エンドオブキングダムほか
先に飛ばし飛ばし見た方の感想を少々、、。
●ザ・ウェイブ
知ってるキャストはひとりも居ない。評価もそこまで高くなかったのだけど、何かディザスターモノが見たくなって、
最初から全部見るつもり無し、美味しいところだけ見るつもりで再生開始。
そもそもあらすじに「津波が届くまで10分!!」
それ、つまりそれ以外のパートがめちゃ長いってことだよね?
事前に準備するでもなく、ある意味いきなり発生してワチャワチャしながら対応するのだろうな、と。
ただ、パソコンのスペックやらソフトやらが向上したことで、同じC級でも、
かなりリアリティは上がっている。
てか、期待値★で、結果★☆くらいだったので、まぁ満足。90分くらいの映画で、見たのは20分ほどだったと思うけど。
フィヨルドを舞台に、氷山?岩盤?の滑落で津波が起こり、小さな町が壊滅的な被害を被る展開。定期的に調査する研究所とか、「センサーの故障だろ」とか、「本当に危険な時に避難しなくなったらどうする!」みたいな、
ある意味鉄板な展開。
てか10分でどこまで逃げられるって話と、
80mの津波があと、1分でここに到達する!
と言う状況で、みんな走って山を「道路に沿って」登っていく感じ。
毎分何メートル登れると思っているのか。
まぁそんな軽い突っ込みも気にならないのが「飛ばし見」のメリットでもあるけどさ。
とりあえず「どうしてもディザスターが見たくて死にそう」という人以外にはオススメしません。
●エンドオブキングダム
キャストがイイ。と言うか贅沢。開始早々主役の名前が思い出せず、
※過去何度も思い出せなかった男
スゲェ悶々としながら、アーロン・エッカートやモーガン・フリーマンと言った贅沢なメンツに彩られた物語に入っていく。
あらすじとしては、イギリスだかフランスだかの偉い人が死んじゃったので、世界中のトップが弔問(葬儀)に訪れることに。当然これ以上ない厳重な警戒態勢の中、あれよあれよと、自爆テロを含め、先進国の首脳達が殺されていく。
※殺され方は、多少映えポイントなのでここでは触れず
で、残ったのがアメリカ大統領(アーロン・エッカート)と、そのSPである、
ジェラルド・バトラー
ホント、この人の名前が絶妙に忘れやすい。ジオストーム、300(スリーハンドレッド)、ハンターキラー、グリーンランド、他にもエンドオブホワイトハウスや、キングオブエジプト、タイムライン、ヒックとドラゴンにも出てたらしい※もちろん声優だけど<ヒックの親父役。
身長188cmで結構いかつい感じがする一方で、優しい表情も出来る善玉俳優という感じ。スリーハンドレッドが出世作だったけど、ジオストームやハンターキラーなんかは、かっちり面白く、比較的ハズレは少ない。
ちょっと出過ぎってくらいだけど。
ともかく、話としてはたぶんエンドオブホワイトハウスの続編って感じで、気持ちよく大統領を守る役周り。てかアーロン・エッカートも(ホワイトハウスダウンのジェイミー・フォックスもだけど)、大統領役というのは、どうしても「弱く、守られなきゃダメ」なわけで、
※例外はエアフォースワンのハリソン・フォードくらい
他の作品で「強めの」エッカートを知ってると、いささか違和感が無くもない。
対比のバトラーが「さらに強め」なのでバランスが取れてる感じ。
ぶっちゃけホワイトハウスダウンの二人とかなり印象が近く、序盤でバンバン各国首脳が殺されていくパートを除いて、ほぼほぼ特筆するシーンはない。
※首脳が殺されるパートはそれだけパワーがあるとも言える
銃撃戦にしてもぶん殴られるところにしても、戦術的な流れにしても、どれもどこか新鮮味がなく、
思えばエンドオブホワイトハウスも似たような印象だったかも、、、
と思ったり。特に悪役に魅力があるわけでもなく、圧倒的な強さを感じさせるでもない。なまじ「誰も信じられない」みたいなフリをしちゃった分、
バトラー以外誰も信じられなくなりながら見てしまった
そこが何とも気持ち悪いというか、居心地悪いというか。
クリス評価は★★。てか爆発や破壊のシーンも、そこまで手放しで褒められるほど秀逸ではなかったし、モーガン・フリーマンは一切活躍無しの友情出演程度だったけど、過度な期待をしなければ、それなりにそれなりと言う感じの映画だったわ。
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