット。

・てか今クリアしたのが「レベル3」だったことに気付いて、今度はレベル2へ。

・問題無くクリア。青ブーメランゲット。

・手持ちのルピーが160ほどになったので、ブルーリングを目指してそろそろギーニで稼げるかと墓地を目指す。「北、西、南、西」も覚えててちょっと嬉しくなる。

・しかしギーニがムチャクチャ手強い。精度の高い操作が求められる局面は、この環境では鬼門中の鬼門だ

・一方で、当時難敵だったタートナック(と言っても赤)が、動きを予測しつつ割と難なく撃破。ただ、青はそうは行かないかも知れない。あと高速アモスもマジムリ

・ギーニは諦め、他にどこか良い場所はないかと思案したら、レベル3の入ってすぐのところにゾルが居る部屋が2つ続く。ゾルは最初の剣では分裂してしまうが、ホワイトソードならば一撃だし、動きも遅く飛び道具もなく、ダンジョンの出入りで復活させられる。

当時は気づけなかったが、ここでの稼ぎは、安全性は言うまでもなく、生産性すらもギーニの稼ぎよりも良い手触りだった。

あっという間に250が溜まり、ブルーリングをゲット。一気に耐久力が上がる感じが心地よい。ぶっちゃけ白服より緑服のリンクの方が愛着もあるし見た目も好みだが、

 この小さな画面ではほぼ区別は付かない。

・イカダでレベル4のダンジョンへ。ここは暗い部屋が多く、バイアはホワイトソードではキースに分列するだけでアイテムも出ないので、ここまでとは比べものにならないほど難度が上がる。

 ろうそくを買っておけばよかったと軽く後悔。

それでも途中何度かゲームオーバーになりながらもどうにかクリア。はしごもゲット。

・はしごでハートの器をゲット

・そろそろ薬を買おうかとも思ったけど、たしかレベル5のボスあたりで矢でないと倒せないヤツが出てきた気がしたので、ちょっと稼いで矢と、ついでに肉も買う。あと青ろうそくも。80+60+60=200ルピー。

・レベル5の入り口は右上の方の岩山をひたすら上るだけ。準備は万端ここも何とかなるだろうと侵入。

・入ってすぐの部屋で、「ヤツ」に遭遇する。

 ポルスボイス。

初代ゼルダでは、2コンのマイクで瞬殺。のちのカセット版の頃には、AVファミコンとなってマイクが無くなり、「ただただ強い敵」に。ちなみに海外版にもマイクはなく、フエか何かで瞬殺出来る仕様らしい。

今回のゲームウォッチ版では、ある種救済措置が取られていて、

 「あるボタンを押すと瞬殺出来る」

ようになっているという。

ちなみにボタンは、十字キー、A、B、スタート、セレクト、ゲーム、タイム、ポーズ、そして電源ボタン。これで全てだ。

 当然全て押してみたが、ポルスボイスはピンピンしている。

とりあえず自力で倒せるかと戦闘再開。

 ホワイトソードの攻撃で、1体倒すのに5回くらい切らなければならなかった。

クソ堅いやつなのだ。ギャフン。それでもがんばって、画面内がラス1になるまで倒した後、何か情報に過ちがあったのかも知れないと、再度ページを読み返してみると、

 「あるボタンを長押しすると」

の間違いであったことに気付く。

今度は順番に、各ボタン10秒ずつくらい押していく。当然一番最初に試したのはセレクトボタンだが、
※このボタンはゲーム中にほぼ使われない

 ヤツは死なない。

スタートもゲームもタイムも、そして電源も、、、全ていろいろ試した結果、、、

 何が起こったか。

そう、

 ゲームが終了され、タイトル画面が表示された。

そして、、、

 画面には「クリス」の文字と、

 ハートが3つ。

おそるおそるスタートボタンを押すと、

 僕は物語の始まりの場所に立っていた・・・ザザーン<波の音

今回のゼルダは、「オートセーブ」と言われていた。だがしかし、ルピーを増やすゲームなどで「負けたらリセット」はどうするのだろうという疑問もあった。それでもオートセーブと書かれているのだから、僕の知らない間にセーブされているのだろうとタカをくくっていたのだ。

 オートセーブなどされていなかった!!

怖ろしいことに、僕はゲーム開始からブルーリングやら矢やら肉やらを購入し、さらにレベル4まで完遂するまでのプレイで、

 一度たりともセーブをせずに遊んでいたらしかった。

 フーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ、、、、、、、、

大きく息を吐く。

まず、ポルスボイスを倒す為のボタンは、調べたら「セレクトボタン」らしかった。だがしかし、僕が何度試してもヤツは消えなかった。心の中で10秒数えても消えなかったので、

 もしかしたら1分長押しだったかも知れないが、

単純に「少しでも体力が削られた状態だとその即死攻撃は通じない」だったのかも知れない。あとはしっかりボタンが押せてなかったとか?

よもやこんなワナが待ち構えていたとは、、、って感じだが、

 実は大して凹んでも居ないし、むしろ、

 「ちょっと楽しい」くらいまである。

僕はゼルダが大好きだ。特に初代ゼルダは、全てのゼルダの中でも一二を争うほどに大好きだと言って良い。シンプルだが完成されたシステム。美しいグラフィック。
※初代ゼルダの美しさを感じられる感性であることに感謝するレベル
音楽はもちろん、効果音もとても心地よい。

 もう何度もクリアしているし、むしろ、

 「このトラブルは美味しいな」とほくそ笑むほどなのだ。

別にもう遊ばないとも言わない。まぁ次やるのは3DSに入ってる無料でダウンロードさせてもらったヤツでもいいかな、とも思うけど、
※それだとポルスボイスが超強敵のままだけど

・小さすぎる画面

・操作しづらい軽さと指が痛くなる十字キー

・なかなか入れない1キャラの隙間

・手強いギーニ※どいつだったかもわからなくなりがち

・オートセーブじゃないワナ

それらを全てひっくるめた上でも、

 ゼルダはやっぱり楽しかったからな!

・・・

ちなみに画面の大きさは2.36インチ。ゲームボーイが2.45インチ。DSが3インチ。3DSで3.53インチ。本当に小さい。前回ファミコン探偵倶楽部が出るなら買ってもいいかなと書いたけど、ゼルダを遊んでみて気が変わった。

 あの画面では文字は読めない。

ゼルダだったからこそ、モチベも維持出来たし、楽しく遊ぶことが出来たのかも知れない。▲▲▲<トライフォースだけに!笑

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