映画をガッツリ見た~その2~
一気に見た映画の感想。随時書き足してるので、もういつ見たのか覚えてない。
●ヴェノム2
1がそこそこ面白かったので、2もそこそこ期待して見始めたのだけど、ライミのスパイダーマンが性格クソ悪くなったりするように、ヴェノムも、
気持ちよく見れないような縛りを感じた。
結構前の映画だし、そこまで大した話でもないのでネタバレも書いてしまうけど、
主人公の恋は報われない。
主人公が報われないアメコミと言えば、他にハンコックが思い浮かぶ。これも同じように、最後まで主人公の恋心は報われず、
だと思ったと思いつつも、やっぱり好みではない。
ヴェノムの性格がかなり丸くなって、「いい子」なのは抵抗無いし、今回のヴィランが「髪の毛のあるウディ・ハレルソン」というのもちょっと面白かった。食うときは食うはずなのに、ほとんど人を食うシーンがないのはちょっと(ヴェノムとしては)物足りないとは思ったけど、それだけ一般的な客層を狙い始めたってことなのかな、と。
1の時は、変身を絡めた「見せ場」が何度かあった気がするけど、2にはそう言う感じがなく、
※僕が気付かなかっただけかも
つまんなくはないけど驚きもないような、お金は掛けてるけどドキドキやワクワクがあんまないようなそんな映画だった。
映画館で見てればまた違った感想に
※イイ意味で
変わったかも知れないけど、ぶっちゃけ1のヴィランのが強かったし、声の大きな女の子があんま活かせてない感じだったな。
クリス評価は★★ってところ。見て損したとは思わないし、主人公のトム・ハーディはかなり好きだけど、もうちょっとヤンチャでもいい気がしたかな。
※キングスマンほどじゃなくても、もう少し殺しても良いのでは?みたいな
●マレニフィセントセブン
普段はあまり西部劇を見たいとは思わないのだけど、セブンを見てボーンコレクタ-を思い出し、でもそれは見たことあるからデンゼルの見たことないヤツ無いかな~と探したら目に止まった。
タイトルからも想像出来るかもだけど、
西部劇 セブン
となれば、つまりは「荒野の七人」であり、「七人の侍」である。てか、
リメイクと公表してるくらいなのでガチである。
僕は荒野の七人を見たことがないので、七人の侍の記憶になるのだけど、ぶっちゃけそっちもそこまで深くは覚えてない。ほぼほぼゼロの状態で見る事が出来た。
てか、最近の僕の映画の感想見てるとわかるかもだけど、僕はとにかく簡単に気に入らないシーンを飛ばす。もちろん面白くてそんなシーンなんて全く無い!みたいな映画は飛ばさず最初から最後まで、ヘタしたらスタッフロールすらも全部見たりするけど、
※特にルイ・アームストロングが歌ってそう!と思ってずっとガン見してたり<もうどの映画か忘れたけどちゃんと彼で嬉しかったり
これも序盤のタルいところをちょこっとだけ飛ばしたりもした。
あらすじ的には、悪い城主に土地を取られたくないからみんなで戦うぞ!つきましては誰か用心棒を雇いましょうそうしましょう。
そんな感じ。正直言ってデンゼル含む7人が、命がけでお手伝いする理由は、
一切無い。
別に怨恨でも思い入れでも恋心でもないし、気まぐれと言われても仕方ないくらい説得力のない流れでお手伝いすることになる。
知ってるだけでも、デンゼル以外にクリス・プラット、イ・ビョンホン、イーサン・ホークが名を連ねていて、「7人のうち4人が知ってる俳優」ってのもスゲェと思いつつ、
そこまでエンタメに徹底してない感じ?
実際テーマ曲としても「いかにも西部劇」という例のメロディが流れたりするし、雰囲気的な、「古き良き西部劇ファンを楽しませよう」という、
時代に即した「最新の西部劇を作ろうとしてるわけじゃない感じ」がメチャにじみ出ていて、
結構退屈。
例えて言うなら、ジャイアントロボジアニメーションで「降り注ぐような大量の矢を射る」シーンを知ってる僕が、一本ずつ射って倒して行くことにカタルシスなどない。銃で倒すにしても、「刹那の見切り」で「撃ち勝つ」のがかっこいい「と思い込んでる」だけで、
クナイでガンマンに勝つカムイの剣のジローを知ってる僕には、別段「でしょうね」って感じ。
ガトリングガンにしても投げナイフにしても、インパクトや新鮮さがあるわけでもなく、メンバーもなんか中途半端に死んじゃった分、
ホントに死んじゃったの?
って疑念が拭えないままラストを迎えちゃった。
デンゼルとクリス・プラットはかっこいいけど、ぶっちゃけこの映画よりかっこいい二人の映画はいっぱいあるわけで、彼ら目的で見る意味もほとんどない。
昔の西部劇が大好きな、極めてニッチな人向けの映画って感じだったな。
クリス評価は★☆。てか悪役の手下多すぎ。使い回してそう。
さらに続く
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