ゼルダの伝説~ゲームウォッチ~
インスタの広告で見て、そのまま勢いでポチってしまった。
完全な衝動買い。
あんまそう言うことはしないタイプなのだけど、、、。
発売は2021なので結構前。発売当時はかなりプレミアも付いたらしいけど、中古美品で4500円。ポイントがいつの間にか結構貯まってたので、それ使って1500円。
買ったれ!
届いたダンボールを開けたらタバコ臭くてキレそうになったけど、中身は臭くなくてホッとした。
言ってみればファンアイテムだ。別にゼルダを今この小さな画面でプレイしたいわけじゃないし、特に出先の暇つぶしに困るご時世でもない。なぜ買ったのかと言えば、
バーミンが久しぶりに遊びたかったから
これが一番の理由かも知れない。まぁ触ってみて、
バーミンとはインターフェイスが違ってた
ことに気付いたけど。
※バーミンは左右1ボタンずつ
今作は、ファミコンディスク版のゼルダの伝説、リンクの冒険、カラーではないGB版の夢を見る島と、キャラがリンクになったバーミン。あと海外ROM版のゼルダ、リンクが入ってる。
※夢を見る島は忘れた
海外版と日本版の違いは結構大きく、音源が違う、敵の倒し方が違う、リンクの成長システムが違う等々ある。
名前を「ZELDA」と入力することで裏ゼルダから始められる裏技以外に、体力をMAXから始める、リンクで全てのステMAX&ワザ習得済みで始めるなども出来る。あとバーミンで「ゲームA、ゲームBの他に、さらに高難度でも遊べる」など。
また、プレイをしてないときのデモ画面、つまり「時計画面」で、ゼルダの伝説のオートプレイデモで「12時間掛けてガノン討伐までを見せてくれる」と言うネタも、
絶対見ないんだけど、そう言う遊び心にちょっとワクワクする。
ダンボールを開けたときに臭かったのは凹んだけど、そこから先はなかなかにワクワクさせられた。
まず、「パッケージがゴールデンな感じ」で、とても特別感があり、その大きさが、
ファミコンのカセットくらいの大きさ。
一言で凄く懐かしくもあり、最近のペラ一すら入ってないDVDパッケージの味気なさにはない、「質感の高さ」が所有欲を刺激しまくり。
特に、箱には堅めのプラスチックの筒があり、さらに満足感を刺激。中の黒箱にもデザインが施され、
開けるとトライフォースの印字が!
裏側は(紙製ではありつつも)スタンドとしても使える構造になっていて、ゲームウォッチ本体も、薄っぺらなビニールではなく、発泡スチロールの薄いヤツみたいな、高級感を感じさせる袋に入ってた。
さすがに説明書はペラ一だったけど、「今これを買う人がどんな人なのか」を、しっかり考え抜かれた商品という感じで、
さすが任天堂だな、と思わせた。
こういう「作りだけで」満足させると、これがそのまま次回にも繋がりやすい。僕は事実上の前作であるスーマリにはそそられなかったけど、タイトル次第では、次回作も欲しくなってしまうかも知れない。
※ファミコン探偵倶楽部とか?
本体の感想としては、
一言「軽い!」
USB充電で、イヤホン端子はなく、側面に電源ボタン。バッテリーはフル充電で8時間くらいだったかな?当然フルカラーで、液晶の大きさはかなり小さく感じるけど、たぶん初代ゲームウォッチの大きさと同じか少し大きいくらいだと思う。
丸ボタンが「柔らかい」のもゲームウォッチ準拠。スーマリには無かったスタートセレクトボタンも付いて、時計以外にもタイマー機能もある。
※なかなか凝った画面
一応リアルタイムセーブに対応もしつつ、セーブ画面を呼び出すことも出来るらしい。ちなみに、「2コンのマイクで倒していたポルスボイス」も、今回「とあるボタン」で倒せる仕様に変わっていると言う。
ホント至れり尽くせりな感じ。
ボリュームはハードウェアではなくソフトウェアで調整するタイプ。輝度も変えられる。バーミンにはBGMはなく、
※元々無かったと思うけど
音質は可もなく不可もなく。
ただ、GB版をイヤホンで聴けない分、モノラル音声にはなってたと思う。
※GBはイヤホンのみステレオ音声
何がワクワクするって、
もしこれを当時の僕に見せたらどう思うかな。
例えばバーミンが発売されたゲームウォッチ全盛期に、この「パネル液晶ではないドットマトリックス、それもカラーでバックライト!!」という「オーパーツ」が目の前にあったとしたら、
絶句。
さらに当時は「難度がちょっと違うだけでゲームAとBとしていた」のに、
ゼルダにリンクに海外版とか!
脳がオーバーヒートしてしまうかも。てか、
人類の叡智はこんな凄いものを作ってしまうのか!!!
と驚愕したに違いない。マジで。子供だけど!
当時一番小さいテレビでも8インチとかで、当然ブラウン管。ここまで小さい液晶は、さっきも書いたけど「あらかじめ決められた形を表示するかしないかで管理するしか出来ない」タイプ。ドットマトリックスで表示されたのはオセロマルチビジョンとかだったと思うけど、当然据え置き機だったし、
この小ささで!?
あとバックライトに関しても脳が付いていかないかも。ゲームボーイライトだって最初は単色だったし、二つ折りのGBは「フロントライト」だった。液晶が光ってる感じとはやっぱり違ってた。
もちろんディスク版ゼルダのリリース当時に持って行くのも面白い。
テレビ画面と手元のゲームウォッチを、視線が行ったり来たりする自分が目に浮かぶよう。
「なんでこんなに小さいの!?」
「雑誌とかにあるはめ込み合成?」
一番考えられるのは、「コスモス」のガチャガチャにあるような、
画面に紙が入ってる見た目だけのおもちゃ。
※当然遊べない
「まさか画面が動くとは思わない」ものが動く感じ?例えられない違和感と、驚きがあるはず。
友達に自慢するレベルじゃない。
全世界が震撼するレベルの衝撃だ。
さらに年を重ねて、PCエンジンやゲームギアなどの「カラー液晶の携帯ゲーム機」の時代にもっていくのも面白い。
なんでこんなに小さくて軽いの?おかしいでしょ!
クソ重たいカラー液晶のイメージが大きく覆る。てか、
え?電池はどこに入ってるの!?!?!?
それすらもついて行けないかも知れない。未来は未来の力で動いてるのだ。「太陽電池?」。どこにそれがあるのかもわからず口にするかも知れない。
・・・
未来に何があるのかはわからない。僕が死んだあとも技術は進歩していくだろう。特にイレギュラーが発生しない限り、僕の子供達は僕が知らない未来の技術に接する。それはスマホのスペックが高くなるだけかも知れないし、こうしたオモチャが作られるかも知れない。単純に考えれば、
PS5クラスのゲームが、ゲームウォッチのように遊べる未来が来たっておかしくない。
まぁもしそうなったとして、仮に僕がそれまで生きていたとしても、
文字は一切読み取れないだろうけどね。
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