わさびめし
知ってる人には常識の範疇かも知れないけど、僕にはナウな話なのでする。
「わさびめし」はセブンイレブンで売っているおにぎりだ。価格は税込124円。海苔はなく、パッと見は少し黄ばんだ何の変哲もないおにぎり。
しかし、
これが、、、
とんでもなく美味しかった!
一年通していろんなものに点数を付けていく僕のブログだけど、今年一年で一番美味しかった「食べ物飲み物部門」では、
これが一番かも知れない。
クリス評価は★★★★。
簡単に言えば、わさび風味のおにぎりだが、簡単に言わないと、、、
鰹節とわさびの味がするシャリ(お米がひとつひとつ型崩れせずに立っていて、ツヤがあり、さらに餅米も入っていてボロボロにもなりにくい)に、わさびが具材にも入っている。
まず事前の確認として、みなさんに問いたい。
おにぎりとは何か。
おにぎりの魅力とはどこか。
おにぎりは一口食べて具材に到達しない場合も多々ある。しかし、その場合具材に到達したときの喜びもまたひとしおだろう。
だがしかし、僕がおにぎりを作る場合は、「一面に具材を敷き詰める」。つまり最初の一口がどれほど小さくても、必ず具材がある状態にする。
おにぎりは具があってこそ、、、
と言いつつも、実は僕は具のないおにぎりも嫌いではない。塩梅がベストで温度や堅さや米の味が良ければ、それだけでも十分美味しいと思えるのだ。ま、「具があってこそ」とは、「具があるおにぎりの場合」と注釈を付けてもいいだろう。
わさびめしは、そんな僕の常識を覆す逸品だ。
まず、具以外のお米の部分が、
異常に美味しい。
出汁が利いてると言えばそれまでだが、濃すぎず薄すぎず、物足りなさが全く無い。もちもちしすぎない程度の餅米も好みだし、
※僕は赤飯が嫌い。山菜おこわはそこそこ好き
これだけでお茶碗いっぱい食べられるレベル。
からの、、、
具がまた美味しい!
シャキッとした歯ごたえは、堅すぎず、食べてるときにジャマしない。これスゲェ重要。具材が堅すぎたら「食べにくい」し、「不協和音」と言っても過言じゃない。
さらに言えば、僕は「わさび漬けが好きではない」。なぜなら、
わさび漬けは、、、少なくとも僕が過去食べたことがあるわさび漬けは、全くわさびのぴりっとした感じがしない。
わさびの味はするが、わさびの辛みがない。それがわさび漬けの印象だ。
この具材はもしかしたらわさび漬けなのかも知れないが、少なくとも僕の知ってるわさび漬けとは別物だ。
ちゃんと辛みがあり、「僕の好きなわさび」の味がする。シャリも十分美味いのに、
※もし具が無くても今のままの値段で買うレベル
そこにささやかな、それでいて確固たる主張もしてくれる具材。
それが124円。
人に寄ってはこの124円を「高い」とする人も居るかも知れない。ポテトチップスとかじゃがりこ一つくらいの価格が一瞬で消費されてしまう。さらに言えば炭水化物だからダイエットの天敵とする向きもあるかも。171kcalだったかな、それほど大きいカロリーではないものの、お米はお米だ。
ただ、僕にとってこの124円は、「比肩するものがほとんど無いかも知れないほどコスパのいい124円」だと思う。
まず、
美味しい。
そしてお手軽で、
美味しい。
今日仕入れた情報によれば、「冷たいまま食べると辛みが際立つ」らしい。僕は毎回少しだけ暖めて貰っているが、それで最高に美味しいと思っているので、冷たいまま食べる勇気がなかなか湧かないのだけど、
もし2個あったら、1個は冷たいまま食べようと心に誓っている。
ただ、実際は残念ながら「棚に2個見つけられたことがない」ので、それを実現出来ずに居るのだが、、、。
ちなみに最初に食べたときは「あおさ」のおにぎりと一緒に買った。そっちもまぁ悪くは無かったが、あとから食べたわさびめしの美味さとは比肩しない。てかわさびめしは、あまりの美味さに、
すぐさま中身のないパッケージを伸ばして写真を撮ってしまったほど。
「忘れてはならないこと」に認定したのだ。
・・・
今のところ3個くらいしか食べていないが、
※一週間ほどの間に
時折凄まじく食べたくなる。1個124円でも10個なら1242円。決して気軽とは言えない価格帯に踏み込んでいく。
一応期間限定で、初出は2021年だったそうだが、ぜひスタンダード化して欲しいと思う。てか、
見た目がみすぼらしくてあまりそそられないので、食べたことがない人も少なからず居ると思うけど、わさびが好きなら、
※わさび漬けが嫌いでも
僕的には強くオススメしたい、今一番熱いコンビニ飯だ。
余談だけど、この話をバイトの高校生の女の子にしたら、
あれ、美味しいですよね~!
って言って貰えてメチャ嬉しかった。わかる人にはわかるのだ!
| 固定リンク
コメント