ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム~その33~
この一ヶ月ゼルダ以外のネタはたぶん2、3個しか投下してない。仁王の時は古いタイトルということもあって、「少し遠慮気味」だったけど、こちらは王道ビッグタイトルだし、
何より楽しさが振り切れている。
モンハンやエクスヴィアスの方がプレイ時間そのものは長い。でも繰り返しのイベントやお守り探しなどのトレハンでプレイの多くが占められ、能動的な探索やイベントでの「量的、質的な密度」で、
過去にこのゼルダに比肩するタイトルはない。
ゼロブレイドクロスも大概楽しんだけど、やっぱりゼルダとは違う。
オープンワールドのゲーム自体は他に枚挙にいとまがない。が、実際は順路的なことは決まっていて、本当の意味で自由にどこにでも行けるゲーム、何をしてもいいゲームはそれほど多くないと思う。
前回もそうだったけど、今回のティアキンも、「ワールドの捉え方」が本質的にちょっと他とは違うと思う。
言ってしまえば、BOWもTOKも、初代ゼルダのフォーマットに「実は」則して作られていることを感じる。
それは何か。
ゼルダとは、そもそも「道具を手に入れて行動半径が広がる」タイプであり、同時に「開始直後でもラストダンジョンまで赴くことが出来る自由度」も持ち合わせたタイトルだった。イカダを手に入れれば、ろうそくを手に入れれば、はしごを、爆弾を、弓を手に入れることで、今まで行けなかったところが行けるようになる。壊せなかったモノが壊せるようになる。
そうして世界を自分のものにしていく感じが楽しいゲームだった。
今のゼルダは、序盤でほとんどのスキルが手に入る。クリアに支障がない部分は一気に開示され、習得する。それによって、序盤であっても、「死ななければ」ラスボスまでたどり着き、あまつさえクリアすることも不可能ではない。
が、同時に、世界を縦横無尽に探索することで、次々にアンロックされていく要素もある。
例えば、マップタワー。これをどんどんアンロックしていくことで、情報量だけじゃなく、行動半径も大きく広がる。これは、「実質新アイテムを手に入れること」と同義であり、強いカタルシスが伴う。だから行ける範囲でタワーを攻略したくなるし、その感覚はまさに新しいアイテムを手に入れたいと言う衝動に酷似する。
地下もしかり。地下は暗く、不気味、不穏であり、何が待っているか想像も付かない。だから凄く探索に抵抗があるのだけど、例えばHPが増えて、例えば攻撃力が上がっていくと、徐々にその不安は薄れて行き、その頂点に、
ブループリントのスキルがある。
このスキルをフル活用することで、地下世界は「一気に身近になる」。マップは地上と呼応し、地上の祠は地下の根の場所。地下もまたしかり。地上で祠を見つけている場所を目指して、時に翼を、時に気球を使って行軍する。そして、うっすら光る「オレンジの灯り」を見つけるのだ。
地図の情報だけでなく、新たに見つかった根は、全て地上に呼応する祠がある。祠を見つけ、クリアすることでリンクの地力は上がっていき、強くなれる。同時に地下の探索は、地上では数を確保しづらいバクダンを大量に集める事が出来たり、今作のMPとも言えるバッテリーの底上げも「とてもしやすい」構造になっている。
地上が終わったら地下へ
と言うのも、単純だけど魅力的なモチベーターだと思う。
もちろん中には暗いことを理由に、地下の探索を後回しにする人も少なく無いだろう。そう言う人は地下ではなく空の探索に手を伸ばすことも出来る。
空へのアクセスは、マップタワーからのダイビングや、そこかしこに降ってくる空島の欠片からがメイン。
※場所によっては気球で上ることも出来そう
空には地下での生命線とも言える回復素材があり、空を自由に移動しまくるには地下で集めたバッテリーやゾナニウムが欲しくなる。どちらも必須ではないが、
あればかなり楽に、楽しく探索が出来る。
僕は割と地下寄りに進めていたけど、空は空で楽しい。具体的には、地下には祠はないし、手に入る防具は、効果の薄い見た目重視のものが多い。ただ、武器の類は圧倒的に地下の方が集めやすく、敵も多い。
空は落下のリスクはあるものの、未開の地への到達難度が高く、達成に見合う報酬、具体的には祠や賢者の遺志、防具の情報がある。防具の情報は、地下で自力で見つけられるものもあるが、空で手に入れた「古びた地図」によって、よりストレートに目的地へ向かうことが出来るし、そもそも見た目装備ではない、実利の伴う装備も、地下より空の方が多く感じる。
地上マップを広げ、地下を探索。空も開拓。それらを進めるのと同時に、メインのストーリーによってアンロックされるプルアパッドの存在がまた大きく世界を変える。
欲しい素材があるなら、その写真を収め、「ありそうなところ」に近づくことで教えて貰えるようになる。昨夜はこれまでほぼ幻のような存在だったツルギカブトを、一気に5匹見つけることが出来た。祠を探すことも、地下だけじゃなく、プルアパッドのレーダーによってアプローチすることも出来る。宝箱もしかりだ。
それまで意味を成さなかったエリアが、レーダーによって「何かあるか、何も無いかがわかる」ようになる。「世界が変わる」のは、例えば旧作でフックショットを手に入れるような感覚と言えるかも知れない<やや言い過ぎ。
メインストーリーをクリアしていく過程で手に入る装備は、暑さ、寒さ、泳ぎ、耐火と、環境への適応力を高めるし、それらの強化素材は、より深く濃く世界を探索する見返りとも言える。同行するキャラクターのスキルも、「必須ではないが使いこなせば便利」なものだったりするし、有機的に繋がった世界は、ひとつのゴールへ絶妙に誘ってくれる。
より深く、より強く、より楽しく。
もちろん物語の終わりもゴールのひとつだが、それは本作の最終目標ではない。世界を満喫することこそが、本作で最も魅力的で、他の作品にはない心地よさだと僕は思う。
・・・
コログを見つけるのは、コログのお面を付けて世界を歩き回るしかない。「この辺にいるよ」と誰かが教えてくれるわけじゃない。プルアパッドのマーカーでも見つけられないからだ。
祠を見つけ、根を見つけ、地上も地下も空もマップを全てアンロック。最強の敵を倒し、武器も最強クラスで、特にめぼしい防具も見つからない。
凄く欲しいけど!
そんな折り、僕のモチベはやや下がり気味だった。次から次へ、時間の許す限り世界を探索しまくった結果、「具体的な目標」が見えなくなっていたからだ。
確かにまだ足跡の付いてないエリアへ探索の足を伸ばすことは出来るし、それによってコログや新たな発見が無いではない。が、それまでの充実感と比べるとやっぱり落ちる。
しかしふと思い出した。
「マヨイのかけらを集めてるアイツ、洞窟の場所を教えてくれたな」
マヨイのかけらは既に30個以上集めていて、しばらーく見かけてなかった。特に意識して探さなかったということもあるけど、昨夜はちとがんばって探してみた。
ちなみに彼ら兄弟の兄の方は、イチカラ村で「モンスターのフィギュア」を作っている。正確には作るのはエノキダ師匠だが、
とんでもなくかっこいいフィギュア(デジタルではあるけど)を作ってくれるので、実はこれはこれでとってもモチベが高まった。
そして弟は今でもド派手な気球に乗って各地を回っている。用があるのは弟の方だ。
気球を探すポイントは、
・以前見たのは雪原の馬宿の近く、森の馬宿の近く
・夜の方が見つけやすい
・日が変わると場所が変わる
それらを踏まえ、馬宿から見える範囲で次々と飛んでは探していくと、
存外すぐに見つかった。
そして、手持ちのマヨイのかけらを全てアイテムに交換してもらい、最後まで交換し終えたあと、
残りのマヨイのかけらは88個
と教えて貰えた。同時に洞窟も教えて貰えたので、その場に赴いてみると、、、
まんまと装備があった!!
洞窟にはラムダの「社」に奉納されたような防具があるところと、全くないところがある。弟に教えて貰った洞窟は、
すべからく装備があるところだった!!!
何という効率!何というメリット!!
世界を探索したからこそ、教えて貰った場所へ赴くのは大して難しくない。気球を探すのもそこまで大変じゃない。
このまま全部の洞窟を見つけちゃうのでは?
と一瞬世界がまぶしく輝き始めたのだけど、、、
「この近くにマヨイのかけらはないね」
どんな遠くにあるものまで教えてくれるわけじゃなかった!だが、
それもまた上手い。
自力で見つけられるのもよし。気球を探して、「見つけられなくなるまで見つけ尽くす」のもよしだ。
ちなみに気球を見つける→場所を聞く→洞窟とマヨイを見つける→その夜のウチに戻って話を聞く
としても、次の場所を教えてくれるわけじゃない。「一晩に一箇所」なルールのようだ。
ともかく、最初に教えて貰った洞窟で見つけた装備が「鬼神の服」だったのがヤバかった。
僕が最も揃えたいのが鬼神セットなのだ!
※ホントはズボンが一番欲しかったけど
鬼神の服の素材はネルドラ素材と、ライネルの肝など。ドラゴン素材は集めるのが大変だったけど、
もう僕の敵じゃない。
※戦わないけど!
かなり短期間でネルドラ、そしてフロドラの素材まで集めた。これでいつ鬼神のズボンが来ても大丈夫だ。
※足りないのはヒノックスの肝が1つだけだけど、それを手に入れるのは容易だ
ここでネットで調べないのは、僕がまだゼルダを楽しみたいと言う気持ちの現れでもある。ネットで安易に見つけてしまっては「ダメなものとダメじゃないもの」がある。これはダメなものだと思うのだ。
実際鬼神の服が出た時の嬉しさは、パ無かったし!
・・・
正直メインストーリーは、「5つ目の神殿を見つける」というのがあまりに漠然とし過ぎていて、今のところ手がかりがない。ただ、
・各馬宿を回る
・新聞社に行く
・4つの都市のミッションをこなす
※サブミッションを全てクリアしていく
など、出来る事がないわけじゃない。これまでも、「ほとんどの答えはゲームの中に」あった。
それがゼルダなのだ。
もちろん今は、弟の気球を探し、装備をひとつでも増やしていきたいけどね!
PS.プレイ時間が255時間を超えた。つまり、足跡は初期の頃から順に消えていく。寂しさもあるけど、「それだけ楽しんだ」という充実感のが大きい。
今回のゼルダ、評価を★★★★★(満点)に上げる。
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