ドラクエ1
一昨日少し触れたけど、何となく思い出を語りたくなったので語る。なおこれは完全に僕のうろ覚えの記憶だけなので、
事実と異なる場合がある
ことを予めお断りしておく。
●はじまり
なまえをひらがなで入力。ちなみにドラクエは容量を限界まで抑えるために、「データとして存在しない文字」があるらしい。ひらがなでも小さい文字はなかったような気がするし、カタカナでも使わない文字は「入ってない」。
ちなみに僕のハンドル「クリス」は、このドラクエで入力したのが一番最初(当時はくりす)。随分歴史のあるハンドルネームなのだけど、途中ゲーセンで名前を入力する際には、「WAW」という本名をもじったイニシャルを使ってた。てか、WAWは入力が早かったってのもある。
王様から支度金を貰い、宝箱を開け、町の人に話を聞きつつ城下町の外に。このときたけやりを買うか、少しガマンして戦闘してどうのつるぎを買うかは思案のしどころ。
最初の敵はスライム。ラダトーム周辺にはスライムしか出ないが、最初はこんなヤツでも1ターンでは全然倒せず、削り削られつつ討伐を繰り返し、
そろそろやばいかも、、、と言うタイミングでレベルが上がる。
まことにニクイ演出だ。
お城には無料でMPを回復してくれる人が居て、ホイミを覚えてからはそこを常用することになる。宿屋に泊まるのは大富豪のすること。庶民は無料で回復だ。
序盤は薬草の力も絶大。ホイミと違ってMPを使わないし、ホイミ前には唯一の回復手段。友達の兄貴がプレイ中に、
「薬草攻撃!!」
と叫んでいたのが懐かしい。攻撃じゃねぇし笑。ちなみに類似には「たいまつ攻撃」もある。
●橋を越える
初代ドラクエには、「草原より森の方が敵が出やすい」「橋を越える度に敵が強くなる」などのTIPSがあり、特に橋越えは、かなりの覚悟が必要。ドラクエ1はレベルアップがとても遠いバランスで、今の感覚なら、
敵を倒してレベルが上がる。MPが減ってきてもレベルが上がったら全快。でもって戦い続けてまたレベルが上がる。
これの繰り返しで序盤が乗り切れるが、ドラクエはそんなぬるくない。ただ、レベルが上がってスライムを倒すのに掛かるターン数が徐々に減っていく感じ、スライムベスも倒せるようになる、なんなら、
橋の向こうにいるまほうつかいも敵じゃねぇぜ?
と息巻いて突入。まんまとギラを食らって這々の体になるのだ。
ギラ痛すぎだろ、、、
世界中、いろんな国々で呟かれたはずだ。絶対に。
探索の手を徐々に広げていく。吟遊詩人の町ガライ、マイラ温泉郷、、、まかりまちがってドムドーラの廃墟まで行ってしまったりした日には、
戦慄の強敵たちに瞬殺される。
ロトの墓は暗く、自分の足場しか見えない。明かりの魔法レミーラは、ウィザードリィの「ロミルワ」から来ているのは、今更言うまでもない話。「見える範囲が広がる」と言う効果が、まさに文字通りで、効果が弱まっていく、明かりの範囲が狭まっていくのも、存外緊張感を煽って、「とても良い」。
●海峡の洞窟
がいこつたちで経験値稼ぎをしまくったマイラ周辺。いよいよ南下した先にある洞窟に足を踏み入れる日が来た。
この洞窟は縦に長く、まさしく「大陸を繋ぐ役目」を担っている。特に敵も出てこなくて、「ああこれは渡り廊下みたいなものか」と、この当時まだ、
疑うことを知らなかった僕たち。
まさかその出口に、
ドラゴンが待ち構えていたとは。
ドラゴンはまさにドラゴン。鳥山先生の絵がそのままで、むちゃくちゃかっこいい。が、それ以上に怖い。今ならどの程度のダメージでどの程度の回復をすれば「押し勝てる」のもわかるけど、初見時はそんな余裕は全くなくて、祈る思いで倒した。
そして新天地。
「橋を越えただけで敵が強くなる」ゲームである。洞窟を越えた先にどんな強敵が待ち構えているかなどわかるはずもない。
「リカント」は、元々は「ライカンスロープ」狼男。でも「リカントマムル」の「マムル」って何?
ほどなくして水の都リムルダールに到着。「水の都」とは、NPCのセリフだったか。
僅かなドットで表現された「水の都」。でも僕らには紛れも無い「水の都」だった。
ここではカギを買う事が出来る。ドラクエ1のカギは、
使うと無くなる。そしてお城を出るとまた扉は復活してしまう
カギの価格は決して安くないし、当然シビアなバランスは少しでもいい武器や防具が欲しくなる。昨今のゲームと違って、
武器も防具も同じように重要なのだ。ドラクエというヤツは!
となれば当然のように経験値やゴールドを稼ぐことになるのだが、、、
ネタ不足なので一旦切る。続きは明日。
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