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2022年12月27日 (火)

マスクオブゾロ

先日過去に8点以上を付けた映画を振り返った際にピックアップされ、12/31までUNEXTで見放題だったので見ることにした。

 アントニオ・バンデラス×アンソニー・ホプキンス×キャサリン・ゼタ・ジョーンズ

絵的な記憶は散見されたものの、話自体はほぼほぼ忘れていて、

 概ね普通に楽しめた。
※ワンシーンだけ失速した部分があってスマホいじっちゃったけど

見始めて程なくして、これにスピルバーグが絡んでることを思い出し、

 なるほど絵的にも音楽的にもそれっぽい

と思うと同時に、監督のマーティン・キャンベルには記憶がない。おもむろに今調べたら、、、

・バーティカルリミット
・007ゴールデンアイ
・007カジノロワイヤル※新しい方
・グリーンランタン

と結構なタイトルを撮ってる実力派だった。

 なるほど面白いのも頷ける。

あらすじ的には、圧政を強いる侵略者から、地元民を守る仮面のヒーロー"ゾロ"。しかし、ある日正体がバレ、最愛の妻(敵の親玉もこの女性が好き)を不慮に殺され、娘をも奪われてしまった上に投獄される。

20年後、昔ゾロを助け、ゾロに助けられた男が、親玉の手下に兄を殺され復讐に燃える。しかしゾロに「返り討ちに遭うだけだ」と諭され、訓練をしてもらうことになる、、、。

ゾロがアンソニー・ホプキンス。弟(2代目ゾロ)がアントニオ・バンデラス、娘がキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。

たぶん以前見てたときも思ったと思うけど、

 キャサリン・ゼタ・ジョーンズの撮り方が不自然なほど丁寧!

エフェクトでぼんやりと加工されたような絵作りがされていて、

 ただでさえ「絶世の美女感満点」の彼女が、さらに際立っている。

僕はヒロインの善し悪しで映画の評価を安易に変動させる人間なので、

 なるほどこれが8点のうち2点分か

って感じ。もちろん問題はない。好みかと言われたら好みではないのだけど、超美人なことに変わりはなく、

 8点映画としてリストインしていた「エントラップメント」も彼女がヒロインだったな、と。

ちなみに本作は1998年公開(つまり1997年撮影)だが、彼女は1998年にピープル誌の最も美しい女性に選ばれている。つまり、

 映画の頃に世界一美しいヒロインだった女性

そりゃ撮り方もキレイになるわって感じ。

もちろんそれだけじゃなく、話自体も面白いし、絵作りの派手さも制作総指揮のスピルバーグのお陰かかなりのレベル。エキストラが多かったり、メイクや小物の出来もかなりのものだ。
※ワンカットだけ「生首を漬けた酒」が出て来るのはグロいけど

前述のワンシーンを除いてテンポも良く、ある意味西部劇を彷彿とさせる時代の世界観ながら、ありきたりでメリハリのないシーンばかりが目に付くということは無い。レイピアを使った剣戟のシーン(フェンシング)としては、僕の知る限り最高レベルで、

 一言で言って全編かなり上手く作られている。

今見ての評価は★★★☆ほどで、一点失速はしたものの、
※前述の微妙なシーンの為

 思わずかっこいいと言いたくなるシルエットのシーンや、

 思わずニヤリとするツンデレヒロイン

 背は低いけど存在感がちゃんとあるバンデラス

など、見たことがない人が見ても十分エンタメしていて楽しめる傑作という感じだったわ。

まぁ単純に僕はこういう映画が大好きなんだよな。てか、これを見て「ナショナルトレジャー」が見たくなったわ。
※系統は全然違うけど、「エンタメ大作」として似た印象を感じたから

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