デモンズソウルPS5~その5?終了~
歳は取りたくないなぁとしみじみ痛感した次第。何が原因だったのか思い返すに、
つまりは年齢だったのだろうと。
セーブデータは消えてないかもだけど、ゲームデータは削除した。鍛冶屋も意図的に殺して、
まさに絶望した。
「絶望をくべよ」は、ダークソウルのコピーだったような気がするけど、
本気で絶望することになろうとは。
昨日もかなりプレイして、レベルは90近くまで上がっていたと思う。嵐の祭祀場に居るエイも1発で倒せるようになったし、気持ちの良い経験値稼ぎも軌道にのり、坑道2もガッツリ探索して、パッチを殺しちゃうこともなく、いよいよ炎のボス、記憶ではPS3プレイ時に最も苦労した相手と対峙してもいいかな、と言うところまで来た。
ラトニアや腐れ谷はまだ一度も足を踏み入れてなかったし、モチベ的にもかなり上向いていたので、ヘタしたらこのままクリアまで遊ばせて貰えるのでは?とさえ思っていた。
坑道2を始めると、程なく分かれ道にぶつかる。左は大量のイモムシやら鉱夫やらがいて、道中もかなり長い。竜のロングソード+1が手に入るのでがんばって探索して、無事それも手に入れた。
過去のプレイでは、ここに出てくるイモムシを倒すのがあまりに地獄で「これが一番の欠点だわ」とさえ思っていたのだけど、
先ほどの分かれ道を右に行くと、長い縦坑を降りつつもボス直前まで到達出来た。
このときは薬草をマックス持ってなかったけど、特に死んで困るような所持ソウルでもなく、生身でもなかったので、
一回お試しで、、、
と挑んでみた。
炎に耐える指輪とファランクスの盾の効果は絶大で、スタミナこそガッツリ削られる時があるものの、常にゲージを意識しつつ動きを見て、「慣れていった」。
ぶっちゃけ僕の反応速度では、「ヤツがどう動いたらどう動く」を学ぶことは出来ない。ただただ愚直に、
ガッツリ減らされたら距離を取って回復する。
最初はガード強めでちびちびと削っていたけど、、、あ、
どうも安全地帯っぽい場所は無くなってるみたいだった。
記憶も曖昧だったけど、それっぽいところは見つからず。塔の騎士同様「潰されていたのかも」知れない。
※塔の騎士も見つけられなかっただけかもだけど
ともかく、少しずつ少しずつ攻撃して、薬草もガリガリと減っていく。対峙時にあった半月草30個が10個ほどに、12個あった後月草は3個になったけど、途中で攻撃するときだけ両手持ちにすることを意識し、
何とか初見で倒すことが出来た。
ポイントとしては、薬草を大量に持ち込んだ方がよかったと言うことと、一度きりの復活を終盤使ったのでやっぱり心強かったということ、入り口で魔法の水のベールと魔法付与を使うつもりがなぜ、あ杖に持ち替えたのに使えなかったこと等々。
ともかく、これでこのゲームで最も辛かった記憶を打ち破ることが出来た。もちろんこの先ももっと手強い相手が出てくる可能性は高いけど、
肩の荷が下りた。
と思った。
で、
せっかく手に入れた炎のデーモンのソウルを鍛冶屋に渡しに行った。
鍛冶屋はウンともスンともソウルについては触れず、なんだこいつと思いつつ、アイテムコマンドを見たら、
「使用する」
それか「袋に入れる」しかホワイトアウトになってない。
じゃあ、使用するのかな、、、
・・・なわきゃないのである。
・・・ソウルを「使用する」とは、ただ「手持ちにする」と言うだけなのである。
当然このソウルは一周につき1個しか手に入らない。
ロードも出来ない。
反射的にリセットしようにもコマンドもわからない。
※PS3だったらコンセント抜いてたと思うけど、PS5でそれをやる勇気はない
・・・油断、、、いや、、、
これが老化か、、、
超絶な強敵をぐったりしながら討伐した直後。精神的に追い詰められていたと言っても過言じゃない。そう言えば肉切り包丁の素材となるデーモンソウルも、「一度きりの復活」を覚えさせてくれると「思い込んでいた」NPCに、勇んで「替えて!」とお願いした
勢いで、
再生というクソの役にも立たない奇跡に交換してしまった。
僕のプレイは石橋を叩きまくるプレイだ。しばらく叩いてちょっとずつすり減ってきたな、と言う頃に、一歩半進んでは一歩戻りながら先へ進めていくスタイルだ。それは来るべき強敵を倒すために、そのために慎重かつ慎重に進めるのだ。そしてその強敵を倒すことに、
全てのリソースを使い切ってしまう。
そう、そのあとに「冷静な判断」が出来なくなってしまうほどに。
この感じ、何と言って良いやら。
ともかく、自分の馬鹿さにほとほと嫌気がさし、
ヤツ辺りではなく、「とりあえず二度とやらないだろうから試しに、、、」と言う割と冷静な面持ちで、鍛冶屋エドを倒し、
ゴッドハンドを手に入れた。
ちなみにゴッドハンドは道中で拾うことも出来るどうでもいい武器だが、僕が何歳まで生きるのかはわからないが、
たぶんエドからゴッドハンドを貰うのは、死ぬまで絶対にないだろうな。
ゲームを終了し、おもむろにゲームデータを削除。楽しかった思い出や、洗練されていったプレイがよみがえる。
でもさすがに炎のデーモンソウルによる「特殊武装強化」のメリット無しでここから先モチベを保てる気がしない。
ずっと「あ~あ」と後悔し続けるのは、その瞬間の後悔、ミスを「上書きしようがない」。
たぶんプレイ時間は40から50時間くらいやってたと思う。ステータス的にはクリアも出来るレベルに育てた気がする。体力30筋力32技量20頑強20信仰24魔力10知恵11運15、、、あとなんだっけ?
先日昔の深夜の馬鹿力を聞いた時、伊集院が、
シレンで剛剣マンジカブラ+76を無くした話
をしていた。これも作るのに30時間以上掛かったシロモノだろう。瞬間彼は、
吐いていた
衝撃というのは、そう言うものなのだ。聞いてたときはあまりピンと来なかったが、
今は割とわかる。
そのまま彼はシレンのプレイを止めている。その気持ちも痛いほどわかる。
嗚呼、これから楽しくなるはずだったのに、、、
せっかく縦坑を降りる順序とかポイントとかコツとかも覚えた矢先だったのに、、、
このステータスならラトニアや腐れ谷もなんとかなると思ったのに、、、
嗚呼、こんな終わり方をしたくなかったわ。
・・・
この直後には、もう「オートセーブのゲームはしたくない」とすら思った。やり直しが利かないゲームは僕には合わないと。反射的にセーブを繰り返すのが僕のスタイルであり、複数のセーブポイントで保険を掛けるのが常套手段なのだ。
しかしオートセーブで保険も掛けられないゲームは、
老化と共に致命的な失敗を引き起こしかねない。
後悔が嫌いな僕だけど、今回の件は、
強敵を倒したことで大幅に疲弊し、安堵し、状況判断が出来なくなっていた。
つまり、やってしまったことを後悔するのではなく、
自らの老いに「不向きな」タイトルであったことを学んだのだ。
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