ハモネプ2022
いや~良かった!てか、僕は普段あまりテレビとか見ないので、見たい番組を必ず見れるわけじゃない。実際、一年で一番見たいのは、
SASUKE。
そして次が、
ハモネプ
なのだけど、それすらも見落としかねない。油断すると簡単に1ヶ月くらい経ってしまうわけで、その1ヶ月ほどの間にチェック出来るかどうかと言う「運」がある。
実際今回のハモネプの前に録画されていたハモネプは、
20年のもの。
つまり去年は1年丸々見過ごしている。てかやったかどうかもわからないのだけど。
ちなみに前回のも今一部だけ見直してたのだけど、
超イイ。
てかハモネプの魅力って、ただ歌が上手いプロの人とか、学生の大合唱とか、素人の歌ってみましたとかとは全く違う魅力だと思う。一番近いのはハモネプに出てるような人たちのYoutube動画、アカペラ動画だったりするのだけど、
あの舞台だからこそ出来るパフォーマンスがある。
Youtubeの動画はどこまで行ってもハモネプのあの緊張感や、高揚感には及ばない。だからこそ、
絶対見たい!
そう思って臨んだのだけど、、
正直前半かなり微妙だった。
これはもう僕の価値観、好み、センスとしか言いようがないかも知れないのだけど、そこまでグッと来るハモりが無かったと言うか、
そもそもボーカルの力が弱かった気がした。
ボリュームは決して小さすぎるわけじゃないのに、
こっちまで声が届いてこない。
こればっかりはどうしようもないというか、一番重要なところとして、
まるで学生のバンド発表でボーカルの声が楽器に沈んでしまってるような
そんな印象すらあった。
でも、、、
最終的に優勝した「バリバリ」の歌は別格だった。
予選は3チームから1チームが選ばれ、それが4人+敗者復活の1チームの計5チームで決勝なのだけど、
ずっと聴いてて予選最後のチームが飛び抜けて「声が届いてきた」
ボーカルの声がしっかり届いてきただけじゃなく、
その上で初めてボイパやコーラスの善し悪しを語れる感じ。
ハモネプは合唱じゃない。ボイパが主役でもない。ハモネプは、
アカペラで感動を作る「歌声の作品」だ。
だから、子供たちがコーラスで「子供の割に凄い」とかでもないし、選曲だけでも決まって欲しくない。
どれだけ心の奥まで歌声が届いてきたか。「深度」が物を言う勝負
だと僕は思う。
その点で、正直バリバリは他の11チーム全ての中で飛び抜けて完成度が高かったと言うか、
20年の時の歌声と比べて、「バリバリだけが比肩してた」と思った。
でも、実際は点数も全然あのときのが上だったし、今回のバリバリもあのときの最高得点491点をたたき出したシンフォニアには及ばなかったと思う。
ただ、それでもバリバリの歌は良かった。
今回は予選12チーム、決勝5チームで全17曲を聴くことが出来たのだけど、内16曲は知ってる曲で、その点ではかなり「入りやすい」勝負だったのだけど、本当にボイパもバスもコーラスも、そしてボーカルの声も、
僕の心の深いところまで届いてきたのは、バリバリだけ。
それも、「じょー」くんと言うボーカルが、、
※バリバリは6人中4人はボーカルも担当するのでその中の1人
むっちゃくちゃ良かった!
てか、彼の声を聴くことが出来たことだけでも、今回録画し損ねなくて心底よかったと思った。
特に女性ボーカルが好きとか男性の低い声が好きとかそう言う好みは全て抜きにして、
トリハダが立って、思わずニヤニヤしてしまった。
20年の時の「まんぷく」のみわちゃんと、シンフォニアの「さき」ちゃん、そしてこの「じょー」くんの3人が、僕個人として突出してハートに刺さったわ。
結果バリバリは優勝したのだけど、
僕の中ではかなり差がある勝負だったって思った。
てか、君は天然色や、尾崎豊の卒業とか聴けたのも、それとは別に凄くテンション上がったけどさ。
勝って欲しい、これが優勝だ!と思った人が勝つ。人が人に優劣を付けるからこそ、同調出来る結果であることの意味は大きい。レコード大賞とかが白けるのは、その点が全くピンと来なくなったからだからな。
※かなり音が汚くて小さいから、あくまで雰囲気だけだけど、、、↓
【ハモネプ2022 冬】〈バリバリ(立命館大学)〉歌唱曲『残響散歌』(Aimer)
https://www.youtube.com/watch?v=kLKtpTbaXW0
【ハモネプ2022 冬】決勝〈バリバリ(立命館大学)〉歌唱曲『ロマンスの神様』(広瀬香美)
https://www.youtube.com/watch?v=E6Wp570up3U
ちなみに僕が「じょー」くんにウットリしてるのは決勝の方ね。てか、実際普通にテレビ見るのの「5%」くらいしか来ないけどね。
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