« サイバーシティOEDO808 | トップページ | 能動的と受動的 »

2023年11月19日 (日)

スレッズのポストで、、、

インスタをやってると、スレッズのCMというか、オススメがちょろっと顔を出す。文字数で言えば20文字とか30文字程度だと思うけど、タッチするとそっちをガッツリ読める。

その多くは、「なんでバッシングするのか」という、「悪口に対する悪口」が多いのだけど、
※別段さして悪意もないし、言葉遣いもそう悪くないものが多い。悪いのもあるけど

ちょっと気になるのがあった。

・・・

うろ覚えなので、間違ってたらゴメンだけど、

小五の子供(♂)のクラスには、病気で休みがちな女の子が居る。で、その子が久々に給食の時間に間に合うように来た際、他の男子が、

 給食だけ食べに来てどろぼう!

と揶揄したのだそう。そしたらその子は泣いてしまったのだけど、そのお子さんは、

 どろぼうの意味わかってるのか!?ちゃんと給食費だって払ってる!せっかく出てきたのに、そんなこと言うな!

と、女の子を守るような言葉を返したという。そして女の子は泣きながら帰ってしまったのだそう。

・・・

書き込みもいいねも多かったのだけど、ざっと見た限り、

 全ての書き込みが賞賛。

かっこいい、なかなか出来ない、女の子も普通に来れるようになるといいですね。

そんなのばっかし。ホントにそんなのばっかし!スゲェたくさんの書き込みが全部ソレ。

 ・・・スゲェ違和感感じた。

僕はその男の子でもないし、女の子のルックスや立ち位置も知らない。いじめっ子的な子の家の状態や、先生の対応など何も知らないけど、

 小五の男のなら、好きな女の子に「いじめるかのような」ことを言ってしまうものだよ?

悪気なんて全然ない。でも、ついからかう気持ちや、ちょっかいをかけてしまう。むしろ、

 好きの裏返しで言ってしまう可能性の方が高い。

「小五」だよ?これが小学1年生なら話は違うと思う。でも小五なら、女の子に「好き」や「かわいい」と言う感情だって湧いているはずだし、むしろ絡みたくない、距離を置きたいと思う方が「普通」だと僕は思う。でも、そこで相手を傷つけるようなことを言ってしまう。

 男子ってそう言うもんだと僕は思う。

もちろん女の子はそれに気付かないし、

 当然のように傷ついてしまう。

いじめっ子の気持ちなんて気付けないのだ。ただ嫌な子、怖い、嫌いという負の感情だけが彼に対して湧くだろう。

 それもまたしょうがない。

そして、

 ここで出てきた「擁護してくれた男子」の存在。

果たして女の子はこの擁護を嬉しく思ったのだろうか。元々仲が良かったとか、家が近所だとか、家族ぐるみのお付き合いをしている関係であるならまだしも、

 普段学校を休みがちな女の子が、そこまでひとりの男子に対して心を許していただろうか。

主人公、と言ってしまうけど、その男子が足が速くて顔が良くて常に気配りが出来る、学内ヒエラルキーのトップクラスの男の子であったっとしても、

 必ずしも好意を好意で返すとは限らない。

むしろほっといて欲しいと思うかも知れない。男の子からしたら、学校に出てきて欲しいと思うかも知れないし、給食だって楽しく食べた方が「いいに決まってる」と思ってるかも知れないけど、

 それが必ずしも女の子にとって「嬉しい」「望んでいること」とは限らない。

だからこそ慎重に、丁寧に、彼女との距離感を考えて言葉を選ばなければならないと思う。

 まだ小五。されど小五。

女の子の気持ちも一瞬一瞬で変わる。これが恋になるかも知れないし、

 いじめっ子の方を好きになる未来だってある。

文字だけのやりとりで、人の心、ましてや小学5年生の男子女子の心が「わかるわけがない」。もちろん僕が書いたことも間違ってる可能性は十分ある。

 でも、数十人のコメントが全て「同じ色」なのは、何か違うと思った。

十人十色。いじめっ子の味方をするわけじゃないけど、特別な理由
※親に虐待されているとか
が無い限り、小五の男の子の性格は、そこまで攻撃的になるもんじゃないと僕は思う。

 そこで謝れるかどうかは、その子の親や先生の教育次第かも知れないけど。

最悪、女の子が、主人公の男の子「だけを嫌う」未来だってある。それは、見た目が理由かも知れないし、むしろ注目を集めてしまったことによる気恥ずかしさかも知れない。でも、それによって男の子が傷ついたりはして欲しくない。

人を守ると言う事は、守る強さを持っていなければならない。小学生なら可能性は低いだろうけど、「女の子と一緒にいじめられる対象になる」未来だってある。

ハートが強ければそれでも平気と思うかも知れないけど、女の子だけが社会復帰する可能性だってあるし、

 ただ「かっこいい」で終わる問題じゃないと僕は思った。 

|

« サイバーシティOEDO808 | トップページ | 能動的と受動的 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« サイバーシティOEDO808 | トップページ | 能動的と受動的 »