シュタインズゲート
サブカル系の趣味を持っていると、「これは死ぬまでに摂取しなければ」と言う作品がいくつか出てきたりする。映画で言えば、
・ショーシャンクの空に
・スタンドバイミー
・ローマの休日
・七人の侍
この辺りは「さすがに見てた方がいいだろ」みたいな。
見るとやっぱり話題になってるだけのことはあったり。
アニメでも「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」とか、「涼みやハルヒの憂鬱」とか見てない。シュタインズゲートもその一つ。
元はニトロプラスのゲームだったと思う。PS3かPSP辺りで、とにかく話題作。記憶は曖昧だけど、序盤はやったことがあった。
何でやったことがあったのかはもう全く思い出せない。
※体験版?
とにかく痛い中二病の主人公と、なぜか懐いてる女の子、デブで2ちゃんねるっぽい言葉遣いのキャラ。
電子レンジでバナナをチンしたら、何か転送したりしたような、、、
とにかく序盤だけは記憶に残っていて、それはもしかしたらゲームではなく、アニメを見たからかも知れない。
で、
合わなかった。
でも良く言われるのは「最後がいい」と言う話。そこまで最後がいい最後がイイと繰り返し言われまくってると、
見た方がいいのか?
と言う気にもなってくる。てか、
まさか24話だったとは、、、
※12話だと思ってた
これまで敬遠していた理由は、もうひとつ、
その女の子が死んでしまうと言う情報。
※曖昧です念のため
そんな悲恋は好みじゃない。ただ、
一応ハッピーエンドらしい
そんな話もあったような、、、なかったような?
ともかく、休日に気合いを入れて見始めた次第。
再生速度を1.2倍速にして。
※途中で1倍に戻したけど
よそでの感想を見ると、「5話まで見たけど合わない」とか「6話まで見て欲しい」とか、「ラスト2話で全ての謎が明らかに」とか、
まぁいろいろある。
つまり言ってしまえば、「人によって評価がかなり変わる作品」だったということ。そして、
見るタイミングでもかなり変わる作品だったな、と。
例えば、今2ちゃんねるっぽい言葉遣いはほぼ死滅している。でも、僕の知識下にはまだ存在していて、聞けば意味を理解することは出来る。中二病キャラの設定や言葉遣いもしかり。なので、
それは直接的なマイナスにはならないのだけど、、、
まーーーーーーーーーーーーーイライラする作品だったわ。
中二病であることは100歩譲って理解出来る。でも、
引っ張りすぎだろ。
終盤何とかまじめというか、真剣になるのだけど、
20話遅いわ。
もっと真剣に、緊迫した状況になる「べき」場面はいくらでもあったと思うし、ぶっちゃけ、キャラへの思い入れが、
一切湧いてこない。
「キサマは誰が大切なんだ!?」
まゆしいが大事な振りをして、クリスに浮気か?ルカ子となんであんな終盤になってから普通にデート出来るんだ。
バカなのか!?
※見ながらスゲェ何回も言った
まるで状況に即した都合のいいキャラが「別の世界線」のように量産されていく感覚。
アンタは、記憶が残ってるわけじゃなかったのか。
主人公に対する嫌悪感が強すぎて、つまり魅力が無さ過ぎて、見ていてイライラする場面がスゲェ長かった。でも、安易に飛ばせないストーリーメインの物語。
ダルとまゆしいはキャラがブレず、セリフも安定してホッとしたけど、出会い頭から嫌悪丸出しの鈴の、「社会人として不適切な行動」にもムカついたし、シャイニングフィンガー?あいつ何なん?全然わからん。クリスは、行動や感情は理解出来たけど、
声優にいささか違和感が。
これは単に僕の好みかもだけど。
Dメールを順に消していく?みたいなのも何か煙に巻かれた感じだったし、そもそも「1%」がなんなのかも全くわからなかった。理解力が高ければ全てスッキリ出来るのか?みたいな。クリスのオヤジが飛行機乗ってるのとかタイムマシーンの論文が燃えるとか燃えないとかも全くわからなかったし、
まぁ一気に見たから疲れてたのかも知れないけども。
最後の2話でスッキリとか言ってたけど、
全くスッキリ出来ず。
そもそも最後岡部とクリスはどうなったのかもわかんないし、中途半端に他の世界線の記憶があるとか言うもんだから、ノイズになってさらに事実が不鮮明に。
見るたびに岡部の顔が別人に見えるのも嫌だったし、気持ちよく納得出来たのは、フェイリスが父親を助けた流れくらい。大体ミスターブラウンとか、
ホントに一番最初のプロットの段階で決まってたのか?
まとめると、、、
・主人公がとにかく愛せない
これに尽きる。反吐が出るほど嫌い。さっさと死ねばいいと思いながら見てたわ。
簡単にタイムリープし直せる※研究所まで戻ってこられる意味がわからないし、クリスを助けに行くのを一回失敗したところで、まゆしいのビンタ、一回は失敗しなきゃいけない理由、あのバッジもよくわからない。
あ、でも2ちゃんねるっぽい言葉遣いは、発売当初より一周回って受け入れられるようになってた。昔はアレもスゲェ嫌だったと思う。
クリス評価は★☆(3/10点)くらい。これを見るなら、サマータイムレンダを見た方が全然有意義だと思うし、面白かった。ぶっちゃけ、
1話を見て、主人公が許せるなら、がんばってみてもイイ。でも許せないなら、それはほぼ最後まで払拭されなかった(僕の場合)
って感じだったよ。てか、長男は摂取済みだったと思うけど、いろいろ解説して貰いながら見てたらまた違ったかもな~。わかりにくいわ!
・・・
ゲームには他に「0」とか「比翼連理のだーりん」「何とか」とかがあったような。アニメも、劇場版とゼロがあったような。
個人的には甘甘のラブコメが大好きなので、比翼連理のだーりんはやりたかったのだけど、残念ながらプレステプラスには入ってない模様。
※ゼロと無印と、もうひとつあったけど、、、
XBOX360版なら1000円ちょっとくらいでメルカリにあったけど、現状接続してないので動かすのはかなりハードルが高い。Steamだと2980円。ホリデーセール待ちでもいいけど、
たぶんその頃には忘れている。
アニメは、どうもかなり暗い話に寄るらしいので、スルーした方がかしこいかなぁと思ったのと、
アドベンチャーゲームのニオイが懐かしくなって、「辻堂さん」が遊びたくなった
かな。てか、冷静に考えたら、評価が高かったのは最初のゲームで、アニメはそこまでじゃなかったかも。
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