もしも毎日8万円貰えるとしたら、、、
基本的には「もしも100万円貰えるとしたら」と同じような話。でもちょっと違う。
インスタで見かけた投稿。
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もしも毎日8万円貰えるとしたら。ただ、その8万円はその日のうちに使わないと消えてしまう。翌日に繰り越すことは出来ない。利息も付かないし、貯金も出来ない。
がんばって使うだろう?
で、
一日は86400秒。
使い方を考えて、毎日毎秒、有効利用してる?
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人に寄っては全然ピンと来ない話だとは思う。でも僕にはこれが相当刺さった。
「時は金なり」という。歳を重ねる毎にその重みはさらに増していき、ともすれば「時はお金以上の価値がある」とも思うようになった。
換算で言えば、僕らの年齢の「日当」が86400円以上という人もそれなりに居るだろう。
※年収3153万6000円
だが問題はもちろんそこじゃない。リアルに「時間をお金に換算」したとき、その印象がかなり変わる、ということだ。
僕なら必死に86400を使い切ることを考える。あ、ここで「家族にあげる」とか、「商品券を買えば、、」とかは無粋なので言わないように。そう言う話じゃねぇから。
で、
一旦はこれで落ち着いたのだけど、その後ふとこの話を思い出し、
1日で86400円。どう使う?
さっきの「抜け道」の話と少し被るかも知れないけど、「寄付はOK」だとしたら、残金は寄付するのではないか。いかがわしい団体にではなく、まぁ日本赤十字とかユニセフとか?
で、「寄付をする」という行為が選択肢になるということは、
自分の時間をボランティアに回す
と言うことに近い気もしてくる。ボーッとインスタを見てるよりは、誰か人のために使う方が良いかも知れないと。
まぁそれはある程度「お金の使い道に余裕ができてから」か。
1日8万円は、今回のルール上「ローンにも使えまい」。つまり高級車を買う為にローンを組むような使い方は出来ない。
最も高い物でも、自前で補填して10万程度のモノまでしか買えない。
※あくまでザックリ
10万円以下のモノで、「買うもの」とは何か。
超合金とかプラモデルとか、そのための道具とか棚とか
スマホやパソコン、家電(テレビやステレオ)
お菓子やジュース、高級お取り寄せグルメとか
旅行とかコンサートとかのイベント
ゲームとかポケモンカード、マンガとかDVDとか、、、
他には、、、
結局のところお金で買えるもので、「86400円以下のモノ」は意外と限られる。100万円貰うのと「毎日86400円貰うが使わないと消える」のは全然別の話だ。
この話をバイトの女の子(高二)に言ったら、
無理に使わなくても良くないです?どうせ毎日貰えるんですよね?
なるほど。
まさに「若い子の答え」だと思った。
「時は金なり」は、おっさん、歳を取れば取るほどその比重が「時寄り」になっていく。逆に言えば若い子には「お金の価値の方が高い」かも知れないし、「毎日貰える」という条件が、「使うこと」ではなく「当たり前」という意味に受け止められる。
生きて行くことが当たり前なことだとは、僕はもう思ってない。
だからこそ、86400円の使い道を必死に考えてしまう。
で、さっき書いた使い道の話に戻るのだけど、基本僕は「モノを買う」方に考えた。「何かを買う」。家や土地や車みたいな大きなモノは買えないけど、そこそこ高級なものはガンガン買える。
「残るもの」に魅力を感じるのか、と。
「お金があったら何か明日に残るモノを買いたがる」とは、つまり、
時間を「明日に繋がる使い方」をしたいということ。
そう言う意味ではまさにデジラマ作りや、プラモデルを趣味とする人の時間の使い方は、
(あくまで僕尺度ではあるけど)、時間を「大切に使っている」と言えるのかも知れない。
もちろん尺度は人それぞれなので、体を鍛える、健康のためにジョギングやウォーキングをすることも、化粧品やエステで自分磨きをするのも有りだと思う。それも時間の有効利用だ。重要なことは、
自分で「無駄使いだ」と思うような使い方をしないことだと思う。
そんな話をパートにしたら、
「ウチの旦那なら、全部ギャンブルに消えるわ」
と言われたけどね。
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