チョコボの不思議なダンジョンエブリバディ
PS5ゲームカタログより。
僕の「チョコダン」経験は、初代のプレステ版、ワンダースワン版の2本。特徴は、
死んでもレベルが下がらない。
※ついでに装備品も無くならない。所持金と持ってるアイテムは全て無くなる
つまり、ローグライクとしてはかなりヌルい。
だがそれがいい。
もう僕は「ガッツリ失う辛さ」に耐えられそうにないからだ。
で、前回は最初にセーブ出来るところまでで止まっていたので、今日はその続きを少し遊んでみた。
ただ、直前にトライアルズライジングを遊んでいたので、、、
・とても快適とは言えないロード時間やコマンドのレスポンス
たぶん他のゲームと比べたら決して悪い部類には入らないと思うのだけど、、、まぁ比較対象が悪かった。
ゲーム的には、キャラが大きめの不思議のダンジョンタイプ。主人公はチョコボで、人間もサポートキャラとして出ては来るものの、そっちを動かす感じではない。
また、今回タイトルにもあるように、「エブリバディ」いろんなキャラやモンスターを仲間にして探索していくことになる。
序盤の流れとしては、、、
・町で話を聞く
・黒い雲が頭の上に出る人がいる
・その中に入る
・その人が正気に戻る
・次の人へ、、
こんな感じ。
この町は「いろんなことをすぐ忘れてしまう病気」みたいなものに罹っているのだけど、黒い雲を取り払うことでそれまでやっていたことを「忘れないようになり」、例えばそれが鍛冶屋だとか町長だとかって話。
ゲーム的には、割と普通のダンジョン。未確定品は鑑定アイテム、呪いはデスペルの巻物などで対処したり、ギサールの野菜でハラヘリをカバーし、ポーションでキズを直し、テレポで町に戻ったりする。
攻撃魔法は使用回数が決まってる「ツボ」みたいな感じで、武器や防具には属性の相性がある。
火は氷に強く
氷は風に強く
風は土に強く
土は雷に強く
雷は火に強い
光と闇はそれぞれに強い
みたいな。うろ覚えなので違ってるかもだけど。
特徴としては、とにかくレベルが良く上がる。これはチョコボのキャラクターレベルだけじゃなく、
チョコボの職業レベル(ジョブレベル)と、サポートキャラ(モンスター)のレベルがそれぞれにあるため、ただ戦ってるだけでも、ちょいちょい「誰かの何かが上がる」。
その分ちょっとだけ自分が強くなれた気になるので、
ちょっとイイ感じ。
ただ実際はサポキャラはチョコボとレベル依存だし、あんましよくわからない。使えるスキルが増えたりしていくんだろうか。
戦術は、かなり序盤から複数キャラでの戦闘なので、それを考慮した立ち回りをする必要があり、ちょっと新鮮で、ちょっと楽。今までソロが当たり前だった分、「2体で戦えないと損した気になる」側面はあるものの、上手く活かせば戦術的な快感もある。
しばらく遊んでて、、、
ゆるさが心地よい。
正直ロードは長いし、キャラデザインは好みとは言えないし、そこまで手放しで楽しんでるわけじゃ決してないのだけど、チクチクと知識が増えて、一手一手を考えながら対応していくのは悪くない。まだギリ「こういうゲーム」が楽しめるところに居るのかな、と。
死ぬとレベルと装備しているもの以外がなくなる。つまり所持金と装備してないアイテムが全て無くなって、ダンジョンに入る前まで戻される。
本来ローグライクと言えば、レベルも装備品も残らないのが慣例だったし、何も持ち込めないのが当然。持ち帰ることも出来ないから倉庫もない。普通はそうだった。
でも、チョコボはシリーズの中でもかなり甘く、何でもいくつでも持ち込めるし、倉庫に所持金を1ギル単位で預けることも出来る。
※倉庫枠は昨日ようやっと増やす方法がわかった。それまでは24枠しかなくて結構苦しんだけど
ダンジョンから生きて戻りたい、重要度の高い装備品が手に入ったのなら、テレポの魔法(ドラクエで言えばリレミト)で戻っても良いし、
降りる階段ごとに戻ることが可能。
全体としてかなり優しくて、易しい作り。だからこそ僕でもやる気になって遊んでいたのだけど、、、
正直「嬉しい方の驚きがほぼ無い」。これはジレンマでもある。
毎回最初からなら、「これが出たら一気に楽になる!」という武器なり魔法なりがある。でも今回それを持ち込むことが出来、逆に言えば事故死
※とんでもないダメージを食らったり
することがあっても、「装備品以外が無くなる」程度のキズなので、そこまでショックでもなかったりする。
だから手に入る装備やアイテムにほぼ喜べない。
ほぼ丸一日休みにずっと遊んでしまったけど、最後4章の中ボスに一撃でやられてしまって、
ああこれで節目にしようかなぁ
って感じになった。
※ちなみにシェルなりマバリアなりの魔法防御を高める対処をしてないと死ぬらしい。攻略法としてはシンプルだけど、それまで使ったことがなかったからひらめかなかった
武器を強化することに関しても、一気に何でも出来る武器が手に入るわけじゃないし、属性と種族があるため、
自分が強くなっているのか、相性がいいから簡単に倒せるのか、武器のお陰なのか
がイマイチ見えにくい。つまり、プレイ内容が強さにフィードバックされにくい。
前述したけど、ロードもそこそこ長いし、街中では結構頻繁に入る。ゲームの性質上デモシーンがスゲェ多いわけじゃないけど、どこかしっくり来ない感じが付きまとってしまうんだよな。
・・・
職業は最初のすっぴん以外に、ナイト、竜騎士、学者、白魔導士(メチャ弱い)、黒魔導士などをゲット。
※他にもあったかも
トルネコ2の時には、戦士と魔法使いでプレイスタイルが全く違うことを大いに楽しめたけど、本作ではそこまで劇的な違いはなく、クラスレベル序盤だからか、違いをほとんど感じなかったりもした。まぁ白魔導士でどうやって敵を倒し続けるのかって話もあるけど。
グラフィックにはほぼ不満はないし、プレイ中のテンポもまぁ悪くない。多少操作しづらいところもなくはないけど、ガマン出来ないレベルじゃないし、「歩きすぎる」とかも、そこまで満腹度が重要じゃないから多少移動し過ぎても平気。
結構遊ばせて貰ったし、評価的には★★ってところだけど、潮時かな~。
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