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2023年2月 5日 (日)

BEAST

借りてきた一枚。せっかくだから新作で何かと思い棚を見てたら、

 イドリス・エルバ主演

イドリスは好きだし、どうやら「ライオン物」のクリーチャー映画らしい。つっても特に巨大なライオンってことではないみたいだけど、題材としてはあまり見慣れなかったので期待して見始めたのだけど、、、

 スンゲェクソ。

※なのでネタバレ全開です。

少なくとも僕にとっては全然ダメな映画だった。

とにかく見ていて文句しか出ない。

「そこで待っていろ」と言われても絶対待ってない

ライオンに襲われてるのに窓を閉めない

いつ襲われるかわからないのに無線の着信音が切ってない

銃を平気で水につける

イドリスである必要性が全然無いし、イイトコも無し

もういい加減見飽きた「シングルファザーが娘に嫌われてる設定」

最後のパパ大好きも見飽きてる

クライマックスの戦闘もグダグダ

娘たちをサバンナに連れてくる意味

ライオンが目の前にいるのに車から平気で降りる神経

ライオンから平気で目をはなす神経

麻酔で弱ったライオンに追加で一切攻撃しない

ワニが居る沼に平気で入る神経

夜目が利くはずの猫科のライオンより夜目が利く人間

全然鼻が利かないライオン

ライオンと追いかけっこしちゃう人間

車並に移動速度が速く、人間の位置を正確に把握しちゃうライオン

簡単に壊れるカギ

よくわからない回想シーン

簡単に壊れる車

車に3人居るのにひとりでライオンを探す
※3人が別々の方向を見続けた方が見つかりやすいし安全だろ

根拠のない自信と言葉

取って付けたようなドクター感

火だるまになってもピンピンしてるライオン※移動速度も変わらない

一瞬でヘビを捕まえるスキルがある謎

安易にひとりでどこかに行く妹とそれをサクッと見失う姉

近くにライオンが居るのが確定してるのに「おじさんを助けなきゃ!」とひとりで助けに行く姉

・・・

全てがご都合主義の塊みたいな映画だった。「それやったらライオンがイドリスたちを襲えないでしょ?」と言わんばかりに危機的状況に家族みんなで突っ込んでいく。

 バカにする以外の感想がない。

 脚本家を。

全ての映画の全てのセリフや行動につじつまを合わせる必要は無いし、時には納得出来ないような行動をすることだってあるのはわかる。

 が、

ここまで徹底されると、、、

 クリス評価はとりあえず0点。

ってことになってしまう。美人もかわいこちゃんも出ないし、イドリス自体全くかっこよくない。
※ダークタワーで拳銃を生きてるように操った彼とは思えない
 →そりゃ別の役だからだけど

危機意識の低さと、手垢の付いた親子げんかにイライラMAXで進行し、最終的に一切カタルシスの無いまま静かに終わった。

イドリス×ライオンってだけでプッシュしやすいと考えるのもわからなくもないけど、昨日見たNOPEとは比べものにならない駄作だったわ。

頭の悪いヤツは見ていて「死ね」としか思えない。今回で言えば脚本家。キャストがかわいそうだったわ。

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