ソー ラブ&サンダー
予告をどこかで見て、ナタリー・ポートマンが完全復活するならちょっと見たいかも、と思ってた。
UNEXTのポイントが303円分10月29日で消えちゃうと言うので、何かを見たいなぁと。トップガンマーヴェリックを見る選択肢もなくはなかったけど、11/2に発売予定のブルーレイに既に予約を入れているし、焦ってるわけじゃない。
候補としては、
・ヴェノム2
・ゴジラvsキングコング
・アンチャーテッド
・キングスマン3
この中で悩んでいたのだけど、ふと視線を落とすと、
・ソー ラブ&サンダー
が。てっきりディズニープラスでしか見られないと思ってたので、思わずコレに決めてしまった。
ぶっちゃけ序盤の展開は非常にもっさりとしていて、説明的な語りが多く、
ダレダレ。
どのくらダレたかと言えば、
雨戸を閉めて電気を消して気合い入れて見始めたのに、
電気を付けてスマホをいじりながらチラ見するレベルまでダレた。
てか、「こうするしかなかったの?」ってくらい何とも言えない手触りで、一応クリス・プラットほかガーディアンオブギャラクシーのメンツをチラ見させたり、
なぜこんなところにマット・デイモンが!?
って感じで出てきたり。
※一緒にサム・ニールも出てたらしいけどこっちは気付かなかった。ちなみに「そっくりさん」かと思ったらホントにマット・デイモンでビックリ
何だか妙なところにコストを使ってる感じがしなくもなかったけど、
撮影当時40歳とは思えないナタリー・ポートマンを見れただけでも結構な眼福。
てか、確かに厚化粧やエフェクトはあったのだろうけど、それを差し引いても、
スタイルとかかなりがんばってた。
綺麗な女優さんが老いていくのを見るのは、綺麗な女優さんが大好きな自分としては凄くツライ。でもこのくらい「抗っていれば」十分許せる。
クリス・ヘムズワースも、でっぷりとしたお腹をダイエットするエピソードを踏まえつつシュッとしたスタイルに復活。てか、
途中で出てくる裸(トレーラーにも出てた)は、たぶんCGだろうな、と思ったけど。
てか、全体的にCGっぽい演出が多くて、何だろ、スターウォーズと違って、「派手なんだけど凄さを感じにくかった」。前半の演出とか特にそう。
盛り上がらなくて眠い。
まるで、アクション映画のカースタントシーンのように、「ただ派手なだけではグッと来なくなってる」みたいな。
特に脚本もピンと来なくて、個人的に一番期待していたラブなファクターも、前半はほとんど二人の仲が無かったようなレベル。
これだけの美人だから、新しい彼氏や家族が出来ていても何ら不思議はなかったのだけど、その辺は上手くストーリーテリングしてくれて、「上手いな」と。
ともかく、そんなローテンション進行の前半だったのだけど、後半「元さや」に戻ってからは、結構心地よく見る事が出来た。特に、
ネタバレなので言葉を濁すけど、
クライマックスの流れは僕的にとても居心地が良く、軽く「いいな!」と声が出たほど。やはり、
印象に残る演出には鮮度が不可欠なのだ。
あ、忘れずに言いたかったことが(マット・デイモン以外にも)あったので、「ふーんそれで?」と思われるのを承知で書いておく。人によってはネタバレになるかも知れないので要注意。
・序盤にバーンアウトパラダイスのメインBGMが使われて盛り上がった
なんか耳馴染みがあるなぁと思ったら。あと「コレどう考えてもエンヤだろ」と思ったらエンヤだったり。
・ラストシーンがゼルダの伝説スカイウォードソードのラスボス戦そっくりだった
ワカル人にはネタバレになると思うけど、まずわからないと思いつつ書いちゃう。
・今回の悪役が、ずっと「ゾンビランドの人」だと思ってて、、、
必死になって名前を思いだそうとしてたのだけど、かなり終盤になって、空から、
ジェシー・アイゼンバーグだ!
と思い出せた。がしかし、その後のシーンで「どうみても彼じゃない、、、」となり、一体誰だったんだ!?とスタッフロールを凝視したら、、
まさかのクリスチャン・ベール!
言われて納得。てか、男性俳優って歳を取ると大抵顔の骨格が太くなっていくものだと思うのだけど、
ベールは細くなってる気がする!
だってアイゼンバーグと間違えるくらいだもの。てか大丈夫なのベール?ガンとかじゃない?ってくらい痩せていて、もしこれが特殊メイクだとしたら、相当なモンだと思った。
まぁそんな感じ。
前半はタルかったけど後半は楽しく見る事が出来て、クリス評価は★★★って感じ。ちょっとおまけ気味だけど、ナタリーが美人だったのと、ガーディアンオブギャラクシーの面々が「ほとんど出てこなかった」のが良かった。どうもあのテンションが好きじゃないんだよね。ヒロインも全く可愛くないし。
BGMも全体的に良かったと思うし、何よりクライマックスの流れがとても僕好みで、
タイトルの意味も、いささか強引ではあるけどまぁ納得。
いずれにせよ、カワイイ女子には弱いのだクリスは。
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