AMERICAN NINJA WARRIOR
UNEXTにあったSASUKE動画を概ね見終わって、
やっぱSASUKEはいいな
と思いつつ余韻に浸っていたのだけど、そう言えば今の世の中他の国のSASUKEも動画で見られるかも知れないな、と検索してみたら、Youtubeに普通に、それもガッツリあった。
※どういう事情かわからないけど、CMも入らずムチャクチャ見る事が出来た
英語で吹き替えも当然ないので、何を言ってるのかほとんどわからないのだけど、
※一回だけ「ジェシー・グラフ」の名前を確認出来た程度
これはこれで悪くない。
ただ、正直僕がSASUKEを好きな理由が、必ずしも厳しいエリアをクリアすることだけではないな、と思ったのは、
バックボーンこそがSASUKEの本当の魅力、「良さ」なんだろうな、と。
アメリカ版は、「チーム」とか「フレンド」「ファミリー」としてサポーターが紹介されるのだけど、選手と同じTシャツを着て、時には歓声を上げ、時には泣き崩れる。選手のリアクションも同様で、
まぁ入れ墨の人が多いのはお国柄だとは思いつつ、
同じように「名も無き男達のオリンピック」であることに変わりはないんだなぁと。
なんつか、ドラマこそがSASUKEの魅力であって、クリアはある意味副産物だな、と。
今回割と(途中で寝ちゃったけど)ガッツリ見てたのだけど、アメリカ版も昔と違って相当変化、進化してた。軽く上げると、
●セットがスゲェ豪華
規模が大きいこともそうだけど、ボタン一つ取っても光ってたり点滅してたりが派手。観衆のエリアもかなり大きいし、ナレーションが2人で、会場の真横からちょいちょい抜かれて映る。
●対戦セクションがある
ふたりで戦って、勝った方だけが進めるのか、もしくはトータルでタイム勝負になるのかはわからないけど、隣がスゲェ速度で進んだら、
当然焦る。
焦らなくてもクリアできるかわからないレベルのエリアで、さらにそこまで煽る必要があるのかという気もしないでもないのだけど、
やっぱ盛り上がる。
てか、僕が見ていた部分に関してだけ言えば、
2人ともゴールした組み合わせは一つもなかった。
つまり、「焦らずともまずゴールすることが肝要」であることに変わりはないんだな、と。
もっとも、その対戦時に凄まじいタイムで圧勝した黒人男性は、
次のエリア(単独チャレンジ)でもゴールして、
パッと見100万ドルを手に入れてたようにも見えたり。
まぁ数字さえあれば賞金も設備も整うよな、と。あと水が綺麗。
※日本のSASUKEは泥水だもんね
●クリフがしょぼい
これは、たぶんアメリカ人の体型や筋肉の方向で査定されている部分だと思うのだけど、ジャンプ系のエリアがかなり多く、難度的にも日本より上かも?と思えるところがあるのに対し、
クリフはムチャクチャ簡単※日本と比べて
・突起の高さが5cmくらいあるように見える→日本は3cm
・ジャンプが一カ所しかない&ジャンプ前の突起はさらに高さがあり、やりやすくなっている
・移動もしていない→日本のクリフディメンションは2カ所も移動ポイントがある
・斜め移動がある→日本でもあったような気がするけど、10年以上前だったと思う
・バーティカルリミットがない
アメリカ人は体重が重く、指に極端に負担が掛かる競技は不得手。また、大きな歓声で盛り上がるのが常なので、静かに集中して、緊張する展開になりやすいクリフは、エリアの花形にはならないのだろうな、と。
言い換えれば、日本のSASUKE戦士はアメリカのジャンプ系エリアに対応しきれなさそうだし、アメリカのSASUKE戦士でも体重があって筋肉もあるような、ある意味ラグビー選手のような人にはとてもクリアは出来ないんだろうと思った。
●サーモンラダーが速い
対戦エリアにあった、7段ほどのサーモンラダーなのだけど、対戦エリアということもあって、
一段当たりの速度が日本のトップクラスの選手より速い。
サーモンラダーは、当然僕らには一段すら上がることが出来ない「基本的にはとても難しい」エリアで、相当量「同等の施設を自宅に作って練習を積まない限り」簡単に登ることは難しい。
少し慣れてきた人でも、体を前後に揺らしながら、一段一段丁寧に上がっていくだけ。擬音で表すなら、
ガッコン、ガッコン、ガッコン、、、って感じ。
日置クラスになれば、割と
ガッコ、ガッコ、ガッコ、、って感じで、
肘を伸ばさずに上がっていくスタイルになり、さらに森本クラスで、
ガッ、ガッ、ガッ、、って感じ。
アメリカのトップ選手は、
ガ、ガ、ガ
って感じで、とにかく速い。まさに「凄まじい練習量」を感じさせる。ただ、下りは無く、逆にバーを持ったまま水平にジャンプしていく、3rd序盤のような展開とミックスされてたりする。
まぁアメリカ版はテンポをより重視してるって感じかも。
・・・
どんな放送形態なのかわからないけど、
※毎週かも知れないし、月一かも知れない
セットは常設のようにも見える。
僕が見た範囲では、ファイナルの「塔を登る」みたいなのはなかったけど、
※2023年版
あれだけサーモンや綱登りが速ければ、昨年お披露目された「現行のファイナルステージ」もクリアしてしまいそうだなぁと思ったわ。
まぁ、その前のクリフディメンションやバーティカルリミットはクリア出来ないと思うけど!
※忖度抜きのSASUKEファン目線での感想ね!
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