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2024年1月26日 (金)

spellai~その2~

大した額ではないとは言え、サブスクの課金は「解除し忘れる」というリスクをはらんでいる。なので、その決断は「結構重い」。がしかし、今の僕の生活、特に私生活の中で、

 何にお金を使うか

を考えたとき、マンガはピッコマが一段落し、プラモは買ってない。ゲームはエルデンリングを思案中ではあるものの、PS+で必要十分。てか、PS+も、この一週間ほど起動してないので、一旦解約してもいい。

 時間は必ず限りがある。

UNEXTで映画やアニメを見るのは「外せない」。今年は、「映画を100本見よう!」と目標を掲げたこともあり、ゲームの優先順位は下がっている。

そんな中、プライベートをどう使うかの選択肢に、急伸し台頭してきたのがこの、

 画像生成AI、スペライだ。

スペライは、スマホのアプリで、PCにスペックを求めない。以前インスタの知り合いが、グラボを新設したとか、2時間掛かるのが20分で出来るようになったとか言っていたけど、画質こそ落ちるとは言え、スペライは(環境に依存しない分)圧倒的に高速で画像を作ることが出来る。

それでも無課金の場合はCMを見なければならなかったりするし、課金する場合も、定額制はなく、サブスクの月額制か年額制。

 毎回ここで命を消費し続けることが是か非かと自問自答。

「もし14万円だったら、、」と言う恐怖もあったけど、そんなソフトが人気一位になることはあり得ないし、もし仮にそうだったとしても、すぐさまチャージ額を確認して14万だったら、すぐさまキャンセルすればお金は戻ってくるはずだ。

と言うことで課金してチェックしたら、普通に1400円だった。

ズバリ言ってしまうけど、

 1400円の娯楽としては、飛び抜けてパフォーマンスがイイ。

もちろんあくまで僕にとっては、と言う注釈が付くものの。

画像生成AIというのは、つまりは「文字を絵にする」ことを指す。「女の子」という文字列は、どれだけ見続けてもテキストのままだが、このアプリを通すと、

 女の子の写真やイラストに変換される。

例えばそれは、RPGのキャラメイクほど思い通りにはならない。オッパイの大きさも、身長も、国籍やヘアスタイルも。ただ一方で、テンプレにない物も作ることが出来る。RPGのメイクでは選択肢にないものは選べないが、スペライならその限りではない。

 キャラメイクで「ゴジラ」を使いたいと思ってもそれは不可能だ。

もっとも、スペライで「ゴジラ」を入れたからと言って、「あのゴジラ」が出てくるわけではないが。具体的に言えば、

 大きさも、デザインも、色も、形も、全てが「え?これがゴジラ?」というものが出来上がる。

ガメラなんか「巨大な亀だよな?」というのが出来上がったりするし、「未来の戦闘機」で生成しても、

 どう考えても飛ばないだろ、と言う左右非対称の「筒」が出来上がったりする。

得手不得手はあるものの、特に得意としている分野に関しては、

 飛び抜けて凄い結果を導き出したりする。

と言うか、これまでネットで見かけた「AI女子」の大半は、このアプリで作り出すことが出来そうだと思うし、以前一度だけ試したPCソフトのような、

 「どう見ても妖怪」が出来上がったりはしない。
※必ずではないけど

まぁたまには、「上半身と上半身が繋がってたり」「足が3本だったり」「指が6本だったり」「上半身が男なのにイチモツが無かったり」「女の子と書いてるのに男が出てきたり」、、、

 テキストとは似ても似つかないものが出力されることもあるけど。

てか、どういうアルゴリズムなのか全くわからないけど、

 「宇宙船」

と言うキーワードだけで、

 なぜ女の子が?

と言うこともあったりするけど。ともかく、課金したことで、

1枚目が出来るまで約15秒。2枚目以降はそこから5秒後。4枚
※無課金だと2枚までだけど課金すると同時に4枚まで生成される
全部出るのに約30秒。

不具合というほどではないけど、タイミングを間違えてスマホの戻るボタンを押してしまうと、それまで書いたテキストが一瞬で消失してしまったりもするけど、気になるのが出来たらそれをスクショしておけばいい。デジラマ作りの過程と違って、消失したところでテキスト。内容がわかっていればすぐさま復帰も出来る。数をこなせばミスも減っていくし。

ちなみに、特に気に入った物はアプリ内で高精細化することも出来る。その為の通貨は、1日2回、200コインずつ配布され、月額課金したら、その場で1万コイン配布される。高精細化には60コイン使う。顔をアレンジするとか、同じ雰囲気で別バージョンとかでもコインを使うが、そっちはあまりやってない。

高精細化は、PCでも出来る。が、手間は圧倒的に掛かる。スペライ上で高精細化すると、約20秒待たされるけど、PCでやる手間を考えたら一瞬だ。

・・・

4枚30秒で生成出来るということは、1000枚作るのに125分だが、実際は全てが合格じゃない。前述のような妖怪が出てきたら保存はしないし、全く同じような内容でもスルーする。

 それでも現在僕のスペライフォルダには1678枚の画像がある。

1枚は50KBほどでとても小さい。高画質化したとしても200Kほど。普段のデジラマで「10MB」なんてのを見てる自分からしたら、「ミクロサイズ」だ。

だからこそ気楽にガンガン作れるし、楽しい。画質が悪いのは「拡大したときに切なくなる」ものの、拡大しなければどうと言うことはないし、どうしてもの場合の逃げ道もある。

 とにかく自分の想像力を問われる感じが楽しいのだ。

文字ならいくらでも、誰でも打つことが出来る。でも絵を描くとなったらそうは行かない。

 その「絶対的だった溝」が、このアプリによって橋渡しされる。

たかが1400円で!

・・・

一方残念な点もある。それは、これが基本エロをベースに作られているので、おおっぴらに誰かに見せたり、共感してもらったりしづらいと言うこと。インスタに上げたらマッハでアカウントを止められるだろう。

また、「基本的に似た仕上がりになる」こともある。AIの絵や写真を見たことがある人も少なくないと思うけど、何度も見てるとほどなく、

 飽きるし、慣れる。

でも、「慣れのそのさき」を今僕は楽しんでいたりもする。どれも同じに見える、、、けど違う。その「けど違う」の部分を楽しんだりする。

どうすれば翼を大きく出来るのか、

どうすればメカニカルな部屋にできるのか

どうすればかわいくなるのか

どうすればエロくなるのか

一緒に楽しんでくれる人が居ないのがもどかしい。誰かに傑作を見せられないのももどかしい。自分が傑作だと思ったものを傑作だと共感して貰える人が見あたらないのがもどかしい。

 デジラマと比べるとかなり「孤独」な娯楽ではあるのだよな。

ちなみに、、、

・深海は無理

・宇宙船関連は主に無理

・SFも苦手

・汚れも難しいけど、瓦礫は得意

・戦闘機や戦車はあんま得意じゃない

・お城は得意

得手不得手はかなりあるけど、まぁそこはソレって感じで、

 今はどっぷり触ってる次第だ。
※スマホのバッテリーがすぐ無くなるほどに

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