デジラマとAIの話
ステーブルディフュージョン(以下SD)というソフトをご存じだろうか。一言で言えば、
エロ写真を自給自足出来るソフト
二言で言えば、
AIとPCを使って、既存ではない画像を自ら生み出すことが出来るソフト
と言うところ。ぶっちゃけ現状だとエロ目的で使っている人が大半なので、先の表現を使ったのだけど、アニメっぽいキャラや、社名ロゴ、近未来的な風景や、ありそうでない自然の写真とかも含まれる。
で、僕は至って誠実な、下心などないクリアな気持ちで、このSDが使えるようになりたいなぁと思った。てか、凄く本音で言ってしまえば、現状誰もやってないジャニーズ系のチョイエロ画像を作れば、そこには絶対ニーズがあるだろうと思ったって話。
僕は至ってノーマルだけど、目黒蓮や木村拓哉は大好きだし、彼らを見てキャーキャー言う女性を見るのも好きだ。
喜ばれる可能性があるなら、それを提供出来たらいいなと思う。それだけの話だ。
で、軽く覗いてみたところ、
ウェブのサービスでも出来る
みたいだったので、ひとまず何の知識もなくやってみた。そしたら、
出てきたのは人間とも言えないような妖怪画像。
※具体的に言えば、頭が無くておっぱいが肩から足まで伸びてるような<これは例えただけで、実際はそこまで酷くない
これで一旦諦めた。で、また数日経って、「そう言えばひとり詳しい人が居るな」と思い出し、その人に直接電話で訊けないかDMを送ってみたら、
割と気楽にOK。
僕は見たことも話したこともないネットの知人に、直接電話をしたり連絡したりするのが結構平気な方なのだ。てか、
僕は結構トーク力があると勝手に思い込んでいて、話をすると大抵の人は楽しんでくれるのが僕も楽しいのだ。
ともかく、そこで得た知識を箇条書きにすると、、、
・僕のPCでは1枚作るのに5分程度掛かる。45000円ほどのグラボを新設すれば、それが1、2分にまで短縮出来る可能性がある
・オンラインのウェブサービスだと、作れる枚数や解像度、「公序良俗を害する画像」の制作は出来ない。ぶっちゃけエロ不可
・ローカルでやる場合は、Python、Git、あと本体の三つのダウンロードが必須となる。そこそこ大きい(数ギガバイト)ので、インストールにもそれなりに時間は掛かる
・インストール作業は、黒地白文字のコマンドプロンプト画面で進む
等々。
で、結論から言うと、
出来なかった。
とにかくインストール中に何度もエラーを吐かれて、いくつかは対応したけど、途中で「面倒」が勝ってしまった。てか、
とにかく現行の固有名詞が多くてチンプンカンプンなのだ。
「○○の数値を0.115に」という回答に「ありがとうございます」と返事をするレベルには到底及んでないのだ。
※「○○」が、先の3種の中のパラメータなのか、windows内のそれなのか、新たにインストールする必要があるdllファイルみたいなものなのか、そもそもその項目を呼び出す方法もわからない
マジ勘弁してくれ~って感じ。
てかこないだのピタ止め動画を作ったときもそうだけど、
やっぱり基本みんな不親切だし、「教えたときと今との時差によって、サイトの内容が全然変わっていたりする」。教える気がある人でも、自分が習得した頃と手順が変わってたり、忘れてたりする。
ほんの半年前の情報ですら、役に立たない、もしくは役立てようとするにはさらに上乗せで知識が必要になったりするのだ。
ギャフン。
で、この話は一旦これで終わるのだけど、この「AIやPCを使った画像加工」に関して、今回の件を呼び水にして別のベクトルが伸びることになった。
精細化の強化
僕はこれまで、スマホのPicmaというアプリを使っていた。てかスマホアプリにも精細化に関するものはいくつもあるのだけど、
・課金しないと全面にウォーターマークが入る
※「ウォーターマーク」とは、「見本品」みたいな半透明の文字のこと。つまりそれをそのまま使えなくするための枷
・課金しないと画質が悪い
・課金しないとCMを見なければいけない
・3枚作ったらあとは課金しないと作れない
・そもそも低画質
まぁいろんなパターンがある。で、Picmaに関して言えば、
CMは見なきゃならないけど、
※最大1分ほど。かなり長い
無料で、ウォーターマークも入らず、枚数の制限もない。ちなみに、サブスクのフォトショップ本家にも精細化の機能はあり、それを使うとどうなるかのサンプルページもあるのだけど、
言うほどキレイになってる感じじゃない。
ただ、言ってもアドビなので、今後、それこそ1、2年の間に、このアルゴリズムや技術が進化して、他のアプリを追い越す可能性は、少なからずある。
で、Picmaも、「超高画質化」が出来る機能が「期間限定」であり、これは確かに「使えるレベル」だったのだけど、残念ながらその超高画質は期間終了で使えなくなり、「普通の高画質化」を使っていた。
ちなみにPicmaは永久利用で7900円。頭をよぎる額ではあったのだけど、今の世の中、スマホを変えたら使えなくなるリスクも否定出来なかったし、特にスタンドアローンのオフラインで使うサービスでない以上、メーカーに何らかのトラブルが発生したらそれでおしまいだ。かと言ってサブスクで利用するのは「よほどのことがない限り」、「加入中なのを忘れてしまうリスク」が怖くて入れない。マジでもうamazonの読み放題とかで学んだからな。
※現状僕が加入してるサブスクは、UNEXTとPhotoshopExpressだけ、、だと思う
で、今をときめくAIブームなら、PCオンリーのウェブサービスなら、スマホのものより高性能低価格(出来たら無料)があるんじゃないかと期待して探してみたわけだけど、、、
まんまと見つかった!
・Picmaの超高画質よりさらに高画質!
・1枚の作成速度はそれなりに時間が掛かる※つっても1、2分。解像度による
・枚数制限無し
・ローカルで運用※ネットに完全に接続してないかどうかはわからない
・買いきり(永久)だと15000円。月額だと2900円くらいだったか
・無料運用にはウォーターマークが入る
・無料運用では保存(エクスポート)出来ない
これは、僕のブログが「誰にも読まれてないからこそ」書ける話。
ウォーターマークはがんばれば消せる。
特に高解像度にする場合、「元画像でウォーターマーク部分だけ上書きしてしまえばいい」。正確には、
・ウォーターマーク入りの画像のスクショを撮る
・元画像を、高解像度画像と同じ解像度にする
・元画像を下にして2枚を重ねる
・ウォーターマーク部分だけ消しゴムで消す
これで、「ほぼ高解像度」な画像が出来上がる。
もちろん本来の解像度は凄まじく大きかったりするのだけど、PCでスクショを撮る程度なら、4Kの半分くらい、ざっとフルHDくらいの画質になってしまう。
でも、「解像感」は元画像とは比べものにならない。
それは、例えば400*200みたいな低解像度画像を高精細化する際などにも威力を発揮するし、
先に挙げたSDで制作した女の子の画像とかも、ベラボーにキレイになる。
※SDはマシンスペックを要求するあまり、出来上がる画像の解像度がそこまで高くないっぽい<教えてくれた方の例
そもそも高解像度化とはどういうことなのか。テキストで説明するのは著しく困難なのだけど、つまりは、
「ギザギザ部分」を解像度を上げてなめらかにする
のが基本だ。
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これを、
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こうした方がなめらかと言う話。さらに言えば、その段差の部分をグレーにすればよりなめらかになるし、アニメなどのように階調に明確な違いがある画像は、その恩恵を受けやすかったりもする。
ちょっと面白いのは、元からフルHDの画像であっても、高解像度化したあとで縮小してフルHDの解像度にしたものの方が、圧倒的にキレイ(解像感が高い)ということだ。
闇雲に高解像度にしていくと、1枚のファイルサイズは何百メガバイトにもなってしまう。ただ、スクショを撮ってそこを加工する手順であれば、解像感を上げつつもファイルサイズや実際の解像度は上げずに済むのだ。
もちろん本当の意味での解像度が上がってないので、パッと見あまり変わらない場合もあるにはある
けど、そのレベルのものはそもそも解像度を上げたい、高精細にしたいと思わないものなので、何も問題はないのだ。
・・・ともかく、
これによる恩恵はとても大きい。
まず何よりこれまでソースにしたいと思ったけど低解像度過ぎてやる気になれなかったものや、ピンボケで残念な画像すらも、これでかなりシャープに出来る。てか、今までフォトショで使っていた「シャープマスク」とは次元が違うシャープ化なのだ。
ただ、「ピントが合っているところと合ってないところが混在する画像」に使うと、
残念ながらピントが合ってないところはそのまま合わない。
もしそう言う画像をのピンボケを直したい場合は、一旦ピントが合ってる部分を消して、ピンボケ部分だけにしてから加工する必要がありそうと思った。
逆に言えば、
これまで苦労して深度合成していた画像や、「深度合成したくても出来なかった部分ピンボケの画像」も、これによって「全体にピントを合わせることが出来る」ようになるかも知れない。
画像を加工してる人ならたぶん思うと思う話だけど、
意図しないピンボケは結構ウンザリ&ゲンナリする。
それを回避出来る可能性が生まれたってのは、本当に強烈なモチベーターになるのだ。
僕が姑息な使い方をしてることがバレるとマズいので、ソフトの名前は言わないけどね。
てか、ローカルなら買い取りしてもいいかもって思ってるけど、日本の会社じゃないから、ハードを変えてもそのまま使えるかどうかの安心感が無い。ディスクメディアでの提供だったら、その点心強いんだけどな。
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