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2023年1月 4日 (水)

エントラップメントとゴジラ

休みで何となくUNEXTの映画を2本。

●エントラップメント

過去に8点付けた映画。主人公はキャサリン・ゼタ・ジョーンズとショーン・コネリー。あえてキャシーを先に書いたのは、

 あらためてこの娘が主役だと思ったから。
※スタッフロールは当然コネリーのが上

いや~、、、何というか、、、

人には一生の間で最も輝く瞬間があると思う。例えば宮沢りえならサンタフェの頃かも知れないし、広末涼子ならクレアラシルのCMの頃かも知れない。トム・クルーズならトップガンがやっぱり最高にかっこよかったとも思うけど、

 最高に輝く瞬間は、少なくとも女性の方が短いのは間違いない。

その短い間に、最も美しく、素晴らしい瞬間をフィルムに収められることが、女優としての最高の幸せなんじゃないかと思う。

キャシーの静止画は、正直どれもケバケバしくて、決して美しいと日本人が感じるベクトルではないと思う。ドレスにしてもメイクにしても、海外の人はそそられるかも知れないけど、日本人にはイマイチだと、、。

でも、このエントラップメント(おとり捜査という意味らしい)と、先日のマスクオブゾロの時の彼女は、

 もうキレイで可愛くて、最高以外の言葉が見つからない!

正直もっと「このレベルの彼女」を見たいと切実に思ってしまうほどに最高。てかゾロの時も大概最高だと思ったけど、

 実際はエントラップメントの方がさらに上だった。

てか、★★★★を現時点でも付けたくなるほど素晴らしい彼女だったのだけど

 そのうち4点分(半分)は彼女の魅力だったかも。

てか、ヒロインの美しさかわいさが映画の善し悪しに与える影響が、他の人より大きい僕だけど、

 今作はそれが最も顕著で、最も素晴らしかったと思う。

笑顔がとにかくかわいいのだけど、それだけじゃなく怒る時とか、澄ましてる時も負けず劣らず魅力的で、

 見ていて「フォーカス」の時のマーゴット・ロビーを思い出したけど、撮れ高は全然それ以上だったと思う。

あらすじ的には、刑事なの?泥棒なの?って感じの美女と、世紀の大泥棒のジジイの、

 ロマンティックアドベンチャー。

ジャンルにこう表示されてた↑のだけど、まさにこんな感じ。正直世間の評価は決して高くない。ラジー賞のワーストカップルだし、トマトも50点以下だったと思うけど、

 僕的には「やっぱよかった」って感じだったわ。

てか僕は今52歳だけど、死ぬまでにもう一回忘れた頃に見たいな~と思った。

 ま、そのとき(忘れる頃)はそんなに遠い未来の話じゃないんだけどさ。

●ゴジラ

エメリッヒ版。ムチャクチャ久しぶりだったので、かなりキレイに忘れてた。

 お陰でかなり楽しめた。

世間の評判は決して良いとは言えない本作だけど、僕は当時から結構好きだったし、

 今日見て改めて、「マイナスはあるけど総じて好き」

って感じだった。

とにかくダメなのは、

・不自然な行動

・理解不能な出没

この2点に尽きる。

 なぜそこで立ち止まって見ている?

 なぜそこで火を吐かない?

とにかくスゲェ必死で命からがら逃げてるのに、

 ボーッと見てるシーンがメチャ多い。

死にたいのか!と突っ込みたくなる。撮ってて恥ずかしくないのか?と言いたくなるほど「危機意識を感じない」。そして、

 簡単に見失うなよあんなクソデカイヤツ!

マンハッタンはビルが多いだから、隠れるところが多いだと?

 バカなのか?

ネズミが一匹隠れるのとは意味が違うだろ。あんなバカデカイヤツが、

 何度も消えてたまるか。

出てくるときも、「いきなり地上を歩いてる」ところを見つけるな。「そこまで誰にも見つからなかった説明」が一切されない。

 おーい!オマエラのレーダーは節穴なのか!?

ビックリするほどその2点が雑。ただ、、、

 巨大感を感じさせる演出は他のどのゴジラより多いし、

 破壊の演出も最高

 お金の掛け方も日本ゴジラの比じゃないから、とにかく絵作りがリアル

見ていて総じて豪華な印象が強く、その面での楽しさは、

 まるでアトラクションのよう。

最近のゴジラを全て見てるわけじゃないけど、中盤以降出し惜しみを一切しない、それでいて使い回しの無い派手な破壊劇は、

 「さすがエメリッヒ」

って感じで、なるほど「世間が否定しても僕が大好きなわけだ」と。

ヒロインはまぁまぁ美人。てかほぼこの女の子が主人公なので、彼氏の方は相方って感じだけど、正直、

 「演技の微妙なシャイア・ラブーフ」って感じ。

僕が嫌いなジャン・レノ
※ジャン・レノの何が嫌いって、表情や熱量が一切ないところ。つまりこの人って「演技してないだろ」って感じなのがどうにも好きになれない。感情を殺す役じゃなくても全然オーラもないし、ピンと来ない
が出てたのはマイナスだったし、あとは一人くらいしか見知った役者は出なかったけど、
 ★★☆くらい楽しめたかな、と。

言っても6点には届かなかったのは、

 途中で眠くなったから。

何で?って感じではあるけど。

ともかく、話を完全に忘れてたのがめちゃ奏功して、クライマックスの演出もしっかり100%楽しめたのは良かったな。てか、

 字幕だったのがちょっとキツかったけど。

ただ、その字幕が「映画館のフォント」だったのは良かった。なんか懐かしいような、くすぐったいような心地よさがある書体だったわ。

・・・

映画も結構疲れるお年頃。でも何だかんだ言ってそれなりに楽しめるコスパのいい娯楽って感じではあるね。

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