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2022年12月 8日 (木)

デジラマを作るなら

今僕がやってるデジラマ作り掛かるランニングコストは、一作平均で、

 約10円。

※電気代通信費等除く

その10円の内訳は、

 フォトショップエクスプレスの年額3600円の日割り額

だ。僕は毎日一作のデジラマを投下しているので、そのまま日割りしたのがこの額になる。

 まぁなんとローコストな趣味だろうか。

ただ、当然最初からこのコストで作れるわけじゃない。初期投資はどうしても掛かる。

●パソコン※ドスパラのミドルタワーでだぶん13万程度のもの

当然キーボードとマウスや接続ケーブルも。ちなみにキーボ、マウスは2、3000円程度の物。メチャ安物でもないし、お高い物でもない。

●テレビ※シャープ50インチ。買ってから4年か5年。購入価格は75000円くらいだったと思う

お正月のジョーシンで買った。今でもこれほどお値打ちな買い物はほとんどないと思うレベル。購入初期に初期不良扱いで修理してもらったけど、それ以降は安定

●スマホ※GalaxyS10

数世代前のものだけど、2回ほどリファレンス交換で継続して使用。今のところは問題無い。自分で撮る写真は全てこれで撮っているけど、こちらもあまり不満はない。てかズームが不満と言えば不満だけど、それは他のスマホでも大差無いし、深度合成が出来るカメラとなると一気に「重くて高くなる」ので、そちらも興味はあるけど買う気はゼロ。

用途的にはPCで作ったあとこちらでフィルターを掛けるのに使う。もちろんインスタにアップするのにも使うけど、

 これを「初期投資」に入れる必要は、ぶっちゃけ無い。

●液晶タブレット「アコムONE」※現在13インチでメルカリ25000円程度

無くても出来るけど、あると無いとでは、

 快適さが劇的に違う。

快適≒楽しいとも言えるので、意外と重要なガジェットなのだけど、これを買うかどうかがたぶん一番大きなハードルになると思う。

液晶タブレットは、つまりは「液晶モニタに絵を描く道具」。普段から「絵心がない、絵を描く趣味がない」僕のような人は、

 これのメインターゲットでは、間違いなく無い。

なので、デジラマを作らないのであれば、

 完全に無駄遣いになる可能性が高い。

お金に余裕があるなら何も問題はないだろうし、これを買うことで今までやったことがなかった「絵を描く趣味」が目覚める可能性もゼロじゃない。事実買う前の僕は、

 もし描けるようになったら楽しいだろうな~

と思ってもいたし。
※当然描けるようになってないし、その努力もしてないけど

ちなみに「液晶タブレット」は、「液晶が付いてるタブレット」なので、「液晶が付いてないペンタブレット」とごっちゃにしないように注意。値段も全然違うし、操作感も当然違うはず。
※僕自身はペンタブを持ってないので確証はないけど、、、

では、液タブがあると何が変わるか。まずその前に、、、

●左手デバイス「TAB MATE」※本来は別のアプリ用。5000円くらい

こちらも一緒に買う前提になる。つまり、パソコン等の通常環境以外で、約3万円の物理的な設備投資が必要になる。

ちなみにTAB MATEをフォトショップで使うには、これらとは別に「JOY TO KEY」というシェアウェアが必要になるし、設定も自分でやらないといけないので、ハードルはちょっと上がる。

で、これらが揃うと何が出来るのかと言うと、、、

・座椅子にもたれて作業出来る

キーボードとマウスではないので、体勢がとても楽。稀にキーボが使いたくなることもあるけど、
※具体的な数値を入力する場合。これもタブレットで出来なくはないけど、「体を起こしてキーボ操作した方が楽」
ほぼほぼこの二つで作業を進められる。

ただ、後述する僕が常用しているフォトショップだと、最後までこの環境を維持出来ないので、「キーボードを使わない作業でも、通常の環境に戻る」。

・トリミングが楽

最新のフォトショップを使いこなせている人でも、「境目がないところに境目を作る」のは、絶対的に機能だけでは不可能だし、少なくとも僕のデジラマワークに関して言えば、

 トリミングこそ全て

と言っても過言じゃない。
※あと色調補正や背景探し、角度、スケールのマッチングも「全て」だけど!

キーボマウス環境でもトリミングは可能だけど、基本は「点と点を結んで細かな直線の繰り返し」の操作になる。フリーハンドで線を描くのは、マウスではやはり難しい。

それはトリミングでも同じで、細かな凸凹を抜き出すのは、たぶん忖度抜きで5倍くらいタブレット操作の方が早い。それはつまり楽で楽しいと言うこと。

・近くで見られる

老眼が進む世代が多いガンプラ好きだけど、タブレットはテレビと違って「目をぐっと近くまで寄せられる」。これも大きなメリットだ。

しかし、一方では、この液タブの解像度は1920*1080ドットしかないので、通常のPC環境の4Kと比べると情報量が少なく、発色も悪い。最終的にはスマホでフィニッシュするにしても、

 デジカメに付いてるモニターで写真の善し悪しを判断してるようなもの

なので、ある程度出来たら大画面で確認するようにはしている。

・左手デバイスが使える

僕が使っているフォトショップは、

 買い切りの「エレメンツ2019」と「7」。

そしてスマホの「エクスプレス」の3つ。僕はなるべくサブスクを使いたくない人だったのでこの組み合わせになっているけど、ぶっちゃけ今エレメンツを買うのはオススメしづらい。

エレメンツの2022は実質2万円を超えるけど、エレメンツはサブスクのCC版の機能限定版みたいなもので、CCは年額12000円くらい?のサブスクなのだ。使い続ければ機能もどんどん強化されるし、

 僕が愛用しているTAB MATEも使える。

エレメンツはそれが使えるけど、「7」は(古すぎて)それが使えないのだ。
※「7」にはCCでは当たり前に使える「カラーバランス調整」が使えるけど、エレメンツではそれが使えない。「カラーバランス調整」は、デジラマを作る上で「不可欠」と言っていい非常に重要な機能なので、

 僕自身は使いこなせないけど、「エレメンツ+7」の組み合わせよりは、「サブスクのCC」の方が、現状はオススメなのだ。
※僕が買った時は、エレメンツが7000円くらいだったと思う

・・・まとめは次回。

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