デジラマネタ&redさんの
久々redさんが「この写真をデジラマにしてくれろ!」とLINEしてきた。見てみたら、ご自身作の格納庫ジオラマにドーベンウルフなるモビルスーツが立ってる写真。インスタで見た際、
僕が入る余地ないよ?
とコメントしたのだけど、どうやら「もっと良くなるでしょクリスなら!」と言うことらしい。
買いかぶるのも甚だしいけど、このタイプの期待は悪くない。
ってことで、どう料理しようかとも思ったのだけど、ぶっちゃけ今回は初めて、
ジオラマをデジラマにすることにした。
つってもやれることは、
・ライティングの追加
・色調補正
・色替え
こんなところ。特にこのドーベンウルフは、redさんの好みで「青と赤」で塗られており、今回のジオラマではかなり元の作例から彩度が抑えられてはいたものの、まぁクセが強めではあった。
※他の方からのコメントも戴いてたみたいだし
僕自身は今のままでも十分だとは思ったのだけど、ジオラマのままデジラマにするなら、背景を探す必要もないし、合成のためのトリミングもそこまで大変じゃないだろうとタカをくくっていた。
さにあらず。
まず色を変える為には、「変えたい色の部分だけをトリミング」しなければならず、青、赤、白の3色で構成されている本作の場合は、
青いところと赤いところ、それぞれ個別にトリミングしなければならない。
つまり、普通にトリミングするよりちょっぴり大変なほど。
※ただし境目はそこまでナーバスにやらなくていい。背景色から浮いてるわけじゃないので
また元画像の解像度が2k未満と低く、作業もしづらかったので、一旦Picmaで高精細化してから作業開始。
ライティングもそこそこやったけど、
ドーベンウルフって双眼?単眼?
よくわからないまま双眼に。てか、最終的にあまりにも(色以外)違いがない仕上がりになってしまったので、
※いつもなら最後に全体に掛けるフィルターも、現時点がベストなら掛けるだけ悪くなるから掛けなかったし
比較で投稿しないでね~
とご本人にお願いしつつ、「カラーごとにトリミングしたのでこんなことも出来るのだよ」と、
シャア専用に1分で切り替えてみたり。
そう言う娯楽は、デジタルトリミングならでは。ちなみに「色域指定」という方法でその色の部分を抜き出して変更することも出来るのだけど、精度の点であまり信用してないのと、結果微調整にさらに時間が掛かることも経験済みなので、今回も手動で全てトリミングした。
大きめの余談だけど、、、
今からデジラマ作りを始める場合、一番最初はパソコンの古いフォトショップ(5.0とか)があれば、大抵のことは出来る。トリミングもマウスで出来なくはないし、言ってもスマホよりは精度の高い作業が出来る。
でも、ずっと作ってきてターニングポイントになったのは、
液晶タブレットと左手デバイス
最初使い慣れてなかった頃は、「マウスでもいいかな」と思っていたけど、今では、作業効率の中でトリミングの占める割合が激増したこともあり、
ヘタしたら10倍くらい作業効率が違う。
そう言う意味では、現行のCS版(サブスク版)を買った方が、効率がさらに良くなるのかも知れないけど、、、まぁその決断はなかなか面倒でもあるわけで。
※新しいソフトの使い方を習得するのって体力使うし
しかし、左手デバイスはともかく、液タブはコストがバカにならないし、「相応の覚悟」がある人ばかりではあるまい。僕自身デジラマのためだけに買ったというより、「絵を描くのも楽しいかも」という素地があったからだし。
※結果全く描いてないけど!
僕が使っているのは、
・フォトショップ7.0※買い切り
・フォトショップエレメンツ2019※買い切り
・フォトショップエクスプレス※サブスク年額3000円くらい?
・Picma無料利用
こんなところ。エクスプレスは最後のフィルターとたまに切り出しに使ってる。1年使うかわからなかったけど、この調子なら1年後も継続してもイイかもというくらい使っている。
Picmaは高精細化するアプリ。毎回40秒くらいCMを表示しないといけないが、別に見る必要はない。このアプリの発見はとても大きく、これによって、メーカー公式写真が仮に低解像度であっても、そこそこ見られるクオリティに引き上げられる可能性が生まれた。
※相性がかなりあるので、相性が悪い写真は「まるでアニメ絵のような手触りになってしまう」。そう言うのは使えない。
低解像度のメーカー写真が使えると言うことは、つまり、そこそこ昔の見本写真も使えるわけで、選択の幅がかなり増えたとも言える。
正直年額3600円くらいだったかな、払ってもいいかなと言うくらいCMが多く、利用頻度も少なくないのだけど、エクスプレスがほぼ100%使うのに対して、Picmaの利用率はそこまでは高くないので迷うところ。
そこまで貧乏ではないはずなのだけどな。
※言ってもMG1個分くらいだし
何にしてもPCは要る。あとは興味がどこまであるかだけだと思う。てか、もしそんな話をする相手が居たとしたら、でもって僕が「何でも気軽に訊いてくれ!」とかなり好意的なスタンスであったとしたら、
その相手は20年前の僕だ。
30歳頃の僕になら、その話をして大いに食いついたに違いないし、その頃からフォトショの使い方に長けていけば、
今は3Dのグラフィックツールを使って、お小遣い稼ぎが出来る身分になっていたかも知れない。
てか、3Dグラフィックも結構興味がないわけじゃないのだけど、今の僕はどちらかというと3Dプリンターではなく、「エロカワのCGギャル」の方が、作りたいと言う意味ではモチベが高い。ギャルは行きすぎだとしても、
現状、ガンダムなどのメカ物の3Dグラフィックは、版権の関係もあって商用で作ってる人はほぼ皆無。
僕のデジラマ≒インスタがそうであるように、ここでお金を儲けようとさえ思わなければ、
自分のかっこいいと思う「何か」を、自分の手で生み出せるようになるのかも知れないな、
なんてことを思い描いたりもするのだよな。
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