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2022年10月 9日 (日)

ANNA

アナと読む。ネットフリックスを解約したので、映画への距離感が少々遠のいたけど、UNEXTにも映画はある。と言うことで久々に見ることにした。

条件的には、評価が☆4つ以上で面白そうなもの。

主人公兼ヒロインのアナの女優は知らない人だったけど、ヘレン・ミレンとルーク・エヴァンス。あともうひとり見た事あるイケメンが居たけど、名前は思い出せず。

情報や雰囲気に目を通して感じたのは、、、

 リュック・ベッソンじゃね?

まんまと正解。てかベッソン先生はホントに僕好みの映画を作るのが上手い。決して大傑作ではないのだけど、特に早送りしたいシーンがないだけでも十分及第点。てか、いつもは90分くらいが多いのだけど、今回は2時間。いつもよりちょっと長いなぁと思ったら案の定だった。

 どんだけ通じ合ってるんだって感じだけど。

KGBとCIAに板挟みになる女スパイの話。最初どうしようもないクズ野郎に拾われて、クソみたいな生活をしてるところから始まるのだけど、

 要は気持ちよく殺陣をこなす女優の映画。

いつもと少し違うのは、ヒロインの女優が、

 180cmのモデル、、、役でもあること。

もうね、いかにも「モデルでございます」って感じのルックス。まるで富永愛みたいで、

 ハッキリ言ってそんなにかわいくない。

ベッソン先生もその点同感だったのか、

 彼女の行きずりの恋人(女の子)がかわいい。

まぁちょっとしか出ないけど、「カワイイ女の子成分」はそちらでカバ-して下さいよ、って感じ。

殺陣やカーアクションも当然のようにあるけど、むしろキモになるのは、時系列を順不同で追いかけるストーリーテリング。

 彼女は誰の味方なのか、敵なのか、誰が悪役で誰が善玉なのか

凄くわかりづらくもあり、面白くもあり。

基本的に「死ねばいいのに」と言うヤツらはみんな死ぬし、死んで欲しくない人たちはみんな死なない。ハッピーエンドもベッソン節のいいところ。好きなところ。

ヌードらしいヌードはほとんどないけど、どことなしかエロいのもベッソン節。クリス評価は全てひっくるめて★★ってところ。そこまで高くないのは、単純にヒロインのルックスが好きになれなかったから。

 もしアナ・デ・アルマスだったらあと2点高かったと思う。

まぁアナだったらモデルにはやや物足りなかったかもだけど。

タイトルはアナだけど、特にアナという呼び名はそこまで拾われない。まぁ可もなく不可もない女スパイの映画が見たければ、ベッソン監督であることを踏まえつつ裏切られないよ、って感じだ。

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