デジラマひとりごと
今年も11月16日が過ぎた。この日は、
スマホのフォトショップエキスプレスのサブスク更新日
デジラマ作りも、まだ今日明日で止める予定もなかったので、そのまま継続。価格は年額3800円。
十分過ぎるくらい元は取れている。
ただ、来年の今日まで続けてるかどうかは、結構微妙かも知れない。わかんないけど、日々いいねは減っていて、特にブレイクスルーとなる事件もないし。
結局のトコロ、僕が作ってるデジラマは、
短時間でそれなりの結果が出る
と言う点が大きく、強いところ。見ている人が思ってる以上にあっという間に作れて、実際には全然大したことはやってない
※プラモ作りで言えば、合わせ目にやすりを掛けるレベル。もちろん塗装は筆塗り
なのだ。
言ってしまえば、
エアブラシ塗装をするようなレベルの人は、僕よりずっと上の方に居ると言って良い。
※デジラマ作りのスキルに関して
もちろん、スキルが上だから訴求力のある作品が作れるというわけではない。エアブラシを使えたらそれで凄いわけじゃないように、そもそもプラモを持ってないと(買ってないと)作れないし、
※素材集めをしてるかどうかという話
誰かに見せるにしても、それなりにフォロワーを集めてないと、さらに人目に触れる可能性は下がってしまうだろう。
とどのつまり、僕がやってることなんて、
大したことじゃないのだ。
大したことじゃないことを、さも大したことのように捉えられるのは、その道を歩んでる人が極めて少ないからってだけ。
もし僕よりスキルが高い人が本気でやり始めたら、すぐにクリスのスキル、大したことなかったんだな、とバレてしまうだろう。
「僕と同じように」と言う注釈が付くけど。
結局僕よりスキルがある人は、きっとサブスクの本家フォトショップを買っている。そして、本家をレジストしてる人は、
たぶん素人じゃない。
もちろんそれは、写真かも知れないし、マンガやイラストかも知れない。仕事でイラストレーターと連携して使ってるかも知れないし、
当然バンダイの担当も使っているだろう。
そして、プロとしてのスキルや矜持が上がれば上がるほど、一作に対する思い入れや、テクニックが、僕なんて比べ物にならないくらい盛り込まれ、
出来上がる作品もまた、「プロ仕様」になる。
僕がもともとデジラマを作り始めたのは、カトキハジメ先生のガンダムフィックスがきっかけだけど、その際氏は富野監督から、
リアル性はあるけどアート性が足りない
みたいなことを言われたという。「本物っぽい」ことは、つまりは、加工やエフェクトがない風景写真のようなもので、
※もちろんそう言う写真であってもアートっぽい物はいっぱいあるけど、
時に味気なく、時に殺風景だったりする。
それでもそこにはしっかりと存在感があり、その存在感の高さは、それまでプラモデルやアニメに慣れ親しんだ人からは、「異質」とも取れる手ざわりがあるのだ。
今上手いデジラマを作ってる人の大半が、「そんな異質さとは違う道」を歩んでいる。
つまり、「アート性が高い」「商品としての完成度」を志向するような。
実際その方がニーズがあったりもする。海外のガンプラデジラマとか見ると、凄い完成度で、「これは売り物になりそう」と思うことも少なくないし。
ただ、同時に「自分はあんまそそられない」とも思うんだよね。自分が作りたい物とはちょっと違うな、と。
まぁアート寄りの作品もガンガン作ってる僕が言うのもなんだけど。
で、そんなハイクオリティな作品を、本家フォトショで作るとなったら、
まず操作のアウトラインを習得するだけでも相当な時間が掛かるはず。
下手したらここで心が折れてしまうかも知れない。
いろいろ便利で、いろいろ凄いことが出来るのは知っている。でも、それはあくまで「
使いこなせば」という絶対的注釈が付くし、
使えるようになるまでには、かなりの時間も掛かる。さらに、使いこなせるようになっても、クオリティの向上を真摯に目指すとしたら、
絶対毎日更新は出来ない。
僕は、「毎日更新してること」が僕なりの矜持なのだ。てか、
「矜持」って言葉、最近覚えた。
それまでも何度か見かけてたけど、何となくスルーしてた。矜持ってプライドって意味だったのね。誇りとか。
閑話休題。
そんなわけで、僕は本家に手を出してなかったのだけど、それは現状「毎日更新の優先順位が高い、重要度が上」だからに過ぎない。
毎日更新出来なくなったら、ひとつのブレイクスルーとして本家に手を伸ばす未来があるかも知れないな、と思うのだ。
・・・
でも同時に思うのは、「ひとりだと辛いだろうな」と言うこと。そして、「もうひとり」が居ないこと。
前述の通り、僕の優位性は、「実質オンリーワン」であることが凄く大きい。言ってもいいねもリーチも減っていて優位性もクソもないだろって話もあるのだけど、
僕以外で本家を僕以上に「趣味だけで」使える人が全く居ない。
特にガンプラ界隈ではたぶん世界中で「ひとりも居ない」とさえ思う。
※もし居ても課金だけしててほとんど使わなくなってるとか。
プラモが好きな友人&フォロワーはいっぱい居る。でも、デジラマ作りを本気でやってる人は、ほぼ居ない。
※唯一伊藤信彦さんだけは本気でやってるけど、氏は職業デザイナーなので、僕とはスタンスがちょっと違うし、気軽にいろいろ訊いたりもしづらいんだよね
プラモを作る人と仲良くなって、コラボして、毎日更新が続けられるようになった。でも、それは全員プラモを作る人たちで、フォトショで加工する人じゃない。そもそも、僕は素人だけど、
液晶タブレットと、左手デバイスと、フォトショップエレメンツと、フォトショップ7.0と、フォトショップエキスプレスを常用している。そこまで初期投資出来る人が、
居ない。
さらに大量の壁紙を集めたり、能動的にコラボを持ちかけたり。前も書いたけど、
プラモが超絶上手い人は、その作品にこだわりも愛情もあるから、下手にいじるとガッカリする。
でも、何とか僕のレベルでガッカリは「概ね」避けられている。ホント大したことはしてないんだけど、それでも僕と同じ設備を整えて、僕と同じことをやるのは簡単じゃないんだろうと思う。
要するに何が言いたいのかと言うと、、、
結構八方ふさがりだという話!
もっと上手く、もっと楽しく加工するには同行の志が不可欠なのに、それを得るスベがない。自分しかやってないことを評価されているゆえに、その方面では孤立してしまっているのだ。
まぁ細々とささやかないいねやコメントのコミュニケーションを続けて、まるで「老後」のような幸せを噛みしめて生きていくのも、まんざら悪く無いのかも知れないんだけどさ。
てか書き始める時は全く違う、「最近の作り方」の話をするつもりだったとは、誰も思うまいな。
※誰も読んでないから思いようがない
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