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2023年9月15日 (金)

ホリミヤ

世間の温度はわからないけど、本編終了後の現在、スピンオフが放送されていることを鑑みると、その人気は相当高かったのだと推測される。

てか、今思うと「なぜ?」って感じなのだけど。

「ホリミヤ」とは、元々「堀さんと宮村くん」と言う名前でリリースされたマンガ原作のアニメだ。あんま詳しく調べなかったけど、途中で「ホリミヤ」という略称がそのまま本編のタイトルになったみたいなことらしい。

高校2年から3年が舞台の学園モノのラブコメで、関係は1対1。ハーレム物ではない。

主人公宮村は、中学時代軽いイジメにあっていて、ひとりで居ることを余儀なくされつつも受け入れていたぼっち。しかし、高校入学に際し、「なんとなくロックな気持ち」で、ピアスをいっぱい空けて、
※左右とくちびるで計9つ
さらに、上半身にはイレズミも入れている。

 が、別にヤンキーというわけでもないし、ケンカが強いわけでもない。

もう片方のヒロイン堀京子は、勉強も運動もそつなくこなす才女で、クラスのヒエラルキーでは最上位。ただ、生来のキャラは結構ガサツで、幼少期を知る生徒会長からは、「京ちゃん」と呼ばれつつも、怖れられていたりもする。

とにかくキャラが多く、髪色で分けてはいるものの、途中から結構コンランする。ここまで増やす必要が果たしてあったのか、みたいな。

ヒロインの友達と、主人公の友達、生徒会関連で女子二人追加、さらに年下や、主人公の中学からの唯一の友達、そしていじめっ子。堀を好きな同級生、あと主人公の弟と両親もかなり出て来てるし、担任も地味にキャラが濃い。

 結構疲れるレベル。

当然メインの二人以外のエピソードも増えるし、掘り下げも結構されるのだけど、その弊害か、

 主人公のキャラ付けがスゲェブレまくる。

「本来は根暗ぼっちで、堀さん以外はあまり喋らないキャラ」だったはずなのに、

 それを一切欠片も感じ無いような「モブのような普通のキャラ」になってるシーンが凄く多い。

それがスゲェ嫌。

なんつか、「別人としか思えない」ような扱いで、「当然別人じゃない」。

さらに、元からちょっと変化球な原作展開
※タイトルが変わった際にマンガ家も変わってる?
をしていることもあって、本編13話終了後に始まったスピンオフは、運動会や修学旅行など、学校でのイベントを補完する形で展開。

 もしかしたらこれが普通に時系列通りに綴られた原作だったのかも?

と思いつつ、あまりにも本編の展開の早さに面食らう。

 気のせいか2話で恋仲、3話でいきなりキスしてたような、、、
※一気見したのでたぶん数話はズレてる。でも相当早かったのは間違いない

特にキスシーンなんて、「このキャラがこの関係性の状態でするっ!?」と前後不覚になるレベル。さらに言えば、

 そこから最後まで一度もキスしてないような、、、

何つか、二人の距離感が全くわからない。徐々に近づいて行くのでもなく、もちろん遠のくのでもないけど、およそ僕の知るラブコメのテンプレとは似ても似つかない、

 悪い意味で違和感のある距離感だった。

そのくせ妙に嫉妬したりとか。

一言で言えば、「感情移入出来ない」感じで、作画自体は悪くない
※SilverLink
し、声優も普通なのだけど、
※堀さんはSAOの戸松遙

 クリス評価は★☆って感じかなぁ~
※★って言ったかも。でも★★☆くらいの時もある

・・・

主人公が根暗ぼっちと言えば、ある意味「お隣の天使様」にも通じるキャラ設定なのだけど、そっちの方が主人公のキャラにブレがなく、「普通にかっこいい」。「久保さんは僕を許さない」とも全然違う感じで、

 なんでこれのスピンオフがこんなにサクッと作られたのか、イマイチよくわからないレベル。

ヒロインの魅力的にも、そこまで高いとも思えないのだけど、、。まぁガチオタの感性と自分のそれが乖離してるってことなのかも知れないけど。

スピンオフである「ホリミヤpiece」は、現在3話まで視聴。別段さほど面白くもない。

てか、最初「ポリミヤ」だと思い込んでた。「ホ」の描き方にクセがあったから。

 そう言う人、他にも居ないのかね。

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